プロジェクトアブロードは、持続可能な取り組みを使命の中核に置いています。
プロジェクトアブロードを選ぶということは、単に冒険の旅に出るということではなく、より明るく持続可能な旅の未来を切り開くということになるのです。
その方法をご紹介します:
1. プログラムは最大限・渡航は最小限の影響を目指す
プロジェクトアブロードは、責任ある渡航をすべての活動の中心に据えています。
というのも、プロジェクトアブロードには、渡航は地域社会から地球全体の環境まで、関係者すべてに利益をもたらすべきものであるという信念があります。
その実現に向けて、以下に重点を置いて持続可能性を追求し続けています:
低負荷モデル:
プロジェクトアブロードのプログラムは、地域社会に利益をもたらし、環境に配慮し、現地の野生生物・人々・文化を尊重するものでなくてはなりません。
この実現に向けて、二酸化炭素排出量の削減、地元での調達、持続可能なビジネスの支援において、最大限の努力を行っています。
やむを得ない二酸化炭素の排出については、Ecologiの二酸化炭素回避への取り組みに資金を提供し、二酸化炭素排出量のバランスを保ち、活動による周囲への影響が低負荷になるよう運営しています。
地域社会に根付いた運営:
プロジェクトアブロードのプログラムは、サービスが行き届いていない地域社会に直接資源を提供しています。
その土地の文化的背景を考慮しつつ最大限の良い影響を与えられるよう、プログラムには現地の人々の知見を積極的に採用。
国際的な課題に対して、現地の関係者と共に長期的な視点の解決策の立案に努めています。
長期的な取り組み:
プロジェクトアブロードのプログラムは、長期的かつ包括的な改善を目標に戦略的に設計されています。
持続可能な発展は、各分野を超えた協力によって達成されるものです。
プロジェクトアブロードは、医療・ヘルスケア、環境保護、チャイルドケア、教育、マイクロファイナンスなど、さまざまな分野での活動に取り組んでいます。
ボランティア一人ひとりの参加が、支援を必要としている現地に経済的機会を生み出すきっかけとなり、草の根レベルで自然環境と地域社会にポジティブな影響を与えてゆくのです。
2. 二酸化炭素排出への対策
プロジェクトアブロードは、国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)で発表された「観光における気候変動対策に関するグラスゴー宣言」の創設メンバーとして、自然環境に対する責任を真剣に受け止めています。
プログラムや業務から排出される温室効果ガスの一因である、二酸化炭素排出量を綿密に監視・測定し、今後も可能な限り排出量の削減に努めています。
二酸化炭素排出量の相殺:
Ecologiとの提携により、プロジェクトアブロードが排出する二酸化炭素を100%相殺する「カーボン・ニュートラル(Carbon Neutral)」を実現。
プロジェクトアブロードの資金貢献は、自然保護地域の拡大、持続可能な暮らしの支援、劣化した景観の再生、二酸化炭素回避を促進しています。
二酸化炭素排出量の相殺以上の努力 :
プロジェクトアブロードは、単に二酸化炭素排出量を相殺することからさらに踏み込み、排出した以上の二酸化炭素を吸収する「クライメート・ポジティブ(Climate Positive)」を実現しています。
具体的には、まずEcologiを通じてカーボン・ニュートラルを達成し、Ecologiとプロジェクトアブロードの温室効果ガス管理プログラムを通じて、参加者が一人増える度に一本の木を植える植林活動を実施。
環境保護プログラムの重要な一環であるこの取り組みは、2014年以来23万本以上の植樹を達成しました(内約18万本はマングローブ)。
2023年に相殺した二酸化炭素排出量は、987.18トン。
これは、参加者のフライトを除いたプロジェクトアブロードのすべての活動から出る排出量をカバーしています。
排出量の計算方法とバランスのとり方については、気候変動に対する行動計画をご覧ください。
フライトの二酸化炭素排出量の相殺:
プロジェクトアブロードは、CLevelとの提携によって、参加者一人ひとりのフライトから出る二酸化炭素排出量を相殺する機会を設けています。
ご自身が利用したフライトの二酸化炭素排出量の相殺に貢献する第一歩は、まず専用の計算機を使って二酸化炭素排出量を知ることから。
その排出量を相殺するだけの支援金をCLevelのプロジェクトに課金することによって、二酸化炭素排出の相殺が達成されます。
このCLevel主導の地域型の森林再生プロジェクトでは、みなさんのフライトから出た二酸化炭素排出量と同量の二酸化炭素を吸収または貯留しています。
3. 生物多様性を育む
生物多様性は、自然環境の再生の基盤となります。
以下を通したプロジェクトアブロードが促進するバランスの取れた生態系の確立は、今後の環境課題への適応性を保証するのです。
入念な監視・観察:
絶滅危機種の監視・観察を徹底しています。
生態系の回復:
固有種の動植物の回復に積極的に取り組んでいます。
自然に基づいた解決策:
気候変動への対策に向けて、自然に基づいた解決策を提唱しています。
これらを実現するべく、プロジェクトアブロードは今日も国境を越えて環境保護プログラムを実施しています。
持続可能な未来を築くために
プロジェクトアブロードは、持続可能な取り組みにおいて完璧を目指す一方で、まだ達成への道のりは長いことを理解しています。
今後も改善への努力を惜しまず、進捗状況報告において透明性を保ち、環境への負荷の削減に取り組んでいく次第です。
プロジェクトアブロードは、これからもさまざまな機関と積極的に提携・協力していきたいと考えています。
そして今もこれからも、たくさんのボランティアのみなさんからのサポートを活動の軸として、世界により良い影響を与え続けられるよう努めていきます。
持続可能なプログラムを支える提携機関:
あなたの責任ある選択が、プロジェクトアブロードと共により明るく持続可能な渡航の未来を創造していきます。
プロジェクトアブロードのプログラムを通して、世界に良い変化を生み出す一員となりませんか?