10代の今海外ボランティアへ
中学生の頃から途上国へのボランティア活動には興味があった。
10代の内に海外ボランティア活動に参加したいと思っていたので、ちょうどいいタイミングでプロジェクトアブロードに出会うことが出来た。
ネットで「高校生海外ボランティア」と検索して一番信頼できるように感じたので、プロジェクトアブロードに決定した。
古着をネパールに届けたい
私の1番の留学の目的は、古着を届けることだった。
留学が決まる前から、友達などを通して服を集めていた。
200着近くまで集まった。
しかし、行くことが決まり、検疫などの実際問題があることを知り、全てを一度に届けることは不可能と知った。
今回は、30着をネパールの子供達に届けることに決めた。
古着をどこでどうやって届けたらいいのか不安だったが、現地に着くとすぐに解決した。
他にも環境、食事、言葉、服装など、渡航前は様々なことに不安だったが、事前に調べたり、事前オリエンテーションで知り合った仲間達と情報交換していたので、不安よりもワクワク感が優っていた。
どれも心に残った活動
お昼寝タイムをしている小さな子から、高校生くらいの同世代もいるような学校で、ペイントの活動をしていた。
最初はひたすら同じ色を壁に塗って、壁の色が剥がれているところなどの補正をしていた。
全て塗り終わると、子供達にとって学習になるようなイラストを描いた。
私たちのグループは、五大栄養素のイラストを描いたり、ネパールの伝統食ダルバートの絵などを描いていた。
他のグループは、各国の国旗や、国を象徴する動物のイラストなどを描いていた。
ペイントが終わると、私は5~6さいのクラスの担任になった。
英語の歌を歌ったり、折り紙をみんなで作ったり、外で輪を作って遊んだりした。
歯磨きの仕方や、手洗いの仕方の指導もした。
最後の学校でのお別れ会で、ネパールの伝統的な衣装を着て、女の子達が踊りを披露してくれたことが印象的だった。
とても素敵な踊りだった。
ボランティア一人一人がステージに上がり、赤い粉をつけてもらい、ストールもかけてもらった。
子供達が歓声を上げながら盛り上げてくれたので、うれしかった。
ネパール生活と言葉の壁
滞在したホテルは、とても清潔で過ごしやすかった。
食事は毎日美味しくて、たくさん食べた。
油物や炭水化物が多く感じた。
洗濯は、手洗いをしていた。
手洗いにハマってしまって、楽しくなったので他のメンバーの分の洗濯もしていた。
ルームメイトは始めは外国人かなぁと期待していたが、日本人だった。
日本人だったからこそ、姉妹のようになんでも話せる仲間になった。
一方で、外国人ボランティア達との英語の会話が大変だった。
英語はあまり使わないかと思っていたが、思いの外毎日使った。
英語の勉強をもっとしていればよかったと考え直した。
外国人は外国人、日本人は日本人と壁が作られている感じがしたので悔しかった。
お金=幸せではない世界
お金があるから幸せ、というわけでもないのかなぁと思った。
日本にいると、忙しくしてお金があれば偉い人みたいな感じがしていたが、ネパール人の生活を見て考えが変わった。
ネパール人は時間がルーズに進んでいて、みんな純粋な感じがした。
たとえ大人でも手を振れば振り返してくれるし、笑顔を返してくれる。
心に余裕があるんだなぁと思った。
途上国だからみんながみんな苦しんでいる訳ではないんだと知った。
途上国への偏見がなくなった。
また外国人との会話を通して、自分から話しかける強さを学んだ。
自分から話題を振りかけないと、仲良くなれはしない。能動的に言動すること!
今後への意気込み
途上国への興味が更に増したので、様々な途上国の真の現状を自分の目で見に行きたくなった。
本や写真などで見ることは簡単だが、多くは語れない。
自分自身の経験にしていきたい。
そして海外で活動するにあたって、英語の必要性を見に染みて感じた。
言語としての英語を操れるように勉強する。
この経験を、ありがとう
本当に感謝しかない。
全てが楽しかったし、経験になった。
日本人の素晴らしい仲間たち、世界中の同年代の子達と活動ができて嬉しかった!
外国人の子たちとは、もっと英語で話をしたかった!
その為の勉強を頑張ると自分に火がついた!
一生の宝物の思い出になった!
これから参加する高校生へ
やるしかない!
最高の仲間と活動が君を待っている!!
この体験談は、主観に基づいて綴られています。
その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。
ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。