医学部進学へのモチベーションを得たい
僕は将来、医療関係の職業につこうと思っています。
しかし、医学部の受験はとてもハードルが高く、勉強に対するモチベーションを上げるためにこのプログラムに参加しました。
もともと海外の医療に興味があったということも、理由の一つです。
渡航前は、とてもワクワクしていて夜も眠れないほどでした。
僕自身が中学の時に寮生活を送っていたのもあり、一人で旅をすることに差し支えはありませんでした。
今までイギリスやアメリカなどには行ってはいましたが、今までとは全く異なる発展途上国なので、どのような医療をしているのかなど、とてもワクワクしていました。
衝撃の光景だった医療現場
現地では、現地で働く現役医師によるレクチャー、病院訪問、アフリカのご飯作り、滝に行く、サファリへ動物を見に行く、ホームステイするなどの活動を行いました。
最も印象に残っている出来事は、病院に訪問した時の医療環境の酷さです。
注射を打つ時にアルコール消毒をしない患者さんがいたり、ベットや医療器具の上でハエがたかっていたり、日本では絶対にないような光景が当たり前のように広がっていて、とても衝撃を受けました。
タンザニア生活のあれこれ
基本的には、ホステルに泊まりました。
現地の方もすごく優しく接してくれて、とても話しやすかったです。
食事は1日3食きちんと出ます。ただ、ご飯のメニューが大体毎日変わらないので、すぐに飽きてきます。
僕が今回のボランティアで最も苦労したことは、洗濯です。
先ほど書いた通り、僕は手洗いをしたという経験がほとんどなく、お水をためて洗剤を入れて手で洗うという行為自体がとても新鮮な経験ができました。
洗濯板を持っていくことをお勧めします!
タンザニアを知って己を知る
プログラムを通して、僕はいかに日本という環境が恵まれているかということを第一にしみじみと実感しました。
まず道路は当たり前のように舗装されてるし、朝は電気がつくし、排水溝が詰まって部屋中水浸しになるようなことは滅多にないし。
医療環境においても、日本で当たり前のように薬や治療をすれば治る病気が、タンザニアでは薬で進行を遅らせたりなどして完全に治るわけではなかったり、治療する衛生環境が悪かったり。
その点では、日本はとても優れていると深く実感しました。
またこのプログラムでは、自分の意見を発信していく機会がとても多く、自分の意見を素直に出せるようになりました。要するに、言いたいことが人に対して言えるようになりました。
今回のボランティアを通して、プロジェクトアブロードには様々なことを学ばせていただきました。
このプログラムに参加できてとても光栄に思えます。またぜひ機会があれば、参加してみたいです!
タンザニアに来て、結果的に勉強に対するモチベーションが上がったので、これから頑張って勉強して医者になって、いつか海外で勤めてみたいと思います。
これから参加する高校生へ
今もしプロジェクトアブロードの何らかのボランティアに参加しようかどうか迷っているのならば、絶対に参加した方がいいと思いますし、参加するべきだと思います!
現地では日本とは全く異なるものを見て、本当に多くの衝撃を受けると思います。
それは必ず将来のためになりますし、自分のこれからを必ず変えてくれます!
この体験談は、主観に基づいて綴られています。
その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。
ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。