焦点は、高校2年生の夏休み
高校2年生の夏休みということで、何か自分にとって今しかできない貴重な体験をしたいと思い、海外ボランティアに参加することを決めました。
夏休みので時間は限られているため、短期間活動することができるボランティアを探していたところ、プロジェクトアブロードの高校生スペシャルというのがあることを知り、参加することにしました。
高校生スペシャルでは、集合が現地集合だったので、一人で空港での手続きをして旅立つ必要がありました。
私自身海外にはよく行くものの、家族旅行や研修旅行が多く、周りには必ず知っている人がいる状態に慣れていたため、今回の渡航前は少し不安でした。
英語には心配はなかったのですが、現地の言葉の方を心配していました。
高校生ボランティアとして訪れたカンボジアでの経験
活動内容としては、朝バスや船を使って学校まで行き、午前中に子どもたちに前日考えておいた授業を行い、昼食をレストランでとった後、午後は校舎裏をセメントで固めたり、窓にペンキで塗ったりしました。
カンボジアの子どもたちは、英語がほとんど通じませんでした。
(中には通訳してくれる子もいましたが。)
そんな中で、先生として、子どもたちに「これをやって」と伝えるのがとても難しく大変でした。
活動でもっとも印象的だったのは、最後のお別れです。
2週間という短い期間でしたが、一緒にカンボジアの子供たちの為に頑張った仲間たちとの思い出がたくさんあり過ぎて、とても感動しました。
カンボジアでの生活
滞在先のホテルの食事はとても美味しく、水も綺麗で自由に飲むことができたので、とても良かったと思います。
洗濯は、ホテルに頼むことができたので、自分で洗うことはありませんでした。
ルームメイトは、同じ日本人の子達で仲良くしてくれました。
自分にできることを考え、人に役立ちたい
このプログラムを通して、常に自分が今何ができるのかを考えるようになりました。
それは、2週間仲間達と次の日の授業内容を夜遅くまで考える中で、今自分はこれをしなくてはならない、また、こうしたら自分も役に立てるはずだと考えていたからだと思います。
今回のボランティアの体験を通して、自分はもっと世界で活躍できるような人になりたいと思いました。
これからは今できる勉強をしっかりとして、お世話になった現地スタッフやプロジェクトアブロードの方々のように誰かの為に動ける人、誰かの為に力を貸してあげることができる人になりたいです。
あとは、この経験をどう活かしてこれからの人生を歩んで行くかは、自分次第だと考えているので、誰かの役に立てるような人になれるよう、一日一日をしっかり過ごしていきたいです。
これから参加する高校生へ
僕も、これから参加する人へのメッセージを読んで、この高校生スペシャルに参加しました。
渡航前は少し不安でしたが、現地に到着して、くさんの良い仲間達に会うことができ、高校生では体験できないような貴重な経験をさせて頂きました。
そして、僕自身、ボランティアを通して少し成長することもできました。
最初は誰でも不安だったり、緊張はあると思います。
でも、その不安や緊張を超えた先に、自分の成長に繋がる大事なものがあると思うので、勇気を出して自分を必要としてくれる人達の役に立ってあげて下さい。
この体験談は、主観に基づいて綴られています。
その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。
ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。