私は高2の冬休みを利用し、期間限定プログラムの2週間 & 通年プログラムのチャイルドケア1週間の計3週間、ガーナで活動してきました。
今参加を考えている方の参考になればと思い、この体験談を書きます。
参加するなら「冬休み」
夏休みの高校生スペシャルを利用する方が多い中、私が冬休みをオススメする理由は「異文化体験」「乾季」の2つです。
異文化体験
キリスト教徒の多いガーナでは、盛大にクリスマスをお祝いします。
街ではサンタ帽がたくさん売られ、ラジオからはクリスマスソングが流れ続け、活動先では子どもたちとパーティーを行いました。
また、年越しは住民みんなが教会に集まり、歌って踊って盛大に楽しみます。
日本とはまた違った年末年始を過ごすことができ、とても素敵な経験になりました。
乾季
1年中暖かいガーナですが、8月頃は雨季で、私が行った12月は乾季でした。
そのため蚊がとても少なくて、蚊帳なしでも問題なく過ごすことができました。
マラリア流行地のため、もちろん予防薬や虫よけはしましたが、乾季は比較的快適に過ごせる時期なのではないかなと思います。
また、参加人数が少なくてグループが小規模な分、メンバー間やスタッフさんとの距離が近くなり、英語の苦手な私でも置いて行かれることなくコミュニケーションをとることができました。
最初は「ガーナのクリスマスを見てみたい!」という理由だけで冬の渡航を決意し、「夏じゃなくてよかったのかな…」と不安に思うこともあったのですが、冬休みならではの経験も多くでき、とても満足しています。
初めてProjects Abroadに参加するなら、通年プログラムのチャイルドケアからではなく、このような団体プログラムからスタートすることをオススメします。
毎日の計画が組まれており、常に多国籍のメンバーと一緒に移動や観光まで全部連れて行ってもらえるため、現地に慣れるまでも安心して充実したプログラムを過ごせます。
参加するなら「Projects Abroad」
海外旅行も1人で飛行機に乗ったこともなく、英語が話せるわけでもなかった高校生の私ですが、無事安全にガーナ生活を楽しみ、帰ってくることができました。
それは全てProjects Abroadさんのおかげだったと思っています。
現地に日本人スタッフがいない分、自分の英語力がとても不安だったのですが、現地のスタッフさんは私が理解するまで何度も分かりやすい英語で繰り返し説明してくださり、ちょっとした疑問やお願いにもすぐ対応してくれました。
生活面や観光までしっかりサポートしてくださり、安心してガーナを楽しむことができました。
もちろん参加費は安くないかもしれませんが、その分のサポートや安心感を考えると決して高くない値段だと思います。
私は、機会があれば是非またProjects Abroadのプログラムを利用したいと思っています。
参加するなら「今」
1年前、「アフリカの生活を体感したい」「この子どもたちに会ってみたい」と小さな好奇心だけで留学を決意した私。
ホームステイで生活に密着し、毎日ローカルフードを食べ、元気な子どもたちと遊び、沢山観光もしました。
1人で首都に旅行し、1人でシェアタクシーやトロトロ(現地の方がよく利用するバス)を使って移動し、1人で商店に立ち寄ってアイスを食べながら滞在先に帰った日もありました。
今までの自分では、想像もつかなかったことです。
もしあの時、「英語不安だからやめておこう」「日本人誰もいないのに女子高校生1人って怖いな」と言って諦めていたら知らなかった世界がそこにはありました。
首都全体を包むゴミの匂いも、子どもたちや野良犬に集る大量のハエも、フレンドリーに挨拶してくれるガーナの方々の笑顔も、経験したもの全てが宝物で、忘れることのできない大切な思い出です。
優しくて意欲のある他国のメンバーたちも、スタッフさんもホストファミリーも、不器用で英語に慣れない私を助けてくれました。
思い切ってガーナに来てよかったと、今、心から感じています。
これから参加する方へ
迷う必要はありません。
この体験談を読んでいる方、チャンスがあるならチャレンジしてください。
一歩踏み出した先には、新しい世界が広がっています。
応援しています。
最後になりましたが、出国前から帰国後までサポートしてくださったProject Abroadの皆さん、一緒に活動してくれた大好きなメンバーの皆さん、本当にありがとうございました。
この体験談は、主観に基づいて綴られています。
その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。
ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。