きっかけは、友人の一声
私とプロジェクトアブロードとの出会いは、友人の一声でした。
友人がAO推薦を狙っていて、「もしよかったら来ない?」と誘われ、興味を持ちました。
私は素晴らしい体験ができると思い、参加を決意しました。
想像以上のボランティア活動
プログラムの場所は、アジア最貧国のネパールでした。
行った活動内容は、学校の建築作業です。
穴を掘り、レンガを敷き詰める作業でした。
一見簡単そうに見えますが、専用の機械がないので、すべて手作業で行います。
レンガを敷き詰める際には、セメントで固定するのですが、セメントを作る際にも、石、砂利、砂、セメントの元を水と合わせて作るのです。
また何よりもつらかったのは、雨で掘った穴に水が入り、もう一度掘らなければならなかったことです。
ただでさえ辛い穴掘りをした後に、水を吸った土を持ち上げるのはとても骨が折れました。
自分の中の変化
しかし、辛い思い出だけではありません。
同じプログラムに参加していた台湾の人達との出会いです。
最初はお互い緊張して交流できませんでしたが、徐々に打ち解けあい、夕食を一緒にとり、ゲームやお互いの国の異文化交流をしました。
私はそこで、異国の人と喋ることがとても楽しいことに気付きました。
私はもっと交流ができるように、苦手な英語を勉強しようと思いました。
不安だったネパール生活
ネパールの生活には、少し不安がありました。
水はきれいなのか、窃盗にあったりしないかと思っていました。
しかし、予想に反して現地の人やプロジェクトアブロードの人達はとても友好的で、親切でした。
泊まったホテルの人も、毎日気を利かせてペットボトルの水をくれました。
建築作業のときは、的確な指示をくださりスムーズに作業ができました。
私がネパールでのプログラムを快適に行えたのは、この人達のおかげだと思います。
今後への夢
私はこのプログラムを通じて、世界を見る目が変わりました。
今までは、発展途上国は本当に夢も希望もない国だと思っていましたが、ネパールに住んでいる人達は毎日楽しく暮らしていました。
「自分は幸せだと思いますか?」という質問に対し、学校の子供たちは満場一致で「幸せです」と答えました。
私はとても感動しました。
このプログラムの経験を活かして、世界の貧困を改善したいと思いました。
プロジグラムを紹介してくれた人、プロジェクトアブロードの人、現地の人のお陰で、素晴らしい経験をさせてくださって、感謝しています。
この経験を糧に、貧困改善に向けて頑張りたいと思います。
この体験談は、主観に基づいて綴られています。
その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。
ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。