不安を乗り越えて得た自信
とにかく海外に⾏ってみたくてトビタテ留学JAPANに応募しました。
そのときに、語学留学だけでは物⾜りないだろうと、将来医療分野で働いてみたいこともあり、医療ボランティアをしてみようと候補を絞りました。
どうせ⾏くなら、滅多に⾏こうと思わない⼟地に⾏きたい!と思ってネパールにしました。
エスコートフライトの予定を⾒ずに航空券を購⼊したので、1⼈でタイで経由できるかがとても不安でした。
あと、⾃分の英語⼒も。
渡航前⽇はそわそわしてました。何度もパスポートを確認して、荷物を確認して、緊急時の対応を確認して。
あとから考えると、1⼈で⾏ったこと⾃体が⾃分にとって⼤きな⾃信になったと思います。
かけがえのない活動経験
メインの活動は、ネパールの医療機関の⾒学です。
医師について⾏って「どんな患者さんな のかどんな治療をしているのか」具体的な内容は決まってないので、⾃分たちの⾏動⼒によ って活動の幅は変わると思います。
⾃分の英語⼒の拙さもあり、踏み込んだ質問は難しかったです。
拙かったからこそ、同じボランティアメンバーの⼦に割り切ってなんでも質問できたし、そのことがコミュニケーションにも繋がりました。
特にCMCが⾯⽩かったです。
偶然出産に⽴ち会うことが出来て、後産まで⾒てきました。
⽇本なら絶対許されないことも、ネパールの緩さだからこそ出来た部分も多かったです。
かけがえのない経験ができました。
ネパール生活
滞在先はホテルです。
海外の観光客向けということもあり、エアコンもある、お湯も出る想像していたより質が良かったです。
あとご飯も美味しかったです。
洗濯は何⽇分かを溜めてまとめてホテルのクリーニングに出しました。
それほど⾼くもなく、仕上がりも良かったです。
⼀番のハプニングが、ルームメイトが⾼熱を出してCMCのemergency roomに運ばれたことです。
3⽇前には病院⾒学に来ていて、そのとき教えてくれた医師が担当医でもないのに診てくださり、とても⼼強かったです。
また点滴液には、⼤塚製薬の⽣⾷が使われていたので安⼼できました。
ただlanguage barrierがあったのを関係者みんなが分かっていたので、Google translateやジェスチャーを使って⼀⽣懸命伝えてくれました。
偶然、ERに関⻄弁を話すネパール⼈が居て、英語とネパール語と⽇本語が⾶び交うインターナショナルな場がとても楽しかったです。
検査の結果はなんともなく、良かったです。
貴重な経験をしました。
今、ネパールでの経験を振り返って
⼤変だったのは、やっぱり⾔語の壁です。
⾔語の壁さえなければ、ネイティブとももっと会話できたし、ネパール⼈とももっとコミュニケーションを取れたはずです。
英語が拙いことを承知の上で英語を⼝にして、なんとか伝わった時とかは嬉しかったです。
逆に、他国の⽂化・習慣の中に⾝を置き、その場を楽しめるようになりました。
⾔語に限らないコミュニケーションの⽅法で、海外の⼈と信頼関係を築けるようになりました。
でもやっぱり英語は要ります。
あって損はないと思います。
私も帰国してから勉強します。
まずは英語を向上させたいです。
そして、将来ボランティアメンバーとネパールに⾏きたいと思います。
そのためにも、今は勉強に励み、将来の夢が志望通りになるよう頑張ります。
これから参加する高校生へ
今までに経験したことがない、濃密な2週間でした。
今すぐにでも、またボランティアメンバーに会いたくて仕⽅がありません。
感謝しかないです。
こんな場を提供してくださり、ありがとうございました。
今迷っている⼈、もうボランティアを決めた⼈も⾃分の⾏動⼒を信じて、今だからこそできる機会を逃さないでください。
この体験談は、主観に基づいて綴られています。
その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。
ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。