環境保護の仕事に就きたい

私は去年の7月ごろに、このプログラムに出会いました。

その時は、丁度進路で環境保護か水族館や動物園で働くかで迷っていました。

自分は飼育より環境保護の仕事に就きたい気持ちの方が少しだけ強かったので、ボランティアで環境保護が出来るプログラムを探していた時にプロジェクトアブロードのサイトを見つけ、説明会に行きました。

私は環境保護の中でも海の生物が好きだったので、海洋保護のボランティアをしたいと思いました。

最初はフィジーに行こうとしていたけど、予算が足りなかったのでタイの方にしました。

あと、プログラムの詳細で海の写真を見たとき、とてもきれいだったのでタイを選びました。

活動の流れ

1週間の活動はいつもレストランのホワイトボードに書かれており、週3日ダイビング、週2日で環境保護について勉強したり、カヌーに乗ったりしました。

私の場合、まずダイビングのライセンス取得から始まりました。

1週間で、テキストの勉強と、実習でプール練習と、海での練習をしました。

2週間目から、他のボランティアの人たちと一緒に活動しました。

私が体験したタイ生活

タイでは、3月は乾季で気温も30度超えととても暑く、外出する時は帽子と日焼け止めと飲み物は欠かせませんでした。でも、日本の夏と違ってジメジメしなかったので、暑くても過ごしやすかったです。

宿泊先にはたくさんの猫と2匹の犬がいて、とても可愛くていつも撫でたりしていました。

タイの料理は基本辛いものが多く、あまり辛いものが得意では無かった私は食べるのにいつも水を飲みながら食べていました。

そして、他のボランティアの方々ともたくさんコミュニケーションをとることができ、みんな気さくに喋りかけてくれたり、私が片言英語で喋っても一生懸命聞いて理解してくれたり、とても優しい方ばかりで全然ホームシックなることも無く過ごせました。

ときには、ボランティアのみんなとスタッフさんで晩御飯を食べに行ったり、ナイトマーケットに行って買い物をしたりしました。

休日には、ボートに乗ってライレイビーチという大きな半島に観光しに行きました。

見て学び、心で感じたこと

タイの海洋保護で学んだことは、プラスチックゴミが様々な海の生き物に大きな影響を与えていることです。

たとえば、ゴミが体に引かかって取れなくなったり、食べ物と間違えて食べてしまって死んでしまったりなど、これらのことがどんどん進んでいくと、やがて生物が住めなくなったり絶滅してしまうことが分かりました。

魚を解剖してマイクロプラスチックを顕微鏡で見た時、人体にもこれが入っていたらと思うと怖くなりました。

なので、これからもっとゴミ問題の事について深刻に考えないといけないことに気づかされました。

もう一つは、言語が通じなくても外国の人と仲良くなれることです。

先程話したように、みんな私がどんなに英語が正しく喋れていなくても、耳を傾けてもう一度聞き直して理解してくれようとしてくれました。

だから、仲良くなるのに言葉の壁はないということが分かりました。

環境に適応した自分がいた

成長したことは、やはり英語を聞くことに抵抗が少し無くなったのと、簡単な英語の文章が読めるようになり、少し会話がスムーズにできるようになりました。

これも、毎日英語を聞いて喋っていたからだと思います。

あとは、自分から積極的に話しかけることが出来るようになりました。

ダイビングの時に分からないとこがあったり、もう一度教えてほしいところがあった時にすぐ聞くようにしたりして、分からないところを減らすようにしました。

守りたい、私たちの海を

私は海の環境保護の仕事に就いて、この経験を活かそうと思います。

世界中の海には、まだまだ多くのプラスチックゴミがあると思います。

なので、もっと環境保護の知識を深めて、海に漂っているゴミを減らす方法を見つけたいです。

あと海の環境保護ボランティアに参加して、きれいな海を保つために貢献したいと思います。

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タイでダイビング&海洋環境保護 北川七光

この体験談は、主観に基づいて綴られています。

その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。

ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。