ケニアで環境保護活動に取り組む高校生ボランティア児玉実央さん

ケニアでチャイルドケア&地域奉仕活動とアフリカ東部サバンナ環境保護 児玉実央

これだ、と思った

私はトビタテ!留学JAPANを通して、3週間ケニアへ国際ボランティアのため留学しました。

高校生スペシャルのチャイルドケア&地域奉仕活動に2週間、そして環境保護に1週間参加しました。

まず、私は高校生でも安全に留学でき、かつ私が興味あることも含まれている留学先機関を探していました。

その時、プロジェクトアブロードに出会い、高校生スペシャルを見た瞬間、「これだ」と思いました。

その中でも私が興味ある分野、子供たちの世話と環境保護を中心にプログラムの内容を探していたので、高校生スペシャルの中でもあると知った時、とても喜び、こんなにぴったりなプログラムがあることが少し信じられませんでした。

しかもサポートが日本から海外までつき、何から何までサポートしてくれるプロジェクトアブロードは、本当に今回の留学に完璧な留学先機関だと思いました。

チャイルドケア&地域奉仕活動

チャイルドケア&地域奉仕活動では、貧しい人まで治療することで有名な、フルマと呼ばれる病院で働きました。

そこで、牛小屋を作ってほしいという依頼が来ました。

実は、牛は患者さんが毎日飲む牛乳を出してくれたり、糞で穀物が育つ土を豊かにしたりと、病院にとってかかせない存在なのです。

しかし、今では牛の数が増えすぎてしまい、牛が窮屈な状態に押し込まれているのです。

これでは、うまく牛乳や糞を出すことができないということで、新しく、さらに大きい牛小屋を作るプロジェクトに取り組むことになりました。

この理由を聞き、牛小屋を作る大切さを理解し、納得しました。

しかし、私たちはこのプログラムの詳細を書いているウェブサイトを見て、子供たちともっと交流し、そこの学校や孤児院で活動をすると思っていました。なので、正直なところ、結構びっくりし、少しがっかりしました。

そこで、これをプロジェクトアブロードのスタッフに話してみると、活動を子供たちともっと交流できるように調整してくれると言ってくれました。

この急なスケジュール替えを考えて、作り上げて、対応してくれたスタッフには、本当に感謝しています。

おかげでとても満足できる日々をその後、過ごすことができました。

牛小屋で2日くらい働きましたが、その後はフラハと呼ばれる孤児院や、ハッピーキッズと呼ばれる学校の遊具や建物の修理をしました。

そして、午後はその子供たちと遊び、ケニアの文化を学びました。

週末にはサファリに行ったり、マサイ族に会いに行ったり、活動メンバーと交流しました。

アフリカ東部サバンナ環境保護活動

環境保護では、敷地内のキリンを数えて記録したり、道路の修理をしたり、農作業をしました。

そして午後は部屋でリラックスし、落ち着いて過ごす日々が多かったです。

一度、敷地内の学校を訪れ、そこの子供たちに運動服や靴の寄付をし、それでサッカー戦をしました。

結局私たちが負けてしまいましたが、とても楽しい時間を過ごすことができました。

こうした充実した生活を送っている中、私は高校生の中でヨーロッパの国から来ている人が大勢いることに気づきました。

それもあり、最初はなかなか馴染みにくい環境で少し困りました。

しかし、だんだん自分から積極的に話すことで向こうからも話しかけてくれ、最後は別れるときに泣いてしまうくらい仲がよくなりました。

有意義だったケニア生活

チャイルドケア&地域奉仕活動では、きれいで安全そうな場所にある家でホームステイしました。

ホームステイ先には、ホストとメイドがいました。

二人ともとても親切で、なにか困りごとがあれば、すぐに駆けつけてくれました。

ホームステイ先のおかげで、最後の最後まで、一回も困りごとや不具合がなかったです。

とても楽しい時間を過ごすことができました。

環境保護では、施設内の建物でみんなと一緒に住みました。

寝室は女子が最初多かったので、少し窮屈でしたが、なんとかみんなで協力しあいました。

しかし、これで一緒に活動する人たちと会話することができ、こちらでもとても有意義な時間を過ごすことができました。

自分の中で何かが変わった

私はこのボランティアを通して、たくさんの学びを得ることができ、とても成長することができたと思います。

特に一番の学びは、積極的になんでもチャレンジしないといけないということです。

なかなか自分から、自分のコンファートゾーン(自分の居心地のいい、楽な場所)から出ることは、とても大変です。

それは私もよく実感しました。

しかし、何も行動を起こさないと、他の人も遠ざかってしまい、満喫できません。

なので、自分から一歩進むことが、後へとつながることが一番の学びでした。

今後への抱負

この学びを使って、これからどんどん人生の中でもチャレンジしていきたいなと思います。

私は未熟でまだまだ世界のことがわかっていないので、どんどん世界に出て、世界はどういうものかを見ないといけないなと気づきました。

他にも、この経験を通して、得られた学びや友達、そして思い出は一生忘れません。

チャイルドケアプログラム詳細へ

環境保護プログラム詳細へ

体験談一覧へ

ケニアでチャイルドケア&地域奉仕活動とアフリカ東部サバンナ環境保護 児玉実央

この体験談は、主観に基づいて綴られています。

その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。

この体験談は孤児院での活動に言及していますが、現在プロジェクトアブロードは地域型のチャイルドケアに焦点をあてた活動に取り組んでいます。

ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。