学校が薦めてくれた

元々トビタテを応募しようと考えていて、学校にその事を相談した時に、1つ上の先輩にトビタテに応募してプロジェクトアブロードのプログラムで活動した方がいて、先生が活動をするならエージェント会社を通した方が良いとの事でプロジェクトアブロードのことを薦めて頂きました。

最終的にプロジェクトアブロードに申し込んだ決め手は、正直に言うとプロジェクトアブロードさんのホームページにある体験談です。

自分と同じ高校生たちが違う国でこんなに沢山の経験をすることが出来るんだ、人生変わる経験をすることが出来るかもしれない、って思いました。

あとは他の団体のスタディツアーなども考えましたがやはり高校生だけで活動出来ることが大きかったです。

プログラムの選択は、自分が将来やりたいこととして、教育関連の国際協力や日本での支援活動などがあって、ダイレクトに子供たちと関われるプログラムが良かったので必然的にチャイルドケアになりました。

大変だったけど頑張れた活動

2週間ある内、実際学校で子供たちに授業をしたのは6日くらいでした。

午前中に授業をして午後は教室のペンキ塗りや土?を掘ったりしてる担当の人もいました。

学校には幼稚園の子と小学生の子がいて、3人で1つのグループを作って、幼稚園生に授業するか、小学生に授業するか最初に選べる感じでした。

私は幼稚園の子(5歳)を教えたのですが、コミュニケーションする際に共通言語が存在しないので身体を使って伝えたり音楽で一緒に踊ったりしました。

ちなみに午後にある地域奉仕活動は、めちゃくちゃ肉体労働です(笑)

私は教室のペンキ塗りをしましたが、ホントに大変でした。

でも途中で子供たちと遊んだり、手伝ってくれる現地の方もいたりして何とか頑張れました。

意外だったカンボジア生活

ホテルの部屋は凄く綺麗でした!

シャワーとトイレは少し慣れるのには大変かもしれませんが、私は全然大丈夫でした。

ご飯も朝はホテルでビュッフェ形式でそれ以外のご飯はレストランとかでメニュー選べたり、モールの中のお店で自分で自由に選べたりしたので、ご飯ではあまり不自由なく過ごせました。

丸亀製麺とかもあったりします(笑)

行かないと学べない大事なこと

私にとってこのプログラムが初めての海外でした。

なので色々不安で良くない想像とかもしましたが実際に行ってみて、カンボジアという国を肌で感じることが出来ました。

行って本当に良かったと思いました。

SNSが発達したこの時代で、ネット上の情報だけで国のイメージや国自体のことを判断しがちだと思います。

でもやっぱり自分が実際に行ってみたいと分からないことだらけです。

貧困国だからって国民が皆不幸なのかとか、実際の発展途上国の街並みとか、街を歩くだけで学べることが沢山ありました。

私が学校で授業した子供たちは皆パワフルで可愛くて毎日楽しそうでした。

でもその反面教室の授業環境は整ってるとは言えなかったし子供たちの数が多い分午前と午後の2部制になっていて、授業の量も不十分なのかなと思うこともありました。

そういった環境にいる子たちの将来の可能性を少しでも広げるために自分が何をしたらいいのか、国際協力という漠然としたテーマの中で私の今後の人生の方針が定まったような気がします。

これから参加する高校生へ

迷ってるなら行くべきです。

行かない後悔よりも辛いことがあったとしても行った後悔の方がよっぽど成長出来ると思います。

英語に関してですが、私のプログラムでは10人ほど日本人がいたのであまり疎外感など感じることは無かったですが、何度も英語がもっと出来てれば、、!って悔しくなることがありました。

この2週間を有効活用するために、私は日本人の子とも英語だけで喋ったりする時間作ったりしてました。

英語力あるいはコミュニケーション能力がほんとに大切だと思います。

長くなりましたが少しでも行きたいと思ってるなら1歩是非踏み出してみてください。

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カンボジアでチャイルドケア&地域奉仕活動 木村実子

この体験談は、主観に基づいて綴られています。

その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。

ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。