プロジェクトアブロードとの出会いは姉から

私は、この夏、どこか英語圏の語学学校の短期留学をしようと思っていましたが、どれも日本人が団体で行動するものが多く、より活きた英会話を学びたい!と思っていました。

姉が何年か前に参加したProject Abroadの高校生スペシャルが本当に良い経験になった、という話を聞いていたので、語学学校ではなく、Project Abroadでのアクティビティを選びました。

私が参加したプログラム

色々なコースがある中で、今回私は海洋環境保全ボランティアとしてフィジーに18日間滞在しました。

現地でダイビングのライセンスを取得し、サメ、マングローブ、サンゴなど、美しい海と生物について学び環境保全活動を体験してきました。

同じく高校生ボランティアとして、イギリス、フランス、オランダからもメンバーが来ており、私を入れて合計6人で同じコンドミニアムで生活し、ボランティア活動をし、週末を過ごしました。

舞台はリトルマーメイドの世界

まず、フィジーでの生活は、ダイビングのライセンス取得のための勉強から始まりました。

フィジーはダイバーの楽園として知られており、事前にガイドブックやインターネットで見た美しいサンゴ礁、透明な水、熱帯魚などが待っている!と楽しみにしていましたが、ダイビング講習を全て英語で受けて、テスト勉強するのは本当に大変でした。

無事、ライセンスを取得した後、最初のダイビングはカラワウというダイビングスポットで行いました。

美しいカラフラワル・ガーデンズと呼ばれる場所で、色とりどりのサンゴと魚たちが沢山いました。

水中の美しさは言葉では表現しきれないほどで、青い海と多彩な海の生き物に囲まれて、まさに実写版リトルマーメイドの世界でした。

特に印象的だったのは、ソフトコーラルの美しさと、ホワイトチップリーフシャークの群れに出会ったことです。

サンゴ礁の中に潜り込み、リアル・アリエルなひとときを過ごすことができ、カラフラワル・ガーデンズの魅力に圧倒されました。

そしてバビル島というところで、シャークダイビングに挑戦しました。

潜る前は少し緊張していましたが、同時に非常になぜか興奮していました。

バビル島は、バリアリーフシャークの出現が多い場所として有名で、サメの尾鰭に触れられるほど近い場所でサメを観察しすることができました。

サメたちの力強く美しい姿が目に焼き付いたのと同時に、大自然の驚異を改めて思い知らされ、私の一生の中で忘れられないものとなりました。

陸での活動

ダイビング以外の活動としては、マングローブ林での苗木の植林作業がありました。

マングローブは海洋環境の重要な一部であり、陸と海をつなぐ生態系を提供しています。

この森林を歩きながら、マングローブの重要性と役割について学びました。

世界一幸せな国の人々に囲まれて

フィジーでの滞在中、地元の文化に触れる機会も得ました。

地元の方々はとにかく笑顔!

世界幸福度調査で何度も1位を獲得している「世界一幸せな国」なので、子供から大人までとてもフレンドリーで、私たち外国人を歓迎してくれました。

伝統的な歌や踊り、料理も披露してくれましたが、特にココナッツミルクを使った料理は、日本人の私からするとスイーツではなく普通の食事にも大量にかかっているのには驚きました。

フィジー人の笑顔と文化に触れることで、自然の豊かさをさらに感じることができました。

最高の冒険から得たもの

この夏のフィジーでのボランティア活動は、私の人生で「冒険」とも言える、最も素晴らしい体験でした。

海の美しさと海洋環境保全の重要性、地元の文化を理解する経験は、確実に私の視野を広げてくれたと思います。

また、何より18日間を密に共に過ごした5人の友達とは、また必ず会おうと約束し、帰国してからもそれぞれの国での出来事をLINEやSnapchatで日々報告し合う仲になれたことも、私の人生の宝だと思います。

これからも何らかのかたちで、海洋環境保護に対する取り組みをサポートし続けたいと考えていますが、また来年もProject Abroadで、どこかの国でまだ体験したことのないことに触れるためボランティア活動をしてみたいと考えています。

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この体験談は、主観に基づいて綴られています。

その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。

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