自分の力を確かめる旅路へ
昨年の夏にあったイングリッシュキャンプで、ナイジェリア⼈留学⽣と話したことが参加のきっかけだった。
彼の住む地域の課題や現状、それに対する彼の⼈⽣とその努⼒など、僕にとっては衝撃的なものばかりだった。
彼のように、何か⾃分もアクションを起こしたい、⾃分が何ができ何ができないのか知りたいと思って、このプログラムに⾄った。
フィジーを選んだ理由は、さまざまなな活動ができると思ったからだ。
畑を作ったりペンキを塗ったり、⼦供たちと遊んだり、幅広い体験を通して、⾃分のできること、できないことを知れると思った。
渡航前の気持ちは、不安と緊張6割、楽しみ4割だった。
初めての1⼈海外1⼈国際ボランティアだったので、渡航前はとても不安だった。
少しでもできることはするようにと思って、不安要素を取り除くためにも、事前準備は抜かりなく⾏った。
高校生ボランティアとしての活動
午前中は、現地の⼩学校の校舎や遊具にペンキを塗る活動がメインだった。
殺⾵景だった校舎も、カラフルな⾊で⼯夫をこらしながらイラストを描いたことで、とても鮮やかな校舎にすることができた。
そのほかにも、学校の敷地内で、⼟を耕して⽵で⽀柱を作って畑を作ったり、動物病院に⾏って清掃活動をしたりした。
午後の活動のメインとしては、学校に⾏けない⼦供たちの遊び相⼿になった。
⼿遊びや折り紙、教育的なプリントなど、その種類は様々だった。
思い出深いフィジー生活
カルチャーショックはあったが、ホストマザーに終始助けてもらった。
⾷事では、⾷べにくいものを伝えたことで、少しでも⾷べやすいものを作ろうと⼯夫してくれた。
洗濯は、毎⽇⽋かさず⾏ってくれたので、とても助かったし、感謝している。
ルームメイトの⾹港⼈とは、とてもいい関係を作ることができ、お互いの将来や⽬標などについて、夜遅くまで話し込むこともあった。
⼀番印象に残っている出来事は、3⽇間の腹痛の後に、発熱と⿐⾎が出たことだ。
⽇本では、年に数える程しか体調を崩すことがないので、現地で⼀気に体調を崩した時は焦りを感じた。
現地スタッフにそのことを伝え、休みをもらったので、1⽇で熱は治り、次の⽇から活動に参加することができた。
⼤変だったのは、夜と朝の気温が15 度ほどにも関わらず、シャワーが⽔だけだったことと、電気は最⼩限だったので、夜は真っ暗だったことだ。
でも⽇に⽇に慣れていき、後半では苦に感じなくなった。
これからやるべきことが見えた
⾃分と同じようなやりたいこと、⽬標を持っている仲間が世界中にいるということを学んだ。
彼らとの関係は、⾃分にとって⼀⽣ものになると感じているので、これからも交流を続けていきたいと思う。
成⻑したと思う点は、これからの時間の使い⽅について、考え直すことができたことだと思う。
⾃分が⼤⼈になるまでにどのようなことをして過ごすか、どんなスキルが必要かなど、具体的に将来について考えられるようになったことが成⻑したところだと思う。
また、現地での経験から⾃分の将来について具体的に考えることができた。
他⼈のために⾃分がどうあるべきか、⾃分が他⼈に貢献できることは何か。
現地に⾏かなければ得られない貴重な経験を得ることができて本当に良かった。
現地スタッフ、⼀緒にプログラムを⾏った仲間とは、かけがえのない経験を過ごすことができた。
それぞれが辿ってきた別々の⼈⽣がありながら、同じ意思を持って1つの活動をできたことは、今後の⼈⽣に活きると確信している。
もう⼀度⾏きたい、もっと滞在したいと思える2週間だった。
そして、⾃分がプログラムを通して必要だと思った知識、スキル、仲間を得られるようになりたいと思う。
そう思えたこと、そのために何をすべきかを知れたことはこのボランティアで得た⼤きな収穫だと思う。
また、プログラムを得て繋がれた世界中の仲間と、これからも交流を続けていきたい。
これから参加する高校生へ
このプログラムに興味を持っている人、参加が決まっている人、あなたはもうすでに人生を変えるほどの絶対的な経験と、一生ものの仲間を得る資格を持っています。
不安や緊張もありと思いますが、このプログラムにたどり着いた自分自身に自信を持ってください!!
絶対に、絶対に、後悔しない時間を過ごすことができます!!!!
応援しています!!!
この体験談は、主観に基づいて綴られています。
その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。
ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。