アフリカで視野を広げたい
参加の理由は、アフリカという⽇本から遠く離れた地で⽣活して⾃らの⾒聞を広げ、また、貧しい暮らしをする⼦供達と実際に触れ合うことで世界の現実をしりたいと考えたから。
あまりにも遠い国だったため現実味を帯びて居なかったが、2週間というこれまで体験したことのない⻑期滞在への不安と現地の⼈と関われる事への期待があった。
タンザニアでの日々
マサイスクールにほぼ毎⽇通い、⼦供達に数字やアルファベットを教えた。
また、休⽇にはサファリに⾏って動物を⾒たり滝を⾒に⾏ったりした。
ホストファミリーはとても親切であり、滞在先もとても⽣活だった。
⾷事は初め⽇本での⾷事との違いに⼾惑ったがそれにも慣れ、今ではタンザニアでの⾷事が懐かしいほどである。
ルームメイトは同じ⽇本⼈だったこともあり、⾮常に過ごしやすかった。
洗濯は⼿洗いだったためとても⼤変だったが、良い経験になったと思う。着た服をまとめて洗濯しようとしたことで、ものすごい量を⼿洗いせねばならなくなったことが非常に⼤変だった。
また、7割⽅シャワーから出るのは冷⽔だったため、寒い上に冷たい過酷な夜だった。
心に焼き付いた光景
サファリでまた動物たちも⾮常に印象深かったが、やはりマサイスクールでの体験が最も記憶に残っている。
特に満⾜な靴も買えず、ボロボロで今にも壊れそうなものを履いているマサイの⼦供を⾒た時は、⾃分がどれほど恵まれた環境にいたのかを実感した。
そして別れの⽇に全員で写真を撮り、最後までティーチャーと叫んで抱きついてきた⼦供達との別れが、最も印象的な出来事だった。
自分の成長を振り返って
今回のタンザニアでの経験を通して、聞きたいことは⼝に出して聞き、⾔いたい事は⾔葉にして⾔うといった、⾃分の考えをはっきり述べるということが出来るようになった。
また、当然だと考えていた環境が恵まれていたと改めてはっきりとわかり、⽇々への感謝をするようになった。
タンザニアに⾏くことで、⽇本でのうのうと⽣きているだけでは絶対にわからなかったであろうことが体験できてよかった。
現地でのスタッフさんもとても親切であり、⾮常に過ごしやすかった。
当分の⽬標は、英語の上達である。
現地では殆ど英語がわからなかったし、話すことも出来なかったので、次海外に⾏くまでに英語をもっと上達させたい。
これから参加する高校生へ
遠く離れた地に⼀⼈で⾏く事はとても勇気が必要な事だとは思うが、思い切って⾏く事で必ず新しい発⾒や出会いが待っているので、少しでも興味を持ったならば、すぐに決断し⾏くべきだと思う。
たとえ⾔語がわからなかったとしても、絶対に何とかなるものである。
⼤切なのは、初めの⼀歩を踏み出すことです。
ぜひ海外に⾏って、かけがえのない経験をしてください。
この体験談は、主観に基づいて綴られています。
その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。
ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。