これだと思った

国際ボランティアでの留学に興味を持っていて、Webでプロジェクトアブロードのサイトを見つけたときに、世界中の人たちと活動できるということに感動しました。

また、子供たちと関わることが好きだったので、チャイルドケア&地域奉仕活動を選びました。

渡航する2週間前までは、楽しみな気持ちがほとんどでした。

でも、ガーナは渡航安全レベルのマップが黄色だったので、出発日が近づくと治安の安全面や、活動にちゃんと入れるかなどが心配でした。

小学校での活動

午前は、小学校の色褪せた壁を黄色と青に塗り替えるペンキ塗りの作業に取り組みました。

午後は、小学校でアメリカ人とイギリス人の子たちと3人1組になって、8-10歳の1クラスを担当しました。

それぞれが持ち寄った遊びや、衛生の大切さ、アフリカの地図などを教えました。

私は、日本の紹介をスケッチブックに準備したものと日本のおもちゃを使って活動しました。

小学生の子達は、教えたことにすぐ興味を持ってくれたので、teachingの時間は楽しく過ごすことができました。

初めはみんなの前に立って英語で教えるのに戸惑うこともありましたが、毎日すると言いたいことをちゃんと伝えられるようになりました。

それは、自分が成長したことのひとつだと思います。

ガーナ生活、勇気そして成長

ホームステイではありましたが、家にほとんどホストはおらず、活動メンバー全員が暮らしていたので、寮のような感じでした。

ヨーロッパから来た子達がすぐにかたまってしまって、話に入るのに苦労しました。

出発直前に、他の国のボランティアの人たちに見せたくて、日本の紹介をノートに書いて持っていきました。

でも、最初の1週間は知らない言葉で話しているみんなの中にあまり入っていけず、日本人の子とほとんどの時間を過ごしました。

なので、ノートも見せに行く勇気も出ませんでした。

でも一緒に活動する中で、みんなが優しくしてくれたり話しかけてくれたりするようになって、私もがんばろうと思えたので、2週間目になって勇気を出して紹介してみました。

そうしたら、まわりにいた子達も覗きにきてくれて、すごくいいね!と言ってくれたのが心から嬉しかったです。

特に、学校生活の様子を紹介したページは盛り上がって、他の日のおしゃべりのきっかけにもなりました。

また、おみやげがあると少し話す機会もできてよかったと思います。

でも、もっと自分からたくさん話しかければよかったと今後悔しています。

食事は、担当の女の人が作ってくれました。

ソーセージやスパゲッティなどだったので、ガーナらしい食事と言うわけではありませんでした。

洗濯は、夜になると水が少ししかでなかったので、2日に1回ほど簡単にしていました。

別世界でガーナと自分を発見

とにかく、勇気を出して参加してよかったです!

ガーナに行く前は、アフリカは自分にとってあまり親近感のない、宙に浮いたような存在だった部分もありました。

でも、実際に行ったことで、想像したりテレビなどで見ていたアフリカ像とは違う文化や現実がたくさん見つかりました。

そうした、文化の「イメージ」との違いに面白さを感じたので、これから、世界や日本国内の文化の違いなどをもっと知りたいと思っています。

また、世界中の人と暮らしたり、アフリカの子供たちと接す中で、世界中の環境を知ることができたのはもちろんですが、自分のことを見つめ直す良い機会にもなりました。

高校生でアフリカに行くということは、本当に貴重な経験だと思います。

日本とは本当に別世界の景色の中にいると、毎日、わくわくすることがたくさんありました。

たったの2週間でしたが、感じたこと学んだことは数えきれないほどあるので、これからの自分と、周りの人にも還元できたら良いなと思います。

そして、またアフリカを訪れたいです。

これから参加する高校生へ

不安なこともたくさんあると思いますが、思い切ってやってみることが本当に大事だと思います。

後悔を残さないように頑張ってください!

プログラム詳細へ

体験談一覧へ

ガーナでチャイルドケア&地域奉仕活動 K.Y.

この体験談は、主観に基づいて綴られています。

その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。

ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。