夏休みに国際協力を
参加理由は、夏休み期間中を利用して、国際協力に関われるような経験をしたいと思ったからです。
チャイルドケアにしたのは、現地の人に直接関わる機会が多いプログラムに参加したいと思ったからです。
渡航前は、プレースメントの具体的な雰囲気やボランティアのメンバーが全く分からなかったので不安でしたが、新しい環境に飛び込むことに対してのワクワク感もありました。
ボランティア活動でのチャレンジ
プレースメントに行く日は、午前中2、3時間ほど、事前にグループで準備した内容を教室で子供に英語で教えました。
アルファベットから1週間の曜日、1から12月の名前、英語の基本的な挨拶などを教えました。
大変だったことは、現地の小学校の子がわかりやすいように、ジェスチャーなどを使って工夫して英語を教えるということです。
明らかにわかってなさそうだなと思っても、スタッフさんの通訳なしで教えるというのが難しかったです。
そして昼食後は、また2、3時間ほど、学校のペンキ塗りやコンクリートを敷く作業などをしました。
絆で結ばれた生活
滞在先は、想像以上に綺麗なホテルでした。
2週間で、滞在先に困るということはありませんでした。
食事はホテルのバイキングで食べたり、外のレストランに行ったりと様々でしたが、基本的に自分でメニューを選べるので、好き嫌いが多い人でも大丈夫だと思いました。
洗濯はホテルでするか、週1でクリーニング屋さんに出すか、または手洗いするかだったのですが、クリーニング屋さんやホテルに出すと、値段が安いというのもあり、他の人の洗濯物が混じっているということがありました。
私のルームメイトは台湾人の子だったのですが、母国語が違くても会話が弾んで、部屋でもとても楽しい時間を過ごせました。
楽しい思い出は沢山あるのですが、一番印象に残っているのは、帰る前々日ごろに、メンバーとスタッフさんみんなでカラオケディナーをしたことです。
一緒に活動していくうえで絆が生まれ、みんなと肩を組みながら歌を歌って一体感が生まれ、参加してよかったなと心から思いました。
広がった世界観から見えてきた展望
プログラムを通して、活動国現地の現状を学べただけではなく、多国籍の同世代のボランティアと活動を行う中で、他の国の文化や物の見方も知ることができて、自分の視野が広がり、多角的な面で物事を見ることができるようになったかと思います。
簡潔に言うと、本当に参加してよかったと思います。
観光をする時間では、活動国の歴史にも触れることができましたし、いつもとは違う環境で普通に暮らしていたら、考えないようなことも考えることができて、自分の当たり前に感謝できるいい機会になりました。
プログラムに参加したことで、曖昧だった自分のやりたいことが少しずつ見えてきて、将来像が思い描けるようになりました。
環境問題や差別問題など、国際社会の問題を解決することに携われる仕事に就きたいです。
これから参加する高校生へ
最初は、国際ボランティアという名前に惹かれて参加しましたが、プログラムに参加することで、ボランティア以外にも有意義な体験を沢山することができました。
夏休みの中で2週間だけでしたが、プログラムに参加できたということは、自分の中で夏休みの大きな思い出になりましたし、誰かのために活動できたという充実感は、他の何物にも変えられないと思います。
是非、次の参加者として、世界中の笑顔を増やして欲しいです。
この体験談は、主観に基づいて綴られています。
その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。
ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。