国際協力に携わりたい
参加のきっかけは、国際協力に興味があり、トビタテ留学Japanを申し込むことを決めた時に、Projects Abroadのプログムで留学した方に会い、お話を聞いて是非参加したいと思ったからです。
教育ボランティアに興味があり、チャイルドケアのプログムを選びました。
渡航前は、「楽しみ!」という思いが大きかったです。
アフリカに行くこと自体が楽しみだったし、「やってやるぞ!」という気持ちに溢れていました。
子供たち本位の活動を
小学校で、子供たちと触れ合うことが主でした。
現地の遊びを教えて貰って一緒にやったり、逆に日本から持ち込んだ折り紙や手遊びを教えて、一緒にやったりしました。
絵を描いたり、絵本を読んだりと、「子供たちがやりたい!」と言ってくれたことには、できる限り応えました。
リノーべションの活動では、セメントやペンキで壁を綺麗にしました。
ティーチングの活動もあり、英語で英語や算数を教えるという貴重な経験をしました。
どれも印象に残ることばかりでしたが、一番は、ある子に「勉強すき?」「学校すき?」と聞いた時に、はにかみながら頷いてくれたことです。
その時まで私自身不安でいっぱいの状態だったので、その子の反応が忘れられなくて、活動を頑張れました。
ガーナでの暮らしを体験して
滞在先は、失礼かもしれませんが、想像していたよりとても立派なところでした。
ベッドで寝られるし、部屋は鍵がかけられるし、蚊帳は準備されていたので、安心して生活ができました。
食べ物が少ないというイメージをもっていましたが、毎日3食、食べきれないほどの量の食事を用意してくださいました。
洗濯は手洗いでしたが、私は好きでした。
日本ではやらないけど(笑)
ホストファミリーだけでなく、近所の方もとても親切にしてくださり、快適に生活できました。
現地に来たから学べたこと
圧倒的に自分の語学力が足りなかったので、一緒に活動した海外メンバーとのコミュニケーションに苦労しました。
1番感じたのは、リスニング能力の無さです。
何を喋っているのか最初は全く聞き取れなくて、それを伝えることも出来なくて、苦しみました。
教育の質の悪さというのが、とても目に付いたように感じます。
また、日本ではありえないようなことがたくさんあり、驚きました(先生が午前中で帰ってしまう、足し算、引き算、掛け算、割り算がごちゃまぜで、その上、解き方を教えられていないなど)。
しかし、それとは反対に、意外と進んでいるんだなと感じることも多くなり、現地に来なければ分からなかったな、と思うことが多くありました。
自分自身としては子供たちの目線に立って、一緒に学べるようになったなと思っています。
自分を知った今、今後に活かすんだ
「100点満点の留学!」と自信をもって言える留学は、正直できませんでした。
自分の力不足を思い知ったし、考えの浅はかさにも気づけました。
しかし、それを知ることが出来ただけでも、成長出来たのではないかなと思っています。
これからに繋げていけるような留学にはできました!
これからは、もっと国際協力についての知識を深めて、やるべきことを明確化させていきたいなと思っています。
現地を自分の目で見たことで、日本にいるときとは違う問題点が多く見られたような気がします。
これからは、新たなかたちの協力を見つけていきたいです。
これから参加する高校生へ
実際に現地に行ってしまうと、いい意味でも悪い意味でも、どうにかなってしまいます。
それをどうやってより良いものにしていくかは、自分次第だと思います。
日本にいる時から、できることは最大限していく。
現地でも自分の心身を大切にしながら、1日を振り返る時間をつくり、次の日に繋げる。
そういうことをしていけば、「満点!」とは言えなくても、満足の行く留学になると思います!
あとなにか1つ、大きくても小さくてもいいから、目的を持っていくといいと思います!!
この体験談は、主観に基づいて綴られています。
その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。
ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。