看護師になって人の役に立ちたい
自分は小さい時から看護師を目指していて、小学生の時にナイチンゲールの伝記をよみ、自分も医療を受けることが難しい国に行って、そこで看護師として活動し、人の役にたちたいと思い、タンザニアの医療プログラムを選択しました。
また高校生になって、将来に関して、自分は看護師に向いているかと悩み、自信を失っていたが、悩んでいるだけではだめだと思って、参加することに決めました。
小学生の時からずっとアフリカに行くのが夢だったので、タンザニアに行けることが決まった時は、本当に自分が行くのかと信じられませんでした。
しかし、それと同時に、海外に行くのも飛行機に乗るのも初めてだったので、いきなりそんな遠くに行けるか不安になる時もありました。
活動で学んだ医療と自分自身
医療に関する授業を受けたり、アウトリーチ活動で血圧測定や薬の処方の仕方を習いました。
一番楽しかった授業は、鶏肉を使った縫合の練習で、自分は看護師になりたいので、将来やる機会は少ないかもしれないが、初めて知ったので記憶に残っています。
また、保育園で歯磨きやお風呂などに関する授業を、歌を歌いながらやるのも楽しかったです。
一番苦労したのは、英語です。
自分は、英語を喋ったり理解する力が全然ないのに行ってしまったので、毎日英語がもっとできたらなと感じました。
特に授業は英語で何を言っているのか全然分からなくて、後で辞書を使いながらノートを見返してやっと理解する時もあったので、英語ができたらより多くの新しい知識を吸収できたのにと思うと、悔しかったです。
滞在先での思い出
滞在先は、すごくきれいでびっくりしました。
食事は毎日美味しくて、食べ過ぎてしまいました。
洗濯は、手洗いです。
ホストファミリーやルームメイトはみんな優しくて、はなしやすかったです。
ルームメイトとは、一緒にUNOをしたり、夜に星を見たりして、いい思い出になりました。
週末に見たアフリカの世界
一番印象に残っているのは、サファリでライオンやさるなど色々な動物を見たことです。
日本にいたら絶対想像できないような景色で、自分はこんなに遠くまで来たんだと実感して、ワクワクしました。
またバスで走ってる時も、景色がとても新鮮で楽しかったです。
勇気が導いてくれた成長
今は具体的に自分には何ができるのか、できないのか、どんな看護師になりたいのかなど、具体的に考えれるようになりました。
そのおかげで、前はただただ怖かった将来が、今では前向きに楽しみに考えられるようになりました。
また、積極的に行動することの大切さを改めて感じました。
このプログラムに参加するのを1年ぐらいかかってやっと決心できたのですが、貴重な経験をたくさんできて、参加してよかったなと思っています。
この経験が、私を突き動かす
2週間は、色々な活動を行ってすごくあっという間に終わってしまいました。
毎日新しく学ぶことが多く、人として自分が成長できたと感じられ、今でもあの時に戻りたいと、何回も思うぐらいとても大切な思い出になりました。
しかし、医療に関して学ぶには、もっと勉強した状態でもう一度大学に入ってから長期間学びたいなと思いました。
将来は、アフリカで働く看護師になりたいと考えています。
大学で看護に関することを一生懸命学び、一人前の看護師になって、患者さんに寄り添って安心してもらえるような看護師になりたいと考えています。
これから参加する高校生へ
参加するか迷ったら、絶対参加した方が良いと思います。
自分も、きっと参加してなかったら、今頃ものすごい後悔に押し寄せられていると思います。
また、英語が出来なくて困る時があっても、決して暗くならず、笑顔で頑張って話せばきっと仲良くなれると思います。
この体験談は、主観に基づいて綴られています。
その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。
ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。