夢を具体化する体験を

将来、途上国での教育活動がしたいと以前からしたいと思っており、夢を具体的にすること、また実際どのようなものなのかを⾃分の体で体験したかったから参加した。

英語を上⼿に喋ることができなかったので、渡航前はコミュニケーション⾯に不安があった。

また⾷べ物に関しても、なれない場所でのなれない⾷事の面に不安はあった。

高校生ボランティアとして

実際の活動内容は、主に教育活動である。

英語での授業であったり、ゴミ分別、⼿洗いの⽅法などを教えた。

また、学校のペンキ塗り、清掃活動、内戦の歴史資料館訪問も行った。

カンボジアでの滞在

⾷事はアジアと⾔うこともあり、そこまで無理というものはなかった。

ただ、臭いがきつかった。

無理して⾷べずしてもたくさん種類はあったので、そこまで困らなかった。

⼤変だったことは、英語でのコミュニケーション、慣れない⽂化への対応、暑さである。

ルームメイトは韓国⼈だった。

私は少し韓国語が話せたので、英語も交えながら韓国語でも話す感じでとてもコミュニケーションがとりやすく、最終⽇までにはすごく仲良くなった。

彼がいたから楽しかったといっても過⾔じゃなかった。

カンボジア滞在中に⼀番印象に残っている出来事 は、⾃分達が乗っているバスとバイクが衝突したのにも関わらず、警察を呼ぶわけでとなく何事もなかったかのようにまた動き出したこと。

後で⾒ると、バスの後ろ側は⼤きくへこんでいた。

すべては、挑戦からはじまる

カンボジアでの海外ボランティア経験を通して、コミュニケーション能⼒の成⻑は著しかった。

そもそも、⽇本語でのコミュニケーション能⼒には⾃信はあるが、英語でとなるとそうではなかった。

実際、⾏ってからも英語が話さないゆえにすごく困ることが多かった。

しかし喋らずして困っていただけで、勇気を出して話してみると、みんな理解しようとしてくれた。

できてもできなくても、まず挑戦する気持ちを学べた。

また、学校で⼦供たちからも「挑戦」ということばを連想させることは幾度となくあった。

たとえば授業への姿勢であったりと、常に挑戦し続けていた。

本当に何事にも挑戦することの⼤切さを感じた。

とにかくやってみることが⼤事だった。

今とこれから

出発時に感じていたこと、考えていたことは、現地ですべて変わった。

⽇本にいたらわからないことをたくさん学べ、知っていることも知らないことも、真摯に学ぼうとすればするほど⾃分にプラスになった。

これからの⽬標として、海外での教育活動は決定した。

ただ、まずは⽇本の⼤学、教育⼤学で経験を積んだ後、活動に移したいと考えている。

なにかの企業に⼊るのではなく、⾃分で始業したいと考えている。

今できることとして、まずは⾃分の経験をより多くの⼈に知ってもらうこと。

そこが⼀番だとおもう。

学校で講演活動であったり、そういうものを通してどんどん発信していきたいとおもう。

夢が定まった高校生の夏

カンボジアでの海外ボランティア経験は、思っていた以上に良い時間になった。

私⾃⾝、⽇本で教師をするのか海外でするのかというとこで迷っていたが、実際に⾏ってみて意思は固まった。

結果的には、将来海外で教育活動をすることにした。

夢を定められたことはもちろん、夢を具体的にどうするかということまで考えられたと思う。

夢が定まったからには、その夢に向かってカンボジアでの経験も活かしながら突き進んでいきたい。

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この体験談は、主観に基づいて綴られています。

その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。

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