先輩の姿に憧れた
学校の部活の先輩がこのガーナでのサッカーのボランティアに以前参加していて、私も行ってみたいと感じ参加した。
また、アフリカに行ったことはなかったため興味があった。
渡航前は、正直ガーナはすごく治安が悪く、二週間安全に過ごせるかな、ご飯は美味しいのかな、虫などがいっぱいいるのかななど、様々な心配があり、友達とふたりで行くのは怖かった。
サッカー指導とガーナ生活
到着する前は不安などがあり心配だったが、予想とは全く違い、プロジェクトアブロードのスタッフや現地の人たち、子供達はすごくフレンドリーで接しやすく、色々なことを楽しく学べた充実した時間を過ごせた。
活動では、朝早く起き、午前はガーナのサッカーリーグのDivision 2のチームのユースの人たちと一緒にサッカーのトレーニングを行った。
午後は同じボランティアの人とタッグを組んで、9歳から12歳の子供たち13名ほどのコーチを務めた。練習メニューや試合の戦術などをはじめ、話を聞く姿勢や態度などもしっかりと教えてあげた。
滞在先では、サッカーボランティアの人たちとは別に、人権のボランティアの人たちも一緒に生活した。
毎晩みんなでリビングに集まって、色々な話をして楽しんだり、ゲームなどをして遊んでいた。
イギリス、フランス、ベルギーなど様々な国から集まってきていたので、ガーナの文化だけではなく、他の文化のことも学ぶことができた。
食事は全体的に美味しく、味付けなどは日本食と似ていてびっくりした。
毎日のようにチキンが出た。
冷蔵庫の中に常に水が用意されているので、飲みたい時にすぐに飲めてよかった。
シャワーは、暖かい水は出ず、冷たい水しか出ないので、温かい水が恋しくなった。
全体的に、滞在先での生活は充実していてすごく楽しめた。
ガーナでの学び
今回のガーナでのボランティアは、ものすごく充実していてあまり大変だったことはなかったが、しいて言えば車で遠くに行くことが多く、1日2時間以上のドライブ中に疲れを取るために昼寝をしたかった。
でも、ガーナの道路は穴があったり整備されていなく、車が激しく揺れるため、寝ることができなかったことが最も大変だった。
このボランティアではいろんな経験をし、様々なことが印象に残っているが、一番印象に残っているのは、自分が教えてた子供達はすごく人懐っこくかわいく、最終日に自分が帰るとなったらみんなひっついてきて、悲しい顔をしたり、いかないでなどと言ってくれた彼らにサッカーを教えることができ、笑顔になれた。
このプログラムを通して、世界には靴を買ってもらえない子供達や、サッカーを教えてもらうスクールにも入れない子供達、道で車にものを必死に売っている人たちがいるという現実を知り、私は自分がどれだけ恵まれていて、快適に暮らせているのかと感じた。
9月末に高校の学園祭でプレゼンテーションを行う行事があるため、そこで私が行った活動を通してガーナでの貧困状態をプレゼンし、より多くの人に知ってもらいたいと思っている。
それにより、ガーナの人たちが少しでも快適に暮らせるようになったら良いなと思っている。
これから参加する高校生へ
ガーナに行くという不安や恐怖があると思うが、現地の人たちは優しくフレンドリーで、活動内容もサッカー好きにはたまらないです。
夏は日本よりも涼しく、快適です。
同じボランティアの人たちとも仲良くなれ、どんなときでも楽しく過ごすことができます。
私はすごく楽しく充実した二週間を過ごせて、よかったと感じています。
ものすごいオススメです。
この体験談は、主観に基づいて綴られています。
その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。
ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。