私も絶対に行きたい
私は今回フィリピンの医療ボランティアに参加して色々なことを体験しました。
夏休み中にボランティアをしたいと考え、調べていたところプロジェクトアブロードのサイトを見つけ、過去の活動記録やボランティア内容を見て「私も絶対に行きたい!」と思いました。
色々な国がある中フィリピンを選んだ理由は同じアジアにも医療格差があるという事を確かめたかったからです。
日本ではできない活動
実際にフィリピンで2週間活動して日本では絶対にできないような事ばかりを体験することが出来ました。
病院では1日目に病院内を見学して2日目から自分が行きたいところを自分からお願いして、活動していきます。
私はER(救急室)やOR(オペ室)等で活動していました。
ERでは実際に患者さんと関わり、体温チェックや血圧測定、体重測定をさせてもらいカルテに記入し、ナースに渡すことをしていました。
今まで病院用の血圧測定をしたことが無かったですがナースに手伝ってもらったり友達同士で練習して今では得意になりました。
私がフィリピンの病院で1番驚いたのは、歯科です。
私は歯科医師志望でフィリピンで実際に歯科を見て今まで日本で見ていた歯科とは全くちがい、日本の歯科では虫歯治療やホワイトニング、矯正などなるべく歯を残すという考えですが、フィリピンでは汚い歯は残さずに抜くという考え方で歯科では全員抜歯のみを行っていました。
私はその助手について身近で見させてもらいました。
他にもリハビリルームや研究室、ICUなど色々なものを見させて貰いました。
病院実習以外にも赤十字に行ったり講習を受けました。
また活動が終わったら夜ご飯を食べに行ってカラオケをしたり、竹林に行ったり、バドミントンクラブに行ったりなどフィリピン観光もできてとてもよかったです。
支えられたフィリピン生活
現地では日本とは違い不便な事も沢山ありましたがホテルの人や現地のスタッフの方々がサポートしてくれました。
水道水が飲めなかったり、生野菜が食べれなかったり、トイレが流せないなど日本に住んでたら感じたことの無い事が沢山ありましたが、すぐに慣れて当たり前のようになりました。
ホテルはとても綺麗なところで、ランドリーが安かったりスタッフの人達が優しくてとても良いところでした。
この経験を振り返って
日本では絶対に出来ない事が沢山学べるとても素敵な2週間でした。
今回の活動を通して色々な事を学べて、日本に帰ってきた今は今回の活動を活かして日本でできる赤十字や病院スタッフなど様々なボランティアに参加しています。
これから参加する高校生へ
フィリピンはみんな優しく暖かい素敵な国で、日本から来た子の多くはフィリピンの食べ物が合わなくて胃もたれをしていたりしていたので胃薬や日本食を持ってきたり、病院の方に渡せるような日本の手土産などを持ってくととても良いと思いました!
私はダイソーに売っていた扇子を10本程持って行って現地の人たちに名前を書いて渡したら大喜びしてくれました。
また病院実習で1番大切なことはやりたいことはやりたい!としっかり言える事が大切だと思います。
病院初日にバイク事故の患者さんが来た時に顎の縫合を任されてやりたい人は手を挙げてと言われた時、恐怖で手を挙げる事が出来ませんでした。
必ず病院の人達はやりたいか聞いてくれるのでしっかりやりたいと言わないと何も任せてくれません。
フィリピンの病院は人手が足りていないわけではないので、黙ってしまうと1日何も出来ずに帰る事になってしまいます。
しっかり自分の意思をもって活動に望むことが大切だと2週間行って感じました。
不安なことが沢山あるとは思いますが、現地の人達は全力でサポートしてくれるので医療ボランティアを全力で楽しんでほしいです!
この体験談は、主観に基づいて綴られています。
その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。
ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。