高校生になった今、国際協力の第一歩を 

中学生の頃から海外ボランティアに興味があって、高校生の間に経験してみたかったので参加を決めました。

チャイルドケアを選んだ理由としては、今まで多くの場面で小さい子供と触れ合う機会があり、子供が大好きだったからです。人の役に立つことがしたいとも思っていました。

⼀⼈で⾶⾏機に乗らなくては⾏けなかったので、渡航前は少し不安と緊張ははありました。けど、初めての南⽶⼤陸だったので、ワクワクな気持ちもありました。

ボランティア活動

私はチャイルドケアを選んだので、基本的には地元の保育園に⾔って⼦供たちのお世話をしたり、⼀緒に遊んだりしました。

スペイン語を全く話せない私でしたが、みんな明るくて⼀緒に遊んでいるときも⾔語の壁を感じないほどでした。

しかし、接している中では⼦供達が言っていることがわかったらよかったのになあと思っていることがありました。

例えば、誰かが泣いているときに、その⼦がなんで泣いているのかがわかったら、もっと適切な⾏動が起こせたのではないかと思ったことが何回かありました。

そのほかには、地元の⽼⼈ホームに⾏ってお⼿伝いをしたり、保育園で使う枕や教材を作ったりしました。

印象に残っていることの一つとしては、マチュピチュに⾏ったことです。

昔からマチュピチュの存在は知っていましたが、写真でしか⾒たことがなかったので、どのくらいの⼤きさだとか周りがどのようになっているかは検討もつきませんでした。

実際にマチュピチュにたどり着いたときは美しく壮⼤な景⾊が⽬の前にあり、まるで写真を⾒ているかのようでした。

ペルー生活

ホストファミリーの⽅々はすごく優しくて、安⼼して⼆週間過ごすことができました。

⾷事に関しては、ホストファミリーの⽅が美味しい⾷事を作ってくれたので不⾃由はありませんでした。

基本的にパンとお⽶が多かったです。

私の泊まった家には、⼀緒にボランティアに参加した8⼈のうちの6⼈が泊まっていました。

活動がないときはみんなで遊んだり、映画を⾒たりして、充実した時間を過ごすことができました。

高校生のうちに広がった視野

私は今回初めてプロジェクトアブロードのボランティアに参加したのですが、普段⽬に⾒ないことや体験できないようなことがたくさん経験でき、本当に嬉しく思います。

私の泊まった家には電気も⽔道もありましたが、中には今だに⽔道も電気もないところで⽣活を余儀なくされている⼈もいると聞きました。

私が今住んでいる家には電気も⽔道もありそれが当たり前だと思っていましたが、今回の経験でそれは当たり前ではない事に気付かされました。

そして、何回も言いますが、私はスペイン語が全くわからない状態でこのボランティアに参加したのですが、わからない分頑張って意思を伝えようとしました。

その体験で学んだことは、伝えようとすることが大切なんだということです。

世の中に貢献できるようになりたい

まだ私は将来の⽬標がはっきり決まっているわけではありませんが、誰かの役に⽴って世の中に貢献できる仕事がしたいです。

今回様々な経験ができたので、この経験で得たことや⾒たことを周りの友達や親戚に伝えて⾏きたいです。

ボランティアに参加した⼆週間は、今までの⼈⽣の中でもっとも充実していた⼆週間と⾔っても過⾔ではないくらい充実していました。ボランティアをするだけでなく、観光をしたり伝統的だダンスを踊ったりなど、いろいろなことを経験できた⼆週間でした。

スタッフの⽅々も、私たちのことを全⼒でサポートをしてくださったお影で安⼼して活動をすることができました。

私は今年18 歳なので、再度⾼校⽣スペシャルに参加することはできませんが、⼤学⽣になったらまた⼤⼈の⽅のプログラムに参加したいと思います。

これから参加する高校生へ

プロジェクトアブロードに応募する前は、本当に参加したほうがいいのか、それとも参加せずに他のことをやったほうがいいのか正直⾏って迷いました。

けれど、実際参加してみたら、本当に参加してよかったなあと⼼の底から思いました。

確かに⾼校⽣の間は勉強などやることがたくさんあると思います。

しかし、⾼校⽣の間にしかできないこともたくさんあります。

参加するか迷っている⼦がいたら、ぜひ勇気を出して参加してみて欲しいです。

想像の何倍も楽しくていい経験ができると思います!

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この体験談は、主観に基づいて綴られています。

その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。

ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。