友人がくれたきっかけ
このプログラムに参加したきっかけは単純で、友達が「こんなのあって、今年の夏やろうと思ってるんだけど、興味ない?」と聞いてくれたことです。
この⾼校⽣スペシャル2019を選択した理由は、私⾃⾝が⾼校⼆年⽣ということと、⾼校⽣向けだと安⼼だし、いろんな国の⾼校⽣と交流してみたいなと思ったからです。
渡航前はと言うと
渡航前は、正直に⾔って、「実感がない」、という感じでした。
私は渡航する⼆⽇前までキャンプに⾏っていたので、ほんまにバタバタのまま出発したので、カンボジアに着くまで、本当に実感がありませんでした。
「あ、明⽇からカンボジアだから⽤意しなくちゃ」、という軽い感じでした。
しかし、決して⾏くのが嫌だったから忘れていたなどいうわけでもなく、 少なくとも楽しそうだし、カンボジアの現状を知りたいと思って⾃分でこのプログラムに参加するのを決めたので、親が決めたから、などという軽い感じとはまた別です。
ボランティアとしての一日の流れ
活動内容としては、平⽇は基本学校での活動でした。
午前中は、休み時間は⼦供達と遊んで、⼆時間ほどグループで考えた授業を英語で教えてやるという感じでした。
活動する学校には毎朝バスごとフェリーに乗り込んで、10分ほどで川を渡り⾏っていました。
午後は、授業した学校、つまり、午前中と同じ学校に⾏って、校舎の外壁や扉や窓の埃やこびりついたものをまず落としてから、扉や窓はガソリン系のペイントで、外壁は⽔性系のペイントで、校舎をペイントしました。
私たちは30⼈ほどでしたので、この⼆週間で1つの教室を塗り上げました。
また、裏庭の草も刈りました。
午後、ペイントが終わると、ホテルに帰ってきてすぐにシャワーを浴びて、外⾷かホテルでご飯を⾷べて、その後ホテルで次の⽇にどんな授業をするか各グループごとに話し合いました。
話し合いの後は就寝です。
これが⼤まかな⼀⽇の流れでした。
週末やレジャータイム
週末は、シェムリアップに六時間ほどかけてバスで⾏って、アンコールワットや夜市に⾏ったり、プール付きのホテルで遊んだり、思いっきりバカンスを楽しむことができました。
また、週末だけには限らず、ホテルから徒歩⼗分ほどのところにイオンがあるので、スタッフに声をかけるとすぐに連れってくれたので、⾷べ物がないやものがない、と困る⼼配は⼀切ありませんでした。
ホテルはプノンペンでしたので、プノンペンの夜市やレストラン、ロシアンマーケット、killing fieldなど様々な場所に連れてってくれました。
最終⽇はみんなフライトの時間がバラバラなので、⾃由時間になり、ホテルのすぐ隣にあるマッサージ屋さんでマッサージなども受けました。
カンボジアの滞在先
滞在先は、ずっとホテルでした。
⾷事は中華だと聞いていましたが、フライドポテトやパスタ、野菜、フルーツなどジャンクな⾷べ物や様々なものがあったので飽きることなく、とても美味しくいただくことができました。
ちなみにバイキング制です。
洗濯は、ホテルのロビーに「お願いします」と、何か1つの袋に⼊れて渡すと、畳んで返ってきました。
およそ三⽇分の⼆⼈分の服で、2ドルで、お安かったです。
ルームメイトは⽇本⼈でした。
とても⾯⽩くて、良い⼦でした。
でも、お互いずっと部屋にいるのではなく、その⼦は他の部屋に⾏ったり、私も他の⼦の部屋に⾏ったりなど、本当に⾃由でした。
私が直面した課題
⼤変だったのは、他のボランティアとコミュニケーションをとることです。
私はこのボランティアで発展途上国という国に⾏くのが初めてでした。
海外でのボランティアも初めてでした。
なので正直、⾏く前はとても不安でした。
英語も全然喋れないので。
英語が苦⼿なので、必死でした。
英語が話せないのですが、話かけに⾏かないとダメだなと思いました。
⾏ってみると、頑張って⾃分から話しかけたら絶対に相⼿は返事を返してくれるので、積極的に嫌でもならないとダメだなと思いました。
単語がわからなくても必死で聞こうとしたり、ジェスチャーで表そうとしたり、頑張って伝えようとした点が成⻑できたところかなと思います。
頑張った結果、友達を作ることができて良かったです。
自分の目で見て初めて分かる
やはり情報だけじゃわからないことや伝わらないことがあると思うのですが、実際の現地の国に⾏くことによって、得ることができるものはたくさんあるなと思いました。
⾃分の⽬で実際に⾒ることによって、現状の悪さや現地の⼈たちがどのように思い過ごしているのか、⾃分の⽬で⾒ることができたのでそれがやはり、1番印象に残ったと思います。
私は正直、発展途上国の1つであるカンボジアに来て衝撃を受けました。
⽇本ではあり得ないような光景、例えば、道の様々なところにゴミの⼭が散乱していたり、学校の⼩さな⼦供達が、平気でお菓⼦のゴミや鉛筆などを床や池に放り投げて遊んだり、そのゴミが落ちても全く気にしないのです。
その現状にとても衝撃を受けました。
また、街をグループで歩いている時や、現地は常に貸し切りバス移動だったので、バスの前などで⼩さな⼦供や体の不⾃由な⼈が、「お⾦をください」、とお願いしてくるのです。
とにかく衝撃でした。
インターネットで調べたら、そんな情報簡単にコロコロ出てくると思います。
でも実際に、⼦供達に「お⾦をください」、と⾔われると衝撃が全然違います。
胸が痛くなります。
こんな⼩さな⼦たちや、体の不⾃由な⼈たちが、「お⾦をください」、と⾔わないと暮らしていけないなんて、やはり貧富の差が激しいなと思いました。
なぜなら、⼀⽅でお⾦をください、と⾔ってるのに対して、⼀⽅は⾦ピカな家で暮らしているのです。
この変えられない現状をなんとかしたいと思いました。
無駄なことは一つもない
さまざまな衝撃を受けましたが、活動先での⼦供達との交流はとても貴重で、何よりとても⼤切な思い出なりました。
とても可愛すぎました。
constructionも普段できないことなどで、とても良い経験になりました。
最後に、さまざまなことを経験できましたが、全てが良い思い出と経験です。
無駄なことは1つもありませんでした。
カンボジアという発展途上国の1つに来ることができて、とても良かったです。
両親に感謝しています。
来たことに後悔はしてません。
しないと思います。
少なくとも私はしなかったので。
私はこのプログラムを通して、「もっと他の国も⾒たい!ボランティアしたい」、と思ったので、これからも様々な国に⾏ってボランティアしたいなと思います。
これから参加する高校生へ
これから参加する⼈も、不安や楽しみなど様々な気持ちでいっぱいだと思います。
でも、思いっきり楽しんでください!
私は英語が喋れないのでそれが不安でした。
でも何が何でも話したし、ジェスチャーで必死に伝えようとしたし、なんやかんや⾔って友達もできたし、なんとかなりました!
なので、不安に思っていても、こんな貴重な経験なかなかできないと思って、思い切りハッチャケてください。
思いっきり⾃分を表現して、⼀⽣懸命ボランティアをしてカンボジアに貢献して、最後まで諦めずにめげずに頑張ってください!
楽しんだもん勝ちです!
応援しています。
この体験談は、主観に基づいて綴られています。
その時の現地の需要や活動の進捗状況、参加時期、参加期間、天候などによって得られる経験が異なりますので、あらかじめご了承ください。
ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。