はじめに
ケニアでアフリカ東部サバンナ環境保護に取り組む高校生ボランティアを募集しています。
この夏休みの海外プログラムは、世界中から集まる外国人高校生ボランティアと共に、絶滅危惧種の野生動物や現地のエコシステム保全に取り組む環境保護を通した国際支援。最初の1週間の英語コースで英会話力に慣れ、現地の環境保護のエキスパートから学び貢献する特別な夏休みにしよう!
舞台は、ケニアのソイサムブ自然保護区。ここを故郷とする絶滅の危機に瀕するロスチャイルドキリンの保護、外来植物の除去、給水場の設置など、高校生ボランティアは現地で継続的に行われている取り組みを実践的に支えていきます。
ボランティア中は、同じプログラムに参加している高校生ボランティアと共に、自然保護区内のボランティア寮に滞在します。そこで体験するのは、アフリカの美しいサバンナで目覚め、過ごす一日!
活動中は、プロジェクトアブロードの現地スタッフが同行しみなさんをリードするので、安心して参加できるのが魅力。
さぁ、あなたも今年の夏休みはケニアの大地で環境保護活動に貢献しながら、人生観に刺激を与えに出かけよう!
活動内容
- 実践的な英会話力の向上
- 絶滅危惧種の野生動物の研究
- 野生動物の習性を解明するカメラの設置
- 地域奉仕活動
- 外来種の植物の除去
- 野生動物の水飲み場の整備
- 外国人高校生ボランティアと繰り出すケニアの冒険
英語留学コースで実践的な会話力の向上
環境保護活動が始まる前の1週間、実践的な英語コースを受講いただきます。コースの内容は参加者の皆様の英会話力により変動しますが、主に下記のようなスキルの向上を目指す内容を予定しています。
- 日常会話
- プレゼンテーション
- プログラムに関連する専門用語の習得
- インタビュー
- ワークショップ運営
- ファシリテーション
トビタテ!留学JAPANを利用される方についてはご自身でインタビューをはじめとした探究活動を実施するため、率先して英会話力を向上させる姿勢が必要です。
またトビタテ!留学JAPANを利用されない方も、環境保護活動開始時に海外からの参加者との間の言葉の壁を恐れることなくコミュニケーションをとる事ができるよう、日本人同士で率先して英語で話す習慣を付け英語環境の維持を目指しましょう。
絶滅危惧種の野生動物の研究
ケニアでの環境保護活動の主な柱は、絶滅危惧種であるロスチャイルドキリンの生態系調査。
リサーチ結果は他の自然保護区でも共有され、ロスチャイルドというこの種の保護活動に取り組む極めて重要な活動です。
世界規模で見ると、現在生存するロスチャイルドキリンの約5%がこのソイサンムブ自然保護区に生息しています。そんなロスチャイルドキリンが繁栄し続けられる環境を維持するのが、私たちに課せられた使命。
高校生ボランティアは、一丸となって現地で継続的に行われているロスチャイルドキリンの保護活動を支援していきます。
野生動物の習性を解明するカメラの設置
夜に活発になる野生動物の生息地、習慣、行動パターンを解明し、生息する野生動物の一覧表を更新すべく、ソイサンムブ自然保護区ではカメラの設置を通した研究を行っています。
ここで高校生ボランティア任されるのは、自然保護区内にカメラを仕掛けること。
数値上のデータ収集は、活動の進歩や野生動物それぞれの個体数の増減の確認に役立てられます。
地域奉仕活動
ソイサンムブ自然保護区での実践的な環境保護活動に加え、高校生ボランティアたちは毎週周辺地域に出向き、地域奉仕活動に取り組みます。
活動内容はその時々によって異なりますが、地元の子供たちを対象に以下のような活動を行っています:
野生動物と自然保全についての環境保護教育
基礎英語教育
サッカーなどのスポーツを通した交流
トイレやエコストーブの建設
外来種の植物の除去
ケニアでは、外来種の植物の存在が問題視されています。外来種の植物は、貴重なケニアの固有種の植物を侵略し、野生動物の棲かをも奪いかねません。
そこで、高校生ボランティアたちは、仲間と団結してこれらの外来種の植物の除去に取り組みます。
また、自然保護区内の小道の整備も、高校生ボランティアが担う役割。訪問者が小道をそれて固有種の植物にダメージを与えないよう努めます。
野生動物の水飲み場の整備
高校生ボランティアたちは、野生動物たちのオアシスとなる専用の水飲み場の設置や穴掘りにも携わります。
これは、乾季の干ばつに備えて水を貯える重要な作業。高校生ボランティア一丸となって取り組みます。
外国人高校生ボランティアと繰り出すケニアの冒険
このプログラムには、国境を越えたさまざまな国出身の高校生が参加しています。つまり、ケニアにいながらインターナショナルな友達を作り、異文化体験をする貴重なチャンス!
ケニア到着後、仲間の高校生ボランティアと終始活動を共にし、週末にはみんなで国立公園の冒険へ。
すべてのアクティビティにはプロジェクトアブロードの現地スタッフが同行するので安心です。
※レジャーアクティビティは、当日の天候によってスケジュールが変更されることもあります。
高校生ボランティア参加条件
ケニアでのアフリカ東部サバンナ環境保護の海外ボランティアの応募対象は、世界中の高校生。
特に、アフリカの大自然で生活してみたい、アウトドアが好き、将来環境保護に関する仕事に就きたい、環境保全に関心がある、野生動物が好き、体力に自信がある!という熱意のある高校生におすすめです。
プログラム参加にあたって、特に知識や経験は問われません。現地では、ケニアの環境保護専門家から直接学べるだけでなく、プロジェクトアブロードのスタッフが活動に常に付き添いうので安心して参加できる魅力があります。
参加条件とまではいきませんが、最低限の基礎英語力があることが理想的ですので、最初の1週間の英語コースは環境保護活動に参加するにあたって非常に有意義な期間となるでしょう。現地到着後のコミュニケーションは基本的にすべて英語で行われるため、日本語に依存しない姿勢が必要となります。
したがって、渡航前と英語コースの期間中にどれだけ真剣に英語の練習に取り組むかが現地での経験値を左右すると言っても過言ではありません。すべては、あなた次第です!
英語留学&アフリカ東部サバンナ環境保護は下記の要件を満たす、あるいは目指す方を主に対象とします。
- 一歩前に出る姿勢で、なるべく積極的に英語を発話したいと考えている方
- 日本人同士でも積極的に英語で会話を継続しようと努力できる方
- 日本人同士で、日本語で話しかけられても英語で対応できる方
- 日本人同士で、日本語で話しかけた際に英語で返答されても問題ない方
- 言葉の壁にぶつかっても、他の参加者と助け合いながらお互いに英会話力の向上を目指すことができる方
※参加に必要な英語検定試験等の級数やスコアの基準はないので、どのレベルの方もご参加が可能です。様々な英語レベルの方が参加される事をご承知おきください。
※本コースを募集しているのは日本支店のみです。英語コースの間は他の国の参加者はいませんので、参加者は日本から参加されている方のみとなります。
この海外ボランティアを通して、実践的な環境保護経験はもちろん、自立心、チームワーク、適応性、コミュニケーション能力、英語力、リーダーシップなど、高校生活はもちろん、その後の進路でも役立つさまざまなスキルの習得が期待されます。
そして、現地での出会い、親元を離れアフリカでやり遂げた自信、刺激された価値観は、あなたの人生を豊かにしてくれる財産となることでしょう。
活動拠点
ソイサムブ
ケニア政府が運営する環境保護機関ケニアワイルドライフサービスの絶滅危惧種の生態系リストにも挙げられているソイサンムブ自然保護区。
そんなソイサンムブ自然保護区は、グレートリフトバレーの貴重な野生動物と植物の保護に懸命です
活動のねらい
高校生スペシャル 英語留学コース & アフリカ東部サバンナ環境保護の海外ボランティアのねらいは、実践的な英会話力を身に付け、ケニアに生息する野生動物の自然環境を守り貴重な絶滅危惧種を次世代につなげること。
同時に、あなたが高校生のうちに実践的な国際経験を得ながら視野をぐんと広げること。
雄大な自然を誇るケニアでは、水面下で野生動物の密猟や私たち人間による生活の営みを原因とした環境破壊が進行しています。そんな中、ソイサンムブ自然保護区は野生動物が安心して繁栄できる聖なる地としての役割を果たしています。
高校生ボランティアによる貢献は、ソイサンムブ自然保護区での広範囲に渡る研究や実地的な環境保護活動を支える原動力。
あなたも、ケニアで貴重な野生動物と自然環境の保護に手を差し伸べながら、特別な夏休みを過ごす高校生ボランティアの一員へ。
![高校生ボランティアがケニアの自然保護区内を移動 ケニアで自然保護区内を移動する高校生ボランティアたち](https://rs.projects-abroad.jp/v1/products/product-5d9f0a8cef719-1090-product-676c0f6d90b99.[1090].jpeg)
マネジメントプラン
プロジェクトアブロードは独自のマネジメントプランを設け、活動に対する目標の明確化と目標達成の具体化を行っています。
マネジメントプランは、まさに私たちの活動の道しるべ。
よろしければ、マネジメントプランもあわせてご覧ください。
活動が世界に与える影響
毎年、何千人もの高校生ボランティアが国境を越えて価値ある「違い」を生み出しています。
それは、長期的な目標の達成に向けて多国籍な仲間と共に取り組む国際協力。
高校生ボランティアのグローバルインパクトリポートにまとめられた年間の活動の進歩と功績は、積み重なった高校生ボランティアの努力の結晶。
よろしければ、活動が世界に与える影響もあわせてご覧ください。
滞在先と食事
ケニアで活動中の滞在先は、ソイサムブ自然保護区にある専用のボランティア寮です。
基本的に同性の仲間とのルームシェアとなりますので、貴重な異文化体験の機会として積極的に交流を図りましょう。
現地では1日3食分の食事が提供されますので、ぜひ食からもケニア文化をお楽しみください。
発展途上国の滞在先は、先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。
現地サポート
安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。
だから、海外への渡航が初めての方でも安心して参加できる魅力があります。