はじめに
ネパールで教育の短期・長期「実践型」海外ボランティア参加者を募集しています。
支援が求められているのは、貧困層の子供たちが通う小学校でのより良い英語教育。
ボランティア先生として、発音の強化や実践的なスピーキングの練習の機会を提供し、子供たちが自信を持って英語を話すことができるよう活動します。
アジアの最貧国の一つとされるネパールでは、英語は貧困脱出の武器。貧困家庭出身の子供たちにとって、英語力を備えていることで観光産業をはじめより良い就職への足がかりとなるのです。そんな未来を切り開く実践的な英語教育を支えるボランティアを募集しています。
ネパールで教育ボランティア中は、活動拠点となるカトマンズまたはチトワンに暮らすホストファミリー宅で現地生活を体験。きっと、ネパールの生活習慣に触れる貴重な異文化体験となることでしょう。
ボランティア活動がお休みとなる週末は、現地で出会ったインターナショナルな外国人ボランティアと共に、「神々が棲む街」カトマンズを冒険へ!
教育ボランティア参加条件
ネパールでの教育の海外ボランティアの応募対象は、世界中の大学生、社会人、シニアのみなさんです。
特に、子供が好き、教えることが得意、南アジアの発展途上国の教育現場の実情を見てみたい、ネパールで国際協力に携わりたい、将来は教育に関する職業に就きたい!というみなさんにおすすめです。
現役教師のみなさんにとっては、南アジアの最貧国ネパールという支援が求められている海外を舞台に、スキルと経験を発揮する貴重なチャンスとなることでしょう。
参加にあたって求められる語学力は、基礎英語力。
現地語が堪能でない限り、ネパール到着後のコミュニケーションは基本的にすべて英語で行われます。ネパールの子供たちへの基礎英語教育に携わる意味でも、やはり基本的な英語力不可欠。
したがって、英語の学習を含む渡航前準備にどれだけ真剣に取り組んできたかが、現地での経験値を左右すると言っても過言ではありません。
すべては、あなた次第です!
活動内容
- 実践的な英語教育
- 授業の準備と教材作り
- 体育、図画工作、音楽をはじめとした英語以外の学校教育
- 教育ワークショップを通した学習
実践的な英語教育
教育ボランティアとしてのあなたの主な役割は、地元の小学校で実践的な英語を教えること。
特に、発音の強化とスピーキングの練習に取り組みます。歌、ゲーム、単語カードなどを利用して、参加型のアクティビティを通した楽しい授業を行い、子供たちが最大限に英語を練習できるよう努めましょう。
あなたの積極性や経験によって、授業を担当、またはアシスタント教師として現地の教師のサポート役を務めます。
授業の準備と教材づくり
授業の内容を考え、フラッシュカードやポスターをはじめとした視覚から効果的に学習できる教材作りと次の日の授業の準備を整えるのも、ボランティアのあなたが果たす重要な役割です。
一方通行の教育ではなく、生徒たちが夢中になって取り組み、識字率の向上を助け、学習意欲や創造性を引き出すような参加型の授業を考案していきましょう。歌、ダンス、ゲームなど、現地の先生たちは海外からやって来るボランティアのみなさんならではの新しいアイデアを期待しています。
プロジェクトアブロードのネパールオフィスでは、教材づくりに必要な文房具を取り揃えています。
体育、図画工作、音楽をはじめとした英語以外の学校教育
ネパールでの教育ボランティアの活動の柱は実践的な英語教育ですが、学校でのボランティア活動は英語教育だけにとどまりません。
例えば、体育、図画工作、音楽、算数、理科をはじめとしたその他の科目に取り組み、子供たちへの包括的な教育を支えていきます。
あなたの特技やスキルをここでぜひ活かしながら、子供たちの創造性や長所を引き延ばしてあげましょう。
教育ワークショップを通した学習
プロジェクトアブロードのネパールオフィスでは、定期的に教育ワークショップを行っています。
教育ボランティアが一同に集結するこの教育ワークショップでは、ネパールの教育システムや教育事情について学習したり、教育方法の向上を目的とした意見交換や、ボランティア同士の交流が行われています。
ぜひ積極的に参加して、アドバイスをもらう機会にお役立てください。
活動拠点
カトマンズ
ネパールの首都であり、政治、経済、行政を司る国内最大の主要都市。
背後には世界最高峰エベレストを含むヒマラヤ山脈がそびえ立ち、世界遺産に指定されている歴史的建造物も存在。
さまざまな言語、文化、宗教が織りなす多民族国家の象徴カトマンズには、毎年大勢の観光客が訪れます。
チトワン
首都カトマンズから車で西に7時間ほどの所に位置します。
絶滅危惧種のベンガルタイガーなどを含む貴重な野生動物が生息する国立公園が存在します。
教育ボランティアの1日の流れ
ネパールでの教育ボランティアは、現地の祝祭日を除く月曜日~金曜日、合計6時間ほどの活動に従事します。
1日のはじまりは、滞在先での朝食から!朝ご飯を済ませ、準備が整ったらいざ派遣先へ。活動初日はプロジェクトアブロードのネパールオフィスのスタッフが同行し、公共交通の利用の仕方や派遣先までの通い方を丁寧にご案内します。派遣先によっては徒歩圏内となります。
教育内容は、派遣先、あなたの知識、経験、スキル、語学力によってさまざまです。ぜひ積極的に取り組んでみてください。
1日のボランティア活動を終えた後は自由時間です。現地で友達になった外国人ボランティアと一緒にカトマンズ市街を散策したり、滞在先に戻って夕飯の準備を手伝いながらホストファミリーとの異文化交流を深めたりと、あなた流に楽しむことができます。
ボランティア活動がお休みとなる週末は、異なる角度からネパールの魅力に触れる絶好の機会。仲間のボランティアと一緒に、これまで知らなかったネパールの世界を冒険しに出かけよう!
活動のねらい
ネパールで行われている教育の海外ボランティアのねらいは、ネパールの貧困家庭や低所得層、農家の子供たちに英語を学習するより良い機会を提供すること。
同時に、あなたが発展途上国の教育現場で実務経験を得ること。
ネパールでの教育の海外ボランティア活動では、特に以下の項目に力を入れた活動に取り組んでいます:
- 英語教育
- 識字率の向上
- 計算能力の向上
- 教授法の向上
あなたも、教育という最強の武器を通してネパールの子供たちの未来を切り開くボランティアの一員へ。
マネジメントプラン
プロジェクトアブロードは独自のマネジメントプランを設け、活動に対する目標の明確化と目標達成の具体化を行っています。
マネジメントプランは、まさに私たちの活動の道しるべ。
よろしければ、マネジメントプランもあわせてご覧ください。
活動が世界に与える影響
プロジェクトアブロードは、毎年明確に定められた長期的な目標の達成に向けて取り組まれています。
その目標達成の鍵となるのが、参加者一人ひとりのみなさんの存在です。
グローバルインパクトリポートにまとめられた年間の活動の進歩と功績は、参加者全員の努力の結晶。
よろしければ、活動が世界に与える影響もあわせてご覧ください。
滞在先と食事
ネパールで活動中の滞在先は、活動拠点周辺に暮らす現地人ホストファミリー宅です。
ホストファミリーとの共同生活は、現地文化を生活レベルで体験する貴重な機会!ぜひ積極的に話しかけ、異文化交流を図りましょう。滞在先では1日3食分の食事が提供されますので、ぜひ食からもネパール文化をお楽しみください。
その時の受入れ状況にもよりますが、なるべく他の参加者と同じ滞在先を手配し、より多くの出会いと交流を体験できるよう努めています。
発展途上国の滞在先は、先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。
現地サポート
安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。
だから、海外への渡航が初めての方でも安心して参加できる魅力があります。