はじめに
ガーナで教育の短期・長期「実践型」海外ボランティア参加者を募集しています。
派遣先は、アクアぺムヒルズという田舎にある Tore Eikelandスクール。
プロジェクトアブロード完全出資・運営のこの小学校は、周辺に暮らす貧困の子供たちに無料で教育の機会を提供しています。
教室にあるのは、黒板、チョークのみ、教科書は子供同士でシェア。設備は先進国並みのレベルではありませんが、そこには熱心に学ぶガーナの子供たちがいます。これらの子供たちにとって、教育は貧困脱出の近道なのです。
Tore Eikelandスクール以外にも、港町ケープコーストや首都アクラの地元の小学校や特別支援学校でもボランティア支援が求められています。
いずれの場合も、活動の柱となるのは基礎英語教育。部族語を母国語として育つガーナの子供たちに、第2言語としてガーナの公用語である英語を教えます。その他算数、IT教育、体育、図画工作、演劇などの学校教育や放課後の読書クラブのサポートに貢献します。
ボランティア中は、活動拠点に実際に暮らすガーナ人ホストファミリー宅でに滞在。ガーナの文化やライフスタイルを生活レベルで体験をするユニークな機会となることでしょう。
自由行動となる週末は、現地で出会い友達になった多国籍な外国人ボランティアと共にアフリカを感じる冒険へ!
教育ボランティア参加条件
ガーナでの教育の国際ボランティアの応募対象は、世界中の大学生、社会人、シニアのみなさんです。
特に、子供が好き、教えることが得意、アフリカの発展途上国の教育現場の実情を見てみたい、ガーナで国際協力に携わりたい、将来は教育に関する職業に就きたい!という方におすすめです。
すでに資格を持つ現役の教師であれば、ガーナという支援が求められている海外を舞台にあなたのスキルと経験を発揮する貴重なチャンス。
参加にあたって求められる語学力は、基礎英語力。ガーナ到着後のコミュニケーションは基本的に英語で行われます。ガーナの子供たちへの基礎英語教育に携わる意味でも、やはり基本的な英語力は必要となってきます。
だからこそ、英語の練習を含む渡航前準備にどれだけ真剣に取り組んできたかが、現地での経験値を左右すると言っても過言ではありません。
すべては、あなた次第です!
活動内容
- 基礎英語教育
- 算数、音楽、体育をはじめとした英語以外の学校教育
- 授業の準備と教材づくり
- 放課後の読書クラブのサポート
基礎英語教育
約80もの言語が話される多言語国家のガーナでは、子供たちの多くはトゥイ語、エウェ語、ファンティ語をはじめとした部族語を母国語として育ちます。
したがって、ガーナの子供たちにとってガーナの公用語である英語は第二言語。
そんな英語の学習をサポートするのがボランティアとしてのあなたの役目です。
現地での需要やあなたの積極性によって、ボランティア先生として英語の授業を担当または現地教師のアシスタント役として活躍していきます。
対象の子供が特別支援を必要としている場合は、少人数制のグループに分かれ、細やかな学習のサポートを努めます。
算数、音楽、体育をはじめとした英語以外の学校教育
学校でのボランティア活動は、基礎英語教育だけにとどまりません。
例えば、算数、IT教育、音楽、図画工作、演劇、スポーツなどさまざまな授業をサポートし、子供たちへの包括的な教育を支えていきます。
これは、あなたの特技やスキルを活かした教育活動が歓迎される環境です。
ガーナの子供たち一人ひとりに向き合い、苦手な部分を補いながら長所を伸ばすよう心がけて取り組みましょう。
授業の準備と教材づくり
授業の内容を考え、必要な教材作りと次の日の授業の準備を整えるのも、ボランティアのあなたが果たす重要な役割です。
ガーナの先生たちは、海外からやって来るボランティアのみなさんならではのアイデアに期待しています。
一方通行の教育ではなく、子供たち参加型の授業を計画し、学習意欲を引き出してあげましょう。
プロジェクトアブロードのガーナオフィスでは、教材づくりに必要な文房具を取り揃えています。
放課後の読書クラブのサポート
この教育の海外ボランティアでは、ガーナの子供たちの識字率の向上に力を入れています。
ここでのボランティアとしてのあなたの役割は、毎週行われている放課後の読書クラブをサポートすること。
学校の教室とは異なるリラックスした環境で子供たちに本の読み聞かせを行ったり、一緒に声に出して本を読んだりして、子供たちがより英語に触れ、読み書き能力の向上を支えていきます。
提携機関
主な派遣先のTore Eikelandスクールは、プロジェクトアブロードの完全出資によって設立・運営されている小学校。
アクアぺムヒルズで育つ貧困の子供たちに無料で教育の機会を提供しています。
Tore基金と呼ばれるチャリティー団体が重視するのは、地域住民が政府の決定に従うばかりでなく、物事に対して批判的に考え、自分たちの生活がより良いものとなるよう行動できる人材を育成し、民主主義社会を構築すること。
その実現に向けてガーナの子供たちに教育を受ける機会の提供、討論する力の育成、現代的な教育の実現のサポートを行い、持続可能な地域社会の形成と貧困の削減に貢献することが期待しています。
活動拠点
アクラ
人口およそ300万人が暮らす活気あるガーナの首都。
道端では多くの人々や車が行き交っています。
地元のマーケット、博物館、歴史を伝えるモニュメントなど、訪れる人々を飽きさせません。
アクアぺムヒルズ
首都アクラから車で約1時間半の内陸の田舎町。
人と人との結びつきを大事にするアフリカの田舎暮らしが営まれています。
ケープコースト
その昔金や奴隷貿易の中心地として栄えた歴史ある港町。
要塞のケープコースト城は世界文化遺産にも登録され、ガーナがたどった壮絶な歴史を今に伝えています。
教育ボランティアの1日の流れ
ガーナの教育ボランティアは、現地の祝祭日を除く月曜日~金曜日、午前8時から午後2~4時頃まで活動に従事します。
ボランティアとしての1日は、滞在先での朝食から!朝ごはんを済ませ、準備が整ったら、いざ派遣先へ。活動初日は、プロジェクトアブロードのガーナオフィスのスタッフが活動先まで付き添い、トロトロと呼ばれる乗り合いワゴンをはじめとする公共交通機関の利用の仕方や通い方を丁寧にご案内します。
派遣先の学校にもよりますが、通常、午後12時を回ったら1時間の昼休みに入ります。
その日の教育内容は、派遣先、あなたの知識、経験、スキル、語学力によってさまざまです。ぜひ積極的に取り組んでみてください。
1日のボランティア活動を終えた後は、自由時間です。現地で友達になった多国籍な外国人ボランティアと共に地元のマーケットを散策したり、滞在先に戻って夕飯の準備を手伝いながらホストファミリーとの交流を深めたりと、あなた流に楽しむことができます。
活動がお休みとなる週末は、仲間と一緒にガーナで新しい発見をする冒険へ!
活動のねらい
ガーナで行われている教育の海外ボランティアのねらいは、学校での基礎英語教育をサポートすること。
同時に、あなたが発展途上国の教育現場で実践的な教育経験を得ること。
プロジェクトアブロードの教育の海外ボランティアでは、以下の項目に焦点をあてた活動に取り組んでいます:
- 基礎英語力教育
- 学習環境の向上
- 学習障がいを抱える子供たちへのサポートの向上
- 識字率の向上
- 創造性を養う学習
あなたも、西アフリカの発展途上国ガーナの子供たちに英語教育を届けるボランティアの一員へ。
マネジメントプラン
プロジェクトアブロードは独自のマネジメントプランを設け、活動に対する目標の明確化と目標達成の具体化を行っています。
マネジメントプランは、まさに私たちの活動の道しるべ。
よろしければ、マネジメントプランもあわせてご覧ください。
活動が世界に与える影響
プロジェクトアブロードは、毎年明確に定められた長期的な目標の達成に向けて取り組まれています。
その目標達成の鍵となるのが、参加者一人ひとりのみなさんの存在です。
グローバルインパクトリポートにまとめられた年間の活動の進歩と功績は、参加者全員の努力の結晶。
よろしければ、活動が世界に与える影響もあわせてご覧ください。
滞在先と食事
ガーナで活動中の滞在先は、各活動拠点周辺に暮らす現地人ホストファミリー宅です。
ホストファミリーとの共同生活は、現地文化を生活レベルで体験する貴重な機会!ぜひ積極的に話しかけ、異文化交流を図りましょう。滞在先では1日3食分の食事が提供されますので、ぜひ食からもガーナ文化をお楽しみください。
その時の受入れ状況にもよりますが、なるべく他の参加者と同じ滞在先を手配し、より多くの出会いと交流を体験できるよう努めています。
発展途上国の滞在先は、先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。
現地サポート
安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。
だから、海外への渡航が初めての方でも安心して参加できる魅力があります。