はじめに
今年の夏休みは、南米のスペイン語圏アルゼンチンへ!世界各国から参加する医療に関心を持った外国人高校生ボランティアと共に、スペイン語に触れながら医療現場で実際に働く医師たちから直接学び、国際医療支援に携わる経験。高校卒業後の大学進学や将来の就職を視野に入れて、この夏休みの間に海外で差をつけよう!
高校生ボランティアとしてのあなたの役割は、アルゼンチンの病院で働く医師や看護師たちの視察から。これは、医療従事者としての役割や任務、そして南米の発展途上国の医療事情を自分の目で見て学ぶ貴重な機会。
スペイン語圏に来たからには、その土地の公用語であるスペイン語を学び、医療ボランティア先のスタッフや地元の人々と交流することも大事。習ったスペイン語は、地域に出向いて病気予防の教育や衛生指導にあたる国際医療支援活動にも役立つはず!
このアルゼンチンでの医療海外ボランティアの活動拠点は、コルドバ。現地で医療ボランティア中は、アルゼンチン人のホストファミリーの家で南米流生活を体験!
活動以外の時間は、仲間の外国人高校生ボランティアとの交流を深めるアクティビティや異文化体験が満載。そして週末はボランティア活動に一息入れ、仲間と共にアルゼンチンを冒険する小旅行へ。
これらすべての活動には、プロジェクトアブロードのスタッフが同行するので、海外や南米は初めて!という高校生も安心して参加することができます。
さぁ、今年の夏休みはアルゼンチンで新しい発見をしよう!
高校生ボランティア参加条件
アルゼンチンでの医療&スペイン語の海外ボランティアの応募対象は、世界中の高校生。
将来医療の道に進むことを検討している、国際医療支援に関心がある、南米生活を体験したい、スペイン語を学びたい、同世代の外国人の友達を作りたい!という積極的な高校生におすすめです。
プログラム参加にあたって、特に知識や経験は問われません。活動には終始プロジェクトアブロードのスタッフが付き添い、そばでサポートをするので大丈夫!
ただし、スペイン語圏アルゼンチンとはいえ、現地入り後のスタッフや仲間の高校生ボランティアとのコミュニケーションは英語で統一されます。したがって、最低限の基礎英語力があることが理想的です。
だからこそ、英語のブラッシュアップを含む入念な渡航準備が現地での成功の鍵。すべては、あなた次第です!
この海外ボランティアを通して、実践的な医療の学習経験はもちろん、適応能力、自主性、チームワーク、コミュニケーション能力、発言力、英語力、スペイン語力など、高校生活や今後の進学に役立つスキルの習得が期待されます。
そして、現地での出会い、親元を離れ海外でやり遂げた自信、広がった視野は、あなたの人生におけるかけがえのない財産となることでしょう。
※プログラム参加にあたって、英文の予防接種証明書の提出が必要となります。
活動内容
高校生ボランティアとしての活動は、まずアルゼンチンの医療現場での視察から。必要な知識とスキルを得たら、地域に出向いてヘルスケアを届ける国際医療支援の実践へ。もちろん、スペイン語の学習が同時進行で行われます:
- 医療現場での視察を通した学習
- 地域各所での国際医療支援活動
- 医療ワークショップを通した学習
- スペイン語レッスン
- 外国人高校生ボランティアと繰り出すアルゼンチンの冒険
医療現場での視察を通した学習
医療ボランティアの活動の柱は、病院や診療所などの医療現場で実際に働く医師や看護師の仕事の視察。
これは、医療従事者の役割、責任、日々の任務を間近で学びながら、発展途上国アルゼンチンの医療事情を学習する貴重な機会。また高校生ボランティアのあなたにとって、これは現役の医療専門家に直接質問を投げかけるチャンス!積極的に発言し、質問しましょう。
タイミングが合えば、手術の見学に立ち会う機会もあるかもしれません。
地域各所での国際医療支援
南米の発展途上国アルゼンチンでは、医療アクセスが乏しい地域が点在しています。
プロジェクトアブロードは、そんな貧困地域や田舎などの普段ヘルスケアが行き届いていない地域に直接出向き、無料の医療サービスを定期的に提供しています。高校生ボランティアのあなたの役割は、そんな地域型の医療活動を以下の形で支えること。
すべての活動は、現地の医療専門家の指示のもとで行われます:
- 病気予防の一環として、健康管理の重要性を教育し、衛生指導を実施
- 血圧や血糖値の測定などを含む健康診断の実施
- 糖尿病や肥満などの非感染性疾患予防として、栄養管理を指導
医療ワークショップを通した学習
高校生ボランティアは、医療ワークショップに参加し、アルゼンチンのヘルスケアシステムについて学ぶ機会があります。
医療ワークショップは、以下のような内容に焦点をあてたレクチャーとなります:
- アルゼンチンでよくある疾患
- 応急処置
- アルゼンチンの伝統医療
- 栄養バランスが整った食事療法および調理法
- 糖尿病や肥満などの非感染性疾患予防
スペイン語レッスン
アルゼンチンで医療ボランティア中は、コルドバにあるプロジェクトアブロードのオフィスで、毎日2時間ずつスペイン語の学習に取り組みます。
指導にあたるのは、資格を持ったアルゼンチン人のスペイン語教師。高校生ボランティアのみなさんそれぞれのスペイン語レベルに合わせて授業が進められるので、スペイン語初心者でもそれ以上のレベルでも大丈夫!
ここで学んだスペイン語を活かして、ホストファミリーやプロジェクトアブロードのスタッフ、そして地元の人々との交流の場で実践練習をしよう。
このスペイン語クラスでは、医療ボランティアに役立つ医療用語も学習する予定です。
外国人高校生ボランティアと繰り出すアルゼンチンの冒険
アルゼンチンでのすべての経験は、世界中から集まる国際色豊かな外国人高校生の仲間と共有されます。
ボランティア活動はもちろん、日々のボランティア活動終了後の異文化体験アクティビティや交流イベントも一緒に参加。
活動がお休みとなる週末は、みんなでアルゼンチンを冒険するレジャー旅行へ。
プロジェクトアブロードの現地スタッフがすべてのアクティビティに同行し、サポートを提供するので安心して参加できるのが魅力です。
※週末のレジャー旅行は、当日の天候によってスケジュールが変更されることもあります。
活動拠点
コルドバ
首都ブエノスアイレスより長い歴史をもつ都市。
スペイン人による植民地時代の面影も見られます。
アルゼンチン最古の大学やスペイン人によって建てられた大聖堂のほか、多くの教会が存在。
コルドバ大学も含め、市街および近郊にあるイエズス会管区跡は、世界遺産にも登録されています。
活動のねらい
高校生スペシャル医療&スペイン語の海外ボランティアのねらいは、生きたスペイン語を学びながら、南米の発展途上国ならではの医療の世界を体験し、将来に通じる経験を得ること。
同時に、あなたが高校生のうちに実践的な国際経験を得ながら視野をぐんと広げること。
南米の発展途上国アルゼンチンでは、長引く経済危機が中間層の貧困化を深刻化させています。医療面では、特に恵まれない地域や地方での限られた医療サービスへのアクセスが問題視されている状況。基礎ヘルスケアの普及は、国民の生活の質の向上における基本要素となります。高校生ボランティアとしてのあなたの貢献は、そんなアルゼンチンに暮らす人々の健康を促進する起動力。
あなたも、今年の夏休みは南米アルゼンチンで医療を学びながら、医療を通して人々に手を差し伸べる一員へ。
マネジメントプラン
プロジェクトアブロードは独自のマネジメントプランを設け、活動に対する目標の明確化と目標達成の具体化を行っています。
マネジメントプランは、まさに私たちの活動の道しるべ。
よろしければ、マネジメントプランもあわせてご覧ください。
活動が世界に与える影響
毎年、何千人もの高校生ボランティアが国境を越えて価値ある「違い」を生み出しています。
それは、長期的な目標の達成に向けて多国籍な仲間と共に取り組む国際協力。
高校生ボランティアのグローバルインパクトリポートにまとめられた年間の活動の進歩と功績は、積み重なった高校生ボランティアの努力の結晶。
よろしければ、活動が世界に与える影響もあわせてご覧ください。
滞在先と食事
アルゼンチンで活動中の滞在先は、コルドバ周辺に暮らす現地人ホストファミリー宅です。
ホストファミリーとの共同生活は、現地文化を生活レベルで体験する貴重な機会!ぜひ積極的に話しかけ、異文化交流を図りましょう。現地では1日3食分の食事が提供されますので、ぜひ食からもアルゼンチン文化をお楽しみください。
高校生スペシャルでは、基本的に1人以上の同性の高校生ボランティアとのルームシェアとなります。仲間と絆を深める機会に活用しよう!
発展途上国の滞在先は、先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。
現地サポート
安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。
高校生スペシャルでは、プロジェクトアブロードの現地スタッフがプログラムのすべてのスケジュールに付き添うので、未成年の高校生でも安心して参加できる魅力があります。