はじめに
ペルーで医療を学習する高校生ボランティアを募集しています（16歳以上）。
このプログラムは、世界中から集まる外国人高校生ボランティアと共に医療を学び、地域型の国際医療支援をサポートする国際協力。
まずは病院や診療所で実際に働く医師や看護師の仕事を視察し、医療従事者としての役割やペルーの医療事情を間近で学習します。
習った知識やスキルはさっそく実践へ。医療アクセスが乏しい貧困地域などに出向く医療専門家に付き添い、ヘルスケアの提供や病気予防の教育をサポートしていきます。
活動中は、活動拠点のクスコ周辺に実際に暮らす現地人ホストファミリー宅で地域住民の一員として滞在します。単なる海外旅行では得られない貴重な異文化体験は、あなたの視野を広げる重要な鍵。
日々の活動終了後の時間は、さまざまな異文化体験アクティビティや交流イベントがラインナップ。
活動がお休みとなる週末は、仲間の外国人高校生ボランティアと共にペルーを冒険するレジャー旅行へ。もちろん、ペルーに来たからには世界遺産マチュピチュも訪問します。
プロジェクトアブロードの現地スタッフがすべての活動に同行するので、海外への渡航が初めての高校生でも大丈夫！
さぁ、この夏休みは将来の選択肢を定める重要な経験を得にペルーに行こう！
高校生ボランティア参加条件
ペルーでの医療の海外ボランティアの応募対象は、世界中の16 歳以上の高校生。
将来医療の道に進みたい、発展途上国での国際医療支援に関心がある、海外の医療事情を自分の目で見てみたい、同世代の外国人の友達を作りたい、スペイン語圏の生活を体験したい！という意欲的な高校生におすすめです。
プログラム参加にあたって、特に知識や経験は問われません。終始仲間の外国人高校生ボランティアと共に取り組み、プロジェクトアブロードの現地スタッフが付き添うので、安心して参加できるのが魅力。
ただし、最低限の基礎英語力があることが理想的です。現地到着後のコミュニケーションは基本的にすべて英語で行われるため、しっかりとした英語での意思表示や分からないことをきちんと英語で質問できる英語力がないと、苦労するのはあなた自身。
したがって、渡航前にどれだけ真剣に英語の練習をしてきたかどうかが現地での経験値を左右すると言っても過言ではありません。すべては、あなた次第です！
ペルーはスペイン語圏のため、渡航前にスペイン語の挨拶や簡単なフレーズをあらかじめ練習しておくと、ホストファミリーとの距離もぐんと近づくことでしょう。
このプログラムでは、医療に携わる海外ボランティア経験はもちろん、適応能力、自主性、チームワーク、コミュニケーション能力、行動力、英語力、スペイン語力など、高校生活や今後の進学にも役立つスキルの習得が期待されます。
そして、親元を離れ、海外に身を置いたからこそ得られる一個人としての成長、ぐんと広がった視野、国境を越えた友情は、あなたの人生を豊かにしてくれる財産となることでしょう。
※週末の旅行先であるマチュピチュ訪問において、プログラム開始日の2ヶ月前までにパスポート情報の提出が必要となります。パスポートのスキャン提出が間に合わない場合は、あらかじめご相談ください。
活動内容
- 医療現場での視察を通した学習
- 医療ワークショップでの学習
- 地域各所での国際医療支援活動
- 外国人高校生ボランティアと繰り出すペルーの冒険
医療現場での視察を通した学習
高校生ボランティアとしてのあなたの役割は、まず病院や診療所で医師や看護師が行う回診の視察から！
質問があれば、現役の医療専門家に直接聞けるまたとないチャンス！分からないことや疑問に思ったことは、積極的に質問しましょう。
ここでは、救急救命などを含むさまざまな病棟で学習したり、タイミングによっては手術の見学を予定しています。
医療ワークショップでの学習
高校生ボランティアは、医療ワークショップに参加し、以下のような医療に関する理解を深めます：
- ペルーでよくある疾患
- 応急処置
- ペルーの伝統医療
- 栄養バランスが整った食事療法および調理法
地域各所での国際医療支援活動
発展途上国ペルーには、基礎医療サービスへのアクセスが乏しい地域が多く存在します。
支援を必要としている場所に出向いてヘルスケアを届ける国際医療支援を重視するプロジェクトアブロードにとって、高校生ボランティアとしてのあなたの存在は即戦力。高校生ボランティアたちは、特に無料の健康診断実施の際に活躍が期待されます。
他にも、高校生ボランティアとして田舎や老人ホームなどの地域各所に出向き、人々と交流しながら、健康管理への認識を促進する啓発活動、病気予防の呼びかけ、栄養管理の重要性の教育、歯科衛生指導などに貢献していきます。
すべての活動は、医療専門家の監督のもとで行われます。
外国人高校生ボランティアと繰り出すペルーの冒険
ペルーは、南アメリカに位置する深い文化と伝統を持つ国。ペルーで医療ボランティア中は、さまざまな角度からそんなペルーに触れる体験をしよう！
日々の医療ボランティア終了後の時間は、サルサのダンスレッスンを通した交流、博物館の訪問、郷土料理の堪能などさまざまです。豪快な量のペルー料理は、どれも味わい深く、美味！例えば、ペルーには3,000種類以上のジャガイモが存在することをご存知でしたか？地元ならではの活気あるマーケットの散策は、高校生ボランティアにも人気のアクティビティ。キュートな古都クスコは、実に見どころ満載！
活動がお休みとなる週末は、少し足を延ばし、未だ謎多き世界遺産マチュピチュを訪問。本物のアルパカやリャマが出迎えてくれます！尖った絶壁の山々がそびえるウルバンバ渓谷の山間、標高2,000m以上の空中都市マチュピチュを訪れ、ペルーの歴史をみんなで紐解こう。
その他、古代インカの人たちが大西洋を渡ってやってきたスペイン人たち「コンキスタドーレス」と最後に戦った聖地オリャンタイタンボを訪問予定ですので、お楽しみに！
※週末のレジャー旅行は、当日の天候によってスケジュールが変更されることもあります。
活動拠点
クスコ
人口約30万人が暮らす美しい古都。
標高約3,400mにたたずむユネスコ世界文化遺産です。
その昔、古代インカ帝国の首都として栄えた歴史ある街並み、文化・伝統を誇ります。
活動のねらい
ペルーでの医療の国際ボランティア活動のねらいは、高校生が医療についての理解を深め、ヘルスケアの実地経験を得ること。
同時に、あなたが高校生のうちに実践的な国際経験を得ながら視野をぐんと広げること。
ペルーに暮らす人々は、さまざまな健康問題を抱えています。貧困地域では、特に感染症が大きな問題になっている上、呼吸器系疾患がペルー国民の第一の死亡原因となっています。また、糖尿病などの非感染性疾患が増加しており乳幼児や子供たちの栄養失調も深刻な問題。
高校生ボランティアとして提供するヘルスケアは、そんな恵まれないペルーの人々に手を差し伸べる国際医療支援。健康管理の重要性を認識することは、ペルー国民にとって病気予防への第一歩。高校生ボランティアとしてのあなたの貢献は、プロジェクトアブロードが継続的に行っている現地人々の健康を促進する追い風となってゆくのです。
あなたも、この夏休みはペルーで医療を学びながら、ここに生きる人々を支える一員へ。
マネジメントプラン
プロジェクトアブロードは独自のマネジメントプランを設け、活動に対する目標の明確化と目標達成の具体化を行っています。
マネジメントプランは、まさに私たちの活動の道しるべ。
よろしければ、マネジメントプランもあわせてご覧ください。
活動が世界に与える影響
毎年、何千人もの高校生ボランティアが国境を越えて価値ある「違い」を生み出しています。
それは、長期的な目標の達成に向けて多国籍な仲間と共に取り組む国際協力。
高校生ボランティアのグローバルインパクトリポートにまとめられた年間の活動の進歩と功績は、積み重なった高校生ボランティアの努力の結晶。
よろしければ、活動が世界に与える影響もあわせてご覧ください。
滞在先と食事
ペルーで活動中の滞在先は、クスコ周辺に暮らす現地人ホストファミリー宅です。
ホストファミリーとの共同生活は、現地文化を生活レベルで体験する貴重な機会！ぜひ積極的に話しかけ、異文化交流を図りましょう。現地では1日3食分の食事が提供されますので、ぜひ食からもペルー文化をお楽しみください。
高校生スペシャルでは、基本的に1人以上の同性の高校生ボランティアとのルームシェアとなります。仲間と絆を深める機会に活用しよう！
発展途上国の滞在先は、先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。
現地サポート
安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。
高校生スペシャルでは、プロジェクトアブロードの現地スタッフがプログラムのすべてのスケジュールに付き添うので、未成年の高校生でも安心して参加できる魅力があります。
