はじめに
タンザニアで、チャイルドケアの短期・長期「実践型」海外ボランティア参加者を募集しています。
派遣先は、タンザニアの保育園、幼稚園、特別支援学校、マサイ族の子供たちが通う教育施設などさまざまです。派遣先となる教育施設の多くは教員不足という問題を抱えており、どこも多くの子供たちであふれています。
チャイルドケアボランティアとしてのあなたの役割は、現地の忙しい保育士をサポートしながら、図画工作、ゲーム、スポーツなどのさまざまなアクティビティを取り入れ、貧困層の子供たちが楽しく学べる幼児教育を支えること。それは、プロジェクトアブロードがタンザニアで掲げる長期的な目標を達成させる原動力。
タンザニアでボランティア中は、活動拠点に暮らす現地人ホストファミリー宅に滞在。地域住民の一員として生活しながら、タンザニア文化に触れよう！
自由時間となる週末は、現地で出会った多国籍な外国人ボランティアと共に、アフリカが誇る大自然の宝庫タンザニアの冒険へ！
チャイルドケアボランティア参加条件
タンザニアにおけるチャイルドケアの国際ボランティアの応募対象は、世界中の大学生、社会人、シニアのみなさんです。
特に、子供が好き、何事も前向きに取り組める、アフリカの発展途上国で国際協力につながる活動に携わりたい、タンザニアに関心がある、将来は保育や子供と接する職業に就きたい、英語を上達させたい！という熱意ある方におすすめです。
高校生には、高校スペシャルのチャイルドケア＆地域奉仕活動がおすすめ！
現役の保育士やすでに関連する専門職に就いているみなさんからの参加も歓迎されます。経験ある方にとっては、支援が求められているアフリカで知識や経験を活かし、自分を試す貴重な海外経験となるはずです。
参加条件とまではいきませんが、最低限の基礎英語力があることが理想的です。
現地到着後のコミュニケーションは基本的にすべて英語で行われます。現地の子供たちに英語の絵本の読み聞かや英語のアルファベットの学習を含む基礎英語教育に携わることからも、やはり最低限の基礎英語力が不可欠。
現地での経験をより充実したものにするには、英語の練習を含む入念な渡航準備が重要です。
すべては、あなた次第です！
余裕があれば、スワヒリ語のあいさつや簡単なフレーズを練習していくと、現地できっと役に立つことでしょう。
活動内容
- 幼児教育の促進
- 学習におくれをとっている子供たちのサポート
- 子供たち一人ひとりの発育のモニタリング
幼児教育の促進
派遣先は、支援が求められている現地の保育園、幼稚園、特別支援学校、そしてアルーシャから車で約1時間のところにあるプロジェクトアブロード完全出資・独立運営のマサイスクールです。
チャイルドケアボランティアとしての役割は、子供が子供らしく元気よく遊び、楽しみながらの学習をサポートすること。歌、ダンス、ゲーム、図画工作、屋外でのスポーツなどの楽しいアクティビティを取り入れながら、運動機能の発達、数字の数え方の練習、英語の基礎教育に貢献していきます。
また、食事の前やトイレの後の手洗いの徹底、正しい歯の磨き方の指導を含む衛生指導に取り組み、丈夫な体をつくりと病気予防を通して幼い子供たちの健やかな発育をサポートしていきます。
タンザニアの先生方は、先進国で育ったみなさんからの新しいアイデアを楽しみにしています。子供たちが熱中して取り組めるような参加型のアクティビティを積極的に提案していきましょう。
学習におくれをとっている子供たちへのサポート
教員不足の環境下で働く現地の先生方は、その忙しさから子供たち一人ひとりに対応する余裕がなかなかありません。
結果、学習におくれをとっている子供たちは、勉強が難しくなるにつれてますます他の子供たちについていけなくなってしまします。
そこで、チャイルドケアボランティアたちは、小さなグループに別れて学習におくれをとっている子供たちを個別にサポートします。
少人数制の学習を通して子供たち一人ひとりに目を配り、小学校入学に備え支援していきます。
子供たち一人ひとりの発育のモニタリング
忙しく働く地元の先生方へのサポートの一環として、子供たち一人ひとりの発育をモニタリングするのもチャイルドケアボランティアに任される役割の一つです。
プロジェクトアブロード独自のチェックリストにあるさまざまな項目に沿って子供たちの発育を記録し、グローバルインパクトデータベースに保存します。
この情報は、その後参加するボランティアに引き継がれ、そのデータに基づき的確な支援を届ける仕組みを築いています。
活動拠点
アルーシャ
メルー山の麓に位置し、標高1,380mの高原にある地方都市。
人口約40万人が暮らしています。
周辺に数々の国立公園や自然保護区があるため、世界中の登山家、冒険家、観光客が訪れる観光の玄関口として知られています。
チャイルドケアボランティアの1日の流れ
タンザニアでのチャイルドケアの海外ボランティア活動は、現地の祝祭日を除く平日の月～金曜日です。
通常、午前7時～9時の間に活動を開始し、午後2時～4時の間に活動を終了します。活動時間は派遣先によってさまざまですので、臨機応変に対応しましょう。
1日の活動内容は、派遣先、あなたの知識、経験、スキル、語学力、積極性などによってさまざまです。派遣先のスタッフとしっかりとコミュニケーションをとりながら自主的に取り組んでみてください。
1日のすべてのボランティア活動後は、友達になった外国人ボランティアと共に周辺のマーケットへ散策に出かけるのも良し、滞在先に戻ってゆっくり過ごすのも良し。あなた流にお楽しみください。
夕食は、滞在先でいただきます。ホストファミリーと食卓を囲みながら1日の出来事を振り返り、交流を深めてみてはいかがでしょうか。
活動がお休みとなる週末は、仲間と共にタンザニアでアフリカの大地の冒険を！
活動のねらい
タンザニアにおける子供のケアの海外ボランティア活動のねらいは、幼い子供たちへの幼児教育を促し、健やかな発育を支援することにあります。
同時に、あなたが実践的な国際協力経験を得ながら視野をぐんと広げること。
プロジェクトアブロードでは、タンザニアで特に以下の項目に焦点をあてたチャイルドケア支援を行っています：
- 幼児教育の促進
- 衛生管理の徹底
- 基礎英語教育
あなたも、タンザニアの子供たちの健やかな発育に貢献するチャイルドケアボランティアの一員へ。
マネジメントプラン
プロジェクトアブロードは独自のマネジメントプランを設け、活動に対する目標の明確化と目標達成の具体化を行っています。
マネジメントプランは、まさに私たちの活動の道しるべ。
よろしければ、マネジメントプランもあわせてご覧ください。
活動が世界に与える影響
プロジェクトアブロードは、毎年明確に定められた長期的な目標の達成に向けて取り組まれています。
その目標達成の鍵となるのが、参加者一人ひとりのみなさんの存在です。
グローバルインパクトリポートにまとめられた年間の活動の進歩と功績は、参加者全員の努力の結晶。
よろしければ、活動が世界に与える影響もあわせてご覧ください。
滞在先と食事
タンザニアで活動中の滞在先は、活動拠点周辺に暮らす現地人ホストファミリー宅です。
その時の受入れ状況にもよりますが、なるべく他の参加者と同じ滞在先を手配し、より多くの出会いと交流を体験できるよう努めています。
滞在先では1日3食分の食事が提供されますので、ぜひ食からもタンザニア文化をお楽しみください。
発展途上国の滞在先は、先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。
現地サポート
安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。
だから、海外への渡航が初めての方でも安心して参加できる魅力があります。
