はじめに
南アフリカ共和国で短期・長期「実践型」チャイルドケアの海外ボランティア参加者を募集しています。
派遣先は、タウンシップと呼ばれる貧困地域にある保育園や幼稚園。
チャイルドケアボランティアとしてのあなたの役割は、そこに通う貧困層の子供たちの教育の基礎を築くこと。特に改善が求められている識字率、基礎計算能力、衛生管理の向上に取り組み、子供たちの健やかな発育を促進していきます。
勉強の楽しさを学び、健全な自我形成を促す幼児教育は、小学校進学やその後の就学への橋渡し。それは、南アフリカ共和国の将来を担う子供たちを大事に育てる国際協力。
この国の現実を目のあたりにすることによって、さまざまなことを考えさせられる貴重な海外経験となるでしょう。
ボランティア中は、活動拠点ケープタウンに暮らすホストファミリー宅に滞在。この国の特色ある文化や生活習慣にどっぷりつかろう!
活動がお休みとなる週末は、現地で友達になった多国籍な外国人ボランティアと共に世界で最も美しい都市ランキング1位にも輝いたケープタウンの冒険へ!
チャイルドケアボランティア参加条件
南アフリカ共和国におけるチャイルドケアの国際ボランティアの応募対象は、世界中の大学生、社会人、シニアのみなさんです。
特に、子供が好き、アフリカを自分の目で見てみたい、アフリカの発展途上国で国際協力に携わりたい、英語を上達させたい、将来は子供と関わる職業や教育に携わりたい!という意欲的な方におすすめです。
高校生には、高校スペシャルのチャイルドケア&地域奉仕活動がおすすめ!
参加条件とまではいきませんが、最低限の基礎英語力があることが理想的です。
南アフリカ共和国は11の公用語を持つ多言語・多文化の国。活動中のコミュニケーションは、基本的に英語で行われます。子供たちに英語のアルファベットを教え、一緒に英語の歌を歌い、英語の絵本の読み聞かせを行う活動に取り組む意味でも、基礎英語力は不可欠です。
だからこそ、英語の練習を含む渡航準備にどれだけ真剣に取り組んできたかが現地での成功の鍵。
すべては、あなた次第!
活動内容
- 読み書きや基礎計算に焦点をあてた幼児教育
- 学習を助ける教材づくり
- 衛生指導を通した衛生管理の改善
読み書きや基礎計算に焦点をあてた幼児教育
国際連合(国連)は、「質の高い教育をみんなに」を17項目の持続可能な開発目標の一つに掲げ、包括的な教育を推進しています。その中で、識字率向上の重要性にも言及。
国連の指針を支持するプロジェクトアブロードのチャイルドケア活動では、幼い子供たちが元気よく遊び、楽しみながら学習する幼児教育を推進しています。英語の読み書き教育、数字の数え方の学習、屋外で元気いっぱいに体を動かして遊ぶ、図画工作などの創作活動を通して、子供たちがさまざまなスキルを習得する機会を提供していきます。
地元の先生たちは、各国から参加するボランティアのみなさんからの斬新なアイデアを楽しみにしています。自分が保育園や幼稚園に通っていた頃を思い出してみるとよいかもしれません。また、プロジェクトアブロード独自のデータベースからヒントを得たり、プロジェクトアブロードのスタッフや他のボランティアと意見交換をしながらアイデアを発信していきましょう。
学習を助ける教材づくり
教材は、子供たちの学習を助けるだけでなく、先生たちの教育活動を助ける術となります。チャイルドケアボランティアたちは、子供たちが視覚から効果的に学習できるような単語帳やポスターをはじめとする教材づくりに取り組みます。自分のクリエイティビティをぜひここで活かしましょう。
衛生指導を通した衛生管理の改善
幼い頃からきちんとした衛生習慣を身につけることは、丈夫な体をつくり、病気予防を促す重要な幼児教育の一環です。
これまで、ボランティアたちは衛生環境の整備に取り組み、衛生指導を行うワークショップを行ってきました。チャイルドケアボランティアとして、食事の前やトイレの後の手洗いの徹底や正しい歯磨きの仕方を指導し、衛生管理の向上に継続的に携わっていきます。
活動拠点
ケープタウン
海、山、大空、白い砂浜と都市が共存する美しい都市。
食や文化、アートにおいてもアフリカの先端を行くトレンディーぶり。
しかし、貧困問題や高い失業率などの課題も多く、今日でも多くの人々がタウンシップと呼ばれる貧困地域に暮らしています。
チャイルドケアボランティアの1日の流れ
南アフリカ共和国におけるチャイルドケア活動は、通常、現地の平日にあたる月~金曜日、午前9時~午後4時頃までです。
1日のはじまりは朝食から!果物や食パンなどをセルフサービスでぱぱっといただくのが南アフリカ流。朝ご飯が済んだら、さっそく派遣先へ!滞在先から派遣先への往復は、プロジェクトアブロードによって送迎が手配されるので安心です。
1日の活動内容は、派遣先、あなたの知識、経験、スキル、語学力、積極性などによってさまざまです。派遣先のスタッフとしっかりとコミュニケーションをとりながら自主的に取り組んでみてください。
1日のボランティア活動終了後は、現地で友達になった外国人ボランティアとケープタウンの散策に出かけるのも良し、滞在先に戻ってのんびりすごすのも良し。あなた流にお楽しみください。
夕食は、滞在先に戻っていただきます。ホストファミリーによる手料理から南アフリカ共和国の食文化をお楽しみください。
活動がお休みとなる週末は、仲間と共に南アフリカ共和国を知る冒険へ!
活動のねらい
南アフリカ共和国でのチャイルドケアの海外ボランティアのねらいは、貧困層の子供たちへの幼児教育の質を改善すること。
同時に、あなたが実践的な国際協力経験を得ながら視野をぐんと広げること。
南アフリカ共和国では、特に以下の項目に焦点をあてたチャイルドケア活動を行っています:
- 識字率の向上
- 幼児教育の促進
- 衛生管理の徹底と衛生環境の改善
- 基礎英語教育
あなたも、サポートを必要としている貧困層の子供たちを支えるチャイルドケアボランティアの一員へ。
マネジメントプラン
プロジェクトアブロードは独自のマネジメントプランを設け、活動に対する目標の明確化と目標達成の具体化を行っています。
マネジメントプランは、まさに私たちの活動の道しるべ。
よろしければ、マネジメントプランもあわせてご覧ください。
活動が世界に与える影響
プロジェクトアブロードは、毎年明確に定められた長期的な目標の達成に向けて取り組まれています。
その目標達成の鍵となるのが、参加者一人ひとりのみなさんの存在です。
グローバルインパクトリポートにまとめられた年間の活動の進歩と功績は、参加者全員の努力の結晶。
よろしければ、活動が世界に与える影響もあわせてご覧ください。
滞在先と食事
南アフリカ共和国で活動中の滞在先は、ケープタウン周辺に暮らす現地人ホストファミリー宅です。
ホストファミリーとの共同生活は、現地文化を生活レベルで体験する貴重な機会!ぜひ積極的に話しかけ、異文化交流を図りましょう。滞在先では1日3食分の食事が提供されますので、ぜひ食からも南アフリカ共和国の文化をお楽しみください。
その時の受入れ状況にもよりますが、なるべく他の参加者と同じ滞在先を手配し、より多くの出会いと交流を体験できるよう努めています。
発展途上国の滞在先は、先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。
現地サポート
安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。
だから、海外への渡航が初めての方でも安心して参加できる魅力があります。