はじめに
フィリピンでチャイルドケアの短期・長期「実践型」海外ボランティア参加者を募集しています。
派遣先は、保育士が不足する公立の幼稚園や特別支援学校。
チャイルドケアボランティアとしてのあなたの役割は、現地で忙しく働く生たちをサポートしながら、子供が子供らしく元気よく遊び、楽しみながらさまざまなスキルを得ること、そして学習意欲を掻き立てること。歌、ダンス、ゲーム、図画工作など、さまざまなアクティビティを取り入れた幼児教育を行っています。
あなたが行う一つひとつの貢献は、プロジェクトアブロードがフィリピンで掲げる長期的な目標の達成を近づけ、現地に生きる低所得家庭出身の子供たちの健やかな発育を促します。
フィリピンでボランティア中は、ボゴシティ周辺に暮らすホストファミリー宅に滞在。家族の絆を大事にするフィリピンの文化に触れる貴重なチャンスとなるでしょう。
活動がお休みとなる週末は、現地で出会った外国人ボランティアの仲間と共に秘境フィリピンで冒険を!
チャイルドケアボランティア参加条件
フィリピンにおけるチャイルドケアの海外ボランティアの応募対象は、世界中の大学生、社会人、シニアのみなさんです。
高校生には、高校スペシャルのチャイルドケア&地域奉仕活動がおすすめ!
特に、子供が好き、東南アジアの発展途上国での国際支援に関心がある、フィリピンの実情を自分の目で見てみたい、英語を上達させたい、将来保育や子供と関わる職業に就きたい!という意欲的なみなさんにおすすめです。
もちろん、現役の保育士の方であれば、支援が必要とされている海外の現場で、持っているスキルや経験を活かし、自分を試す絶好のチャンス。
参加条件とまではいきませんが、最低限の基礎英語力があることが理想的です。
現地到着後のコミュニケーションは基本的にすべて英語で行われます。子供たちに英語の絵本の読み聞かせ、英語のアルファベットの教育、簡単なフレーズの練習などに携わる意味でも、やはり基礎英語力は不可欠。
だからこそ、英語の練習を含む渡航準備にどれだけ真剣に取り組んできたかが、現地での自信や余裕に表れてきます。
すべては、あなた次第!
活動内容
- 幼稚園における幼児教育の促進
- 教室内のサポートの強化
- 想像力を伸ばす学習
- 特別支援を必要とする子供一人ひとりへのサポート
教育の基礎を築く幼児教育の促進
幼児教育は、子供の発育にとって必要不可欠です。
しっかりとした学習の基礎は、将来の進学やより良い生活につながる重要な要素。派遣先となる地元の幼稚園で、幼い子供たちの学習の基盤を築き、小学校入学準備をお手伝いします。
例えば、形の認識、英語のアルファベットの学習、数字の数え方の習得、運動機能の発達などさまざまです。
地元の先生たちは、世界各国から参加するボランティアのみなさんの柔軟な発想に期待しています。自分が幼稚園に通った頃を思い出し、子供たちが楽しみながら学べるさまざまなアクティビティを提案していきましょう。
教室内でのサポートの強化
チャイルドケアボランティアとしてのあなたの役割は、大勢の子供たちの対応に忙しい先生たちをサポートし、負担を軽減すること。派遣先の幼稚園に応じて、臨機応変に対応していきいます。
例えば、レッスンの計画、アクティビティの実施、教室内の規律の維持など、ボランティアに任される役割は多岐に渡ります。
また、子供たち一人ひとりに寄り添い、学習におくれをとっている子供がいれば個別にサポートします。
想像力を伸ばす学習
幼い子供たちの学習に刺激を与えることは、無限の可能性を秘める子供たちの才能を引き出す重要な手がかり。
歌、ダンス、図画工作、ゲームなど、さまざまな創作活動を通して、遊び、楽しみ、健やかに成長する機会を提供します。
プロジェクトアブロードの独自のデータベースにアクセスすれば、さまざまな教材やアクティビティのヒントを得ることができますので、ぜひご活用ください。
また、フィリピンの現地オフィスは、教材づくりに役立つ文房具や画用紙などの材料を揃えています。
特別支援を必要とする子供一人ひとりへのサポート
フィリピンでは、特別な支援を必要とする子供たちへのサポートが求められています。
これらの子供たちの多くは、地域から疎外された生活を強いられ、必要な教育や支援を受けられずにいます。
派遣先となる特別支援学校では、耳の不自由な子供たちや学習障がいを抱える子供たちを対象に、少人数のグループに別れたチャイルドケア活動を行っています。
子供たち一人ひとりと向き合い必要なサポートを提供するボランティアの存在は、これらの子供たちの学習と自立を支える原動力となります。
活動拠点
ボゴシティ
セブ島北部に位置する田舎町。
セブ島周辺には、167の美しい小島が存在します。
派遣先は、ボゴシティにある公立の幼稚園または特別支援学校です。
サンレミジオ
現在の主な活動拠点。
ボゴシティの隣町で、セブ島北東部に位置します。
青い海、美しい白い砂浜、静かでのんびりとした雰囲気から、観光客にも人気です。
チャイルドケアボランティアの1日の流れ
フィリピンでのチャイルドケアの海外ボランティアの活動スケジュールは、通常、現地の祝祭日を除く平日の月~金曜日午前8時~午後3時半頃までです。
1日のはじまり、滞在先での朝ごはんから!朝食を済ませ、準備が整ったら、さっそく活動先へ。初日は、プロジェクトアブロードのスタッフが付き添い、公共交通の使い方や活動先への通い方を丁寧にご案内します。
1日の活動内容は、派遣先、あなたの知識、経験、スキル、語学力、積極性などによってさまざまです。派遣先のスタッフとしっかりとコミュニケーションをとりながら自主的に取り組んでみてください。
1日のボランティア活動終了後は、現地で友達になった外国人ボランティアと周辺の散策に出かけるのも良し、滞在先に戻ってゆっくり過ごすのも良し。
夕食は、滞在先でいただきます。食卓を囲いながらその日の出来事を振り返り、ホストファミリーとの交流を深めてみてはいかがでしょうか。
活動がお休みとなる週末は、仲間と共にフィリピンで新しい発見をする冒険へ!
活動のねらい
フィリピンにおけるチャイルドケアの海外ボランティアのねらいは、現地の子供たちの今後の学習を基礎を築く幼児教育をサポートすること。
同時に、あなたが実践的な国際協力経験を得ながら視野をぐんと広げること。
プロジェクトアブロードは、フィリピンで特に以下の項目に力を入れたチャイルドケア活動を行っています:
- 識字率の向上
- 幼児教育の促進
- 衛生管理の徹底
- 精神的なケアとサポートの拡大
- 特別支援を必要とする子供たちの生活の質の向上
あなたも、フィリピンの支援を必要としている子供たちを支えるボランティアの一員へ。
マネジメントプラン
プロジェクトアブロードは独自のマネジメントプランを設け、活動に対する目標の明確化と目標達成の具体化を行っています。
マネジメントプランは、まさに私たちの活動の道しるべ。
よろしければ、マネジメントプランもあわせてご覧ください。
活動が世界に与える影響
プロジェクトアブロードは、毎年明確に定められた長期的な目標の達成に向けて取り組まれています。
その目標達成の鍵となるのが、参加者一人ひとりのみなさんの存在です。
グローバルインパクトリポートにまとめられた年間の活動の進歩と功績は、参加者全員の努力の結晶。
よろしければ、活動が世界に与える影響もあわせてご覧ください。
滞在先と食事
フィリピンで活動中の滞在先は、ボゴシティ周辺に暮らす現地人ホストファミリー宅です。
ホストファミリーとの共同生活は、現地文化を生活レベルで体験する貴重な機会!ぜひ積極的に話しかけ、異文化交流を図りましょう。滞在先では1日3食分の食事が提供されますので、ぜひ食からもフィリピン文化をお楽しみください。
その時の受入れ状況にもよりますが、なるべく他の参加者と同じ滞在先を手配し、より多くの出会いと交流を体験できるよう努めています。
発展途上国の滞在先は、先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。
現地サポート
安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。
だから、海外への渡航が初めての方でも安心して参加できる魅力があります。