はじめに
ペルーでチャイルドケアの短期・長期「実践型」海外ボランティア参加者を募集しています。
派遣先は、貧困家庭出身の子供たちが通う保育園や幼稚園、特別支援を必要としている子供たちが学ぶ特別支援施設。
ボランティアとしてのあなたの役割は、先生たちの仕事をサポートしながら、子供たちへの幼児教育を支え、健やかな発育とよりよい未来の構築に貢献すること。
子供の健やかな成長において、幼い頃からしっかりとした学習の基盤を築くことは非常に需要です。チャイルドケアボランティアとしてあなたが取り組む幼児教育は、小学校入学後の学習への自信へとつながります。
子供の健やかな成長において、丈夫な体づくりや病気予防も欠かせません。そこで、チャイルドケアボランティアとして子供たちが健康的な生活習慣を身につけられるよう衛生指導にも取り組んでいきます。
ペルーでボランティア中は、活動拠点の古都クスコに暮らすホストファミリー宅に滞在。体験型でペルー文化に触れる経験を。
自由時間となる週末は、現地で出会った外国人ボランティアと共に、美しいペルーに触れる冒険へ!
チャイルドケアボランティア参加条件
ペルーにおけるチャイルドケアの海外ボランティアの応募対象は、世界中の大学生、社会人、シニアのみなさんです。
子供が好き、何事も前向きに取り組める、ペルーに関心がある、南米の発展途上国で国際協力につながる活動に携わりたい、将来は保育や子供と関わる専門職を目指したい!という熱意ある方におすすめです。
高校生には、高校スペシャルのチャイルドケア&地域奉仕活動プログラムがおすすめ!
現役の保育士やすでに関連した職業に就いている方は、今あるスキルや経験を支援が求められている海外の現場で活かし、自分の力を試すチャンスとなることでしょう。
参加条件とまではいきませんが、最低限の基礎英語力があることが理想的です。
ペルーの公用語であるスペイン語が堪能でない限り、ペルー到着後のコミュニケーションは世界共通語の英語で行われます。英語の絵本の読み聞かせや、アルファベットの書き方の練習など、ペルーの子供たちに英語で英語を教えることからも、やはり基礎英語力は不可欠。
だからこそ、英語の練習を含む渡航準備にどれだけ真剣に取り組んできたかが、現地入り後の確固たる自信と余裕に結びつきます。
すべては、あなた次第です!
スペイン語初心者の方は、渡航前に少なくても挨拶や簡単なフレーズを練習していくこと役立つことでしょう。
活動内容
- 子供たちが遊びながら楽しく学べる幼児教育の促進
- 識字教育と基礎算数教育
- 効果的な学習を助ける教材づくり
- 健康を促す衛生指導
- 夏休み中のサマースクールのサポート
子供たちが遊びながら楽しく学べる幼児教育の促進
さまざまなことに触れながらたくさん学ぶ幼児期の学習は非常に重要です。
チャイルドケアボランティアたちは、身体、知能、社交性を高めるアクティビティを実施し、幼い子供たちの健やかな発育を促進しながら、小学校入学後に必要となるスキルの習得を助けます。
重要なのは、子供たちが元気いっぱいに遊びながら楽しく学習できる環境を整えること。歌やダンス、ゲーム、スポーツなどを取り入れ、参加型の楽しい学習に取り組みます。
そしてプロジェクトアブロード独自のチェックリストを使って子供一人ひとりの発育をモニタリングし、専用のグローバルインパクトデータベースに記録。こうして、継続的なチャイルドケア支援に取り組んでいます。
識字教育と基礎算数教育
読み書きや数字の学習は、小学校での学習についていく上で大事なスキルです。
ボランティアたちは、絵本の読み聞かせ、英語の歌、アルファベットの練習、数字の数え方の練習などを行い、識字教育と基礎計算能力の向上に努めます。
効果的な学習を助ける教材づくり
チャイルドケアボランティアの仕事は、子供たちと直接関わる活動だけにとどまりません。
ポスターや単語カードなど、子供たちが視覚からも効果的に学べる教材づくりにも貢献します。
ペルーの先生たちは、ボランティアのみなさんならではの新しいアイデアを楽しみにしています。積極的にアイデアや改善策を提案してみてください。
あなたが作った教材は、ペルーから帰国した後も派遣先で活用されていきます。
健康を促す衛生指導
子供たちがきちんとした衛生習慣を身につけられるよう、衛生指導に取り組みます。
食事やおやつの前の手洗いの徹底、効果的な歯の磨き方の指導を通して、子供たちの丈夫な体づくりや病気予防に貢献します。
夏休み中のサマースクールのサポート
南半球に位置するペルーでは、1月~2月は学校の夏休みにあたります。
プロジェクトアブロードは、子供たちがこの夏休み期間中も継続的に学習できるよう、サマースクールを実施しています。
7歳~14歳の子供を対象に、チャイルドケアボランティアとして基礎英語教育、図画工作、スポーツなど、さまざまなアクティビティの企画や実施に貢献していきます。
活動拠点
クスコ
世界文化遺産の古都。
アンデス山脈に囲まれた標高3,400mのこの美しい都市には、人口約40万人が暮らしています。
しかし、周辺には多くの貧困地域も存在します。
チャイルドケアボランティアの1日の流れ
ペルーでの子供のケアの海外ボランティア活動のスケジュールは、基本的に現地の祝祭日を除く平日の月~金曜日、通常午前8時~午後4時頃までです。
1日のはじまりは、滞在先での朝食から!朝ごはんを済ませ、準備が整ったら、いざ活動先へ。活動初日はプロジェクトアブロードのスタッフが付き添い、バスなどの公共交通機関の利用の仕方や通い方を丁寧にご案内します。
1日の活動内容は、派遣先、あなたの知識、経験、スキル、語学力によってさまざまです。派遣先のスタッフと積極的にコミュニケーションを図りながら率先して取り組んでみてください。
1日のボランティア活動が終了したら、現地で友達になった外国人ボランティアと一緒にクスコ市街の散策に出かけるのも良し、滞在先に戻って夕食の準備を手伝いながらホストファミリーと交流するのも良し。あなた流にお楽しみください。
活動がお休みとなる週末は、仲間と共に南米ペルーの魅力を紐解く冒険へ!
活動のねらい
ペルーにおけるチャイルドケアボランティアのねらいは、派遣先の保育園、幼稚園、特別支援施設で現地の先生の負担を軽減しながら、支援を必要としている子供たちの幼児教育をサポートすることです。
同時に、あなたが発展途上国で実践的な国際協力経験を通して視野をぐんと広げること。
プロジェクトアブロードは、ペルーで改善が必要とされている以下の項目に焦点をあてたチャイルドケア支援を行っています:
- 幼児教育の促進
- 識字率の向上
- 基礎計算能力の向上
- 基礎英語教育
- 特別支援を必要としている子供たちの生活の質の向上
あなたも、ペルーで支援を必要としている子供たちの健やかな発育を促すチャイルドケアボランティアの一員へ。
マネジメントプラン
プロジェクトアブロードは独自のマネジメントプランを設け、活動に対する目標の明確化と目標達成の具体化を行っています。
マネジメントプランは、まさに私たちの活動の道しるべ。
よろしければ、マネジメントプランもあわせてご覧ください。
活動が世界に与える影響
プロジェクトアブロードは、毎年明確に定められた長期的な目標の達成に向けて取り組まれています。
その目標達成の鍵となるのが、参加者一人ひとりのみなさんの存在です。
グローバルインパクトリポートにまとめられた年間の活動の進歩と功績は、参加者全員の努力の結晶。
よろしければ、活動が世界に与える影響もあわせてご覧ください。
滞在先と食事
ペルーで活動中の滞在先は、クスコ周辺に暮らす現地人ホストファミリー宅です。
ホストファミリーとの共同生活は、現地文化を生活レベルで体験する貴重な機会!ぜひ積極的に話しかけ、異文化交流を図りましょう。滞在先では1日3食分の食事が提供されますので、ぜひ食からもペルー文化をお楽しみください。
その時の受入れ状況にもよりますが、なるべく他の参加者と同じ滞在先を手配し、より多くの出会いと交流を体験できるよう努めています。
発展途上国の滞在先は、先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。
現地サポート
安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。
だから、海外への渡航が初めての方でも安心して参加できる魅力があります。