はじめに
モンゴルチャイルドケアの短期・長期「実践型」海外ボランティア参加者を募集しています。
派遣先は現地の保育園や幼稚園、特別支援施設。
チャイルドケアボランティアとしての役割は、忙しく働く現地の先生をサポートし、幼児教育や基礎英語教育の即戦力となること。
幼児教育は、幼い子供たちの教育の基礎を築く重要な発育過程の一環です。チャイルドケアボランティアは、歌、ダンス、図画工作、スポーツ、ゲームなど、子供たちが熱中し、楽しみながら学べるアクティビティを実施。
これは、プロジェクトアブロードがモンゴルでのチャイルドケア活動で掲げる長期的な目標達成の後押しへ。あなたにとっても、子供のケアという専門分野で国際協力に携わる貴重な海外経験となることでしょう。
ボランティア中は、活動拠点ウランバートルに暮らすホストファミリー宅で地域の一員として滞在します。きっと、モンゴルの文化や習慣に触れるユニークな異文化体験となることでしょう。
活動がお休みとなる週末は、現地で出会った多国籍な外国人ボランティアと共にモンゴルを冒険へ!
チャイルドケアボランティア参加条件
モンゴルにおけるチャイルドケアの国際ボランティアの応募対象は、世界中の大学生、社会人、シニアのみなさんです。
子供が好き、何事も前向きに取り組める、アジアの発展途上国で国際協力に携わりたい、モンゴルの実情を生活レベルで見てみたい、将来は保育や子供と接する職業に就きたい、英語を上達させたい!という熱意ある方におすすめです。
もちろん、現役保育士や関連した職業に就いている方であれば、自分の経験やスキルを海外で試す機会にもなるでしょう。
参加条件とまではいきませんが、最低限の基礎英語力があることが理想的です。
現地到着後のコミュニケーションは基本的にすべて英語で行われます。またモンゴルの子供たちに英語のアルファベットや簡単なフレーズを教え、絵本の読み聞かせなどを行うことから、やはり基礎英語力は不可欠なのです。
だからこそ、英語の練習を含む渡航準備にどれだけ真剣に取り組んできたかが現地入り後の余裕につながります。
すべては、あなた次第!
活動内容
- 英語の読み書きや数字の数え方の教育
- 学習環境の改善
- 特別支援を必要とする子供たちの生活の質の向上
- 衛生管理の向上
英語の読み書きと数字の数え方の教育
チャイルドケアボランティアたちは、英語のアルファベットや数字の数え方を教えます。
歌やダンスなど、子供たちが楽しく学べるよう工夫したアクティビティを実践してきましょう。
子供たち一人ひとりの学習の進歩をモニタリングするのもチャイルドケアボランティアに任される役割。
プロジェクトアブロード独自のグローバルインパクトデータベースにモニタリングした内容を記録し、改善が必要な分野を洗い出します。学習におくれをとっている子供がいれば、一対一でサポートを行います。
学習環境の改善
幼い子供にとって、生活環境はとても重要で彼らの健全な発育に大きな影響をもたらします。
チャイルドケアボランティアたちは、子供たちの学習意欲を引き出し、社交性、運動能力、知能を高めるようなアクティビティやゲームの考案・準備に取り組みます。
また、学習に効果的な教材づくりにも協力。カラフルな色や絵を取り入れた単語帳やポスターなどを作り、先生たちの教育活動をサポートし、子供たちが楽しく学べる教材の作成にあたります。
現地の先生たちは、先進国出身のボランティアのみなさんならではの独創的なアイデアを期待しており、あなたが作成する教材一つひとつはどれも貴重で、モンゴルから帰国後も活動先で末永く活用されていきます。
特別支援を必要とする子供たちの生活の質の向上
モンゴルでは、特別支援を必要とする子供たちへのサポートが求められています。
特別支援施設でのチャイルドケア活動を希望の場合は、お申込みの際にぜひその旨をご記入ください。
特別支援施設では、チャイルドケアボランティアとして子供たちの日常生活や食事の補助、基礎英語教育に貢献します。
衛生管理の向上
幼い子供たちの健やかな発育において、丈夫な体づくりや病気予防は重要です。
チャイルドケアボランティアたちは、プロジェクトアブロード独自のチェックリストに沿って衛生指導を行い、衛生状態の改善に努めます。
例えば、子供たちに食事前やトイレの後の手洗いの重要性を教え、習慣づけるよう教育したり、正しい歯の磨き方を指導したりしていきます。
活動拠点
ウランバートル
国民の約半分が暮らす首都。
中心街には旧ソ連調の広い道路とビルが建ち並びますが、周辺にはテント生活を送る遊牧民のゲル地区が広がっています。
街中では、民族衣装を身にまとった遊牧民の姿を目にするかもしれません!これも、モンゴル流。
チャイルドケアボランティアの1日の流れ
モンゴルでのチャイルドケアボランティアは、通常、現地カレンダーの平日にあたる午前9時~夕方頃まで活動に従事します。
1日のはじまりは、モンゴル流の朝食から!朝ごはんを済ませ、準備が整ったら、早速バスに乗って活動先へ。初日はプロジェクトアブロードのスタッフが付き添い、公共の交通機関の利用の仕方や活動先までの通い方を丁寧にご案内します。
1日の活動内容は、派遣先、あなたの知識、経験、スキル、語学力によってさまざまです。派遣先のスタッフとよくコミュニケーションを図りながら、積極的に取り組んでみてください。
1日の活動が終了したら、滞在先に戻ってのんびり過ごしても良し、現地で友達になった外国人ボランティアと共にウランバートルを散策するのも良し。あなた流にお楽しみください。
夕食は、滞在先に戻っていただきます。食卓に並ぶモンゴルの手料理を堪能しながら、その日の出来事を振り返ってみてはいかがでしょうか。ぜひホストファミリーとの異文化交流の機会にお役立てください。
活動がお休みとなる週末は、仲間と共にモンゴルの魅力に迫る冒険へ!
活動のねらい
このチャイルドケアを通した国際協力のねらいは、モンゴルの子供たちの発育を促し、幼児教育を支援すること。
同時に、あなたが実践的な国際協力経験を得ながら視野をぐんと広げること。
プロジェクトアブロードは、モンゴルで主に以下に焦点をあてたチャイルドケア支援を行っています:
- 幼児教育の促進
- 衛生指導
- 基礎英語教育
- 特別支援を必要とする子供たちの生活の質の向上
あなたも、支援を必要としている場所でモンゴルの子供たちを支えるチャイルドケアボランティアの一員へ。
マネジメントプラン
プロジェクトアブロードは独自のマネジメントプランを設け、活動に対する目標の明確化と目標達成の具体化を行っています。
マネジメントプランは、まさに私たちの活動の道しるべ。
よろしければ、マネジメントプランもあわせてご覧ください。
活動が世界に与える影響
プロジェクトアブロードは、毎年明確に定められた長期的な目標の達成に向けて取り組まれています。
その目標達成の鍵となるのが、参加者一人ひとりのみなさんの存在です。
グローバルインパクトリポートにまとめられた年間の活動の進歩と功績は、参加者全員の努力の結晶。
よろしければ、活動が世界に与える影響もあわせてご覧ください。
滞在先と食事
モンゴルで活動中の滞在先は、ウランバートル周辺に暮らす現地人ホストファミリー宅です。
ホストファミリーとの共同生活は、現地文化を生活レベルで体験する貴重な機会!ぜひ積極的に話しかけ、異文化交流を図りましょう。滞在先では1日3食分の食事が提供されますので、ぜひ食からもモンゴル文化をお楽しみください。
その時の受入れ状況にもよりますが、なるべく他の参加者と同じ滞在先を手配し、より多くの出会いと交流を体験できるよう努めています。
発展途上国の滞在先は、先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。
現地サポート
安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。
だから、海外への渡航が初めての方でも安心して参加できる魅力があります。