はじめに
メキシコで子供のケアの短期・長期「実践型」海外ボランティア参加者を募集しています。
派遣先は、さまざまな生い立ちの子供たちが通う保育園、幼稚園、特別支援学校です。派遣先すべては、非営利、公立、修道院などによって運営されている地元に根差した教育施設。
派遣先の教育施設には、貧困家庭出身の子供たち、ストリートチルドレン、特別支援を必要とする子供たちなどが通っています。これらの子供たちの保護者はみな、家計を支えるのに必死です。日中はずっと働きに出ているため、家で幼い子供の面倒をみる余裕がなく、支援を必要としています。
また、派遣先はどこも職員が不足がちなため子供たちであふれ、一人ひとりが必要とするサポートを提供する余裕がなかなかありません。ボランティアとしてのあなたの貢献は、メキシコの幼い子供たちの身体、知能、社交性の発達に欠かせない幼児教育を促してゆくのです。
メキシコでの子供のケアの海外ボランティアの活動拠点は、グアダラハラ。ボランティア中は、活動拠点のグアダラハラ周辺に暮らすホストファミリー宅でメキシコ生活を体験。
自由時間となる週末は、現地で出会った多国籍な外国人ボランティアと共にメキシコの冒険へ!
チャイルドケアボランティア参加条件
メキシコにおけるチャイルドケアの国際ボランティアの応募対象は、世界中の大学生、社会人、シニアのみなさんです。
子供が好き、何事も前向きに取り組める、中米の発展途上国で国際協力に携わりたい、スペイン語圏での生活を体験してみたい、将来は保育や子供と関わる専門職を目指したい!という熱意ある方におすすめです。
もちろん現役保育士や関連した職種にすでに就いている方であれば、経験やスキルを支援が求められている海外の現場で活かし、自分の力を試すチャンス!
参加条件とまではいきませんが、最低限の基礎英語力があることが理想的です。
メキシコの公用語であるスペイン語が流暢でない限り、現地到着後のコミュニケーションは基本的にすべて英語で行われます。絵本の読み聞かせや、英語のアルファベットの書き方の指導など、メキシコの子供たちに英語で英語を教えることから、やはり基礎英語力は不可欠。
だからこそ、英語の練習を含む渡航準備にどれだけ真剣に取り組んできたかが、現地入り後の確固たる自信と余裕に結びつきます。
すべてはあなた次第です!
スペイン語初心者の方は、少なくとも挨拶や簡単なフレーズを事前に練習していくなど自分なりの努力をしていきましょう。基礎スペイン語力は、スペイン語を母国語とする子供たちやホストファミリーとのコミュニケーションを助けてくれます。
一生懸命活動に取り組んだ先には、成長した自分が待っているはず!現地での実情を学び、さまざまな人々と出会ったからこそ得られる視点や、刺激された自分の価値観は、あなたの生涯の財産です。そして自主性、適応能力、コミュニケーション能力、チームワーク、リーダーシップなど、磨きがかかった自分のスキルは、将来の進学、就職、転職の際の大きなアピールポイントとなるでしょう。
活動内容
- 遊びながら楽しく学習する幼児教育の促進
- 学習を促す効果的な教材づくり
- ワークショップでの学習
遊びながら楽しく学習する幼児教育の促進
英語の歌、図画工作、屋外でのスポーツなど、子供たちが熱中する楽しいアクティビティを行い、スキルの習得や学習をサポートします。
地元の先生たちは、海外からやって来たボランティアのみなさんならではの新しいアイデアを期待していますので、自分のクリエイティビティを活かして積極的に提案していきましょう。
学習を促す効果的な教材づくり
子供たちの学習意欲を掻き立て、効果的に学習に役立つ教材づくりに取り組みます。
例えば、色や絵をたくさん使ったポスターや単語カードなどを作成します。
あなたが作った教材は、メキシコから帰国後も派遣先で活用されていきます。
ワークショップでの学習
メキシコにあるプロジェクトアブロードの現地オフィスは、ボランティアのみなさんのために定期的にワークショップを行っています。
ここでは、メキシコにおける教育システムや派遣先の現状など、活動に役立つ知識や情報を提供しています。
このワークショップには他のボランティアも参加するので、ボランティア同士の情報交換や交流の場としても活用することができるでしょう。
活動において何かアドバイスが必要であれば、プロジェクトアブロードの現地スタッフに相談する機会にもお役立てください。
活動拠点
グアダラハラ
首都メキシコシティに次ぐ国内第2の都市。
人口約150万人が暮らしています。
古き良き石畳の道やスペインによる植民地時代の面影を色濃く残す「昔」と「現代」が共存する魅力ある都市です。
チャイルドケアボランティアの1日の流れ
メキシコでの子供のケアの海外ボランティア活動は、現地の祝祭日を除く平日の月~金曜日です。
子供たちを直接相手としたチャイルドケア活動は、通常午前9時~午後2時頃まで。
通常、その後に教材づくり、アクティビティの企画・考案、次の日の準備などに取り組みます。
1日のはじまりは、滞在先での朝食から!朝ごはんを済ませ、準備が整ったら、いざ活動先へ。活動初日はプロジェクトアブロードのスタッフが付き添い、公共交通機関の利用の仕方や通い方を丁寧にご案内します。
1日の活動内容は、派遣先、あなたの知識、経験、スキル、語学力によってさまざまです。ぜひ積極的に取り組んでみてください。
1日のボランティア活動が終了したら、自由時間です。仲間の外国人ボランティアとグアダラハラ周辺の散策に出かけたり、滞在先に戻って夕飯の準備の手伝いをしながらホストファミリーと交流したりと、自分流に自由時間を楽しむことができます。
夕食は、滞在先でいただきます。食卓を囲みながら1日のできごとを振り返り、ホストファミリーとの交流を深めてみてはいかがでしょうか。
活動がお休みとなる週末は、仲間と共にメキシコで新しい発見をする冒険へ!
活動のねらい
メキシコにおけるチャイルドケアボランティアのねらいは、支援を必要としている貧困層の子供たちへの幼児教育の促進をサポートすること。
同時に、あなたが実践的な国際協力経験を得ながら視野をぐんと広げること。
メキシコでのチャイルドケアの海外ボランティアでは、主に以下の項目に焦点をあてた活動に取り組んでいます:
- 幼児教育の促進
- 衛生指導
- 基礎英語教育
あなたも、メキシコの子供たちの幼児教育を通した健やかな発育に貢献するボランティアの一員へ。
マネジメントプラン
プロジェクトアブロードは独自のマネジメントプランを設け、活動に対する目標の明確化と目標達成の具体化を行っています。
マネジメントプランは、まさに私たちの活動の道しるべ。
よろしければ、マネジメントプランもあわせてご覧ください。
活動が世界に与える影響
プロジェクトアブロードは、毎年明確に定められた長期的な目標の達成に向けて取り組まれています。
その目標達成の鍵となるのが、参加者一人ひとりのみなさんの存在です。
グローバルインパクトリポートにまとめられた年間の活動の進歩と功績は、参加者全員の努力の結晶。
よろしければ、活動が世界に与える影響もあわせてご覧ください。
滞在先と食事
メキシコで活動中の滞在先は、グアダラハラ周辺に暮らす現地人ホストファミリー宅です。
ホストファミリーとの共同生活は、現地文化を生活レベルで体験する貴重な機会!ぜひ積極的に話しかけ、異文化交流を図りましょう。滞在先では1日3食分の食事が提供されますので、ぜひ食からもメキシコ文化をお楽しみください。
その時の受入れ状況にもよりますが、なるべく他の参加者と同じ滞在先を手配し、より多くの出会いと交流を体験できるよう努めています。
発展途上国の滞在先は、先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。
現地サポート
安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。
だから、海外への渡航が初めての方でも安心して参加できる魅力があります。