はじめに
ケニアのチャイルドケアの短期・長期「実践型」海外ボランティア参加者を募集しています。
派遣先は、貧困層の子供たちが通う保育園、幼稚園、特別支援施設。
チャイルドケアボランティアとしてのあなたの役割は、どのような環境にいても、子供が子供らしく元気よく遊びながらたくさん学習できる環境を整えること。
そして、さまざまなアクティビティを通して、読み書きや数字の数え方など、小学校進学において不可欠なスキルの習得をサポートすること。
あなたの貢献は、プロジェクトアブロードがケニアで継続的に行っている幼児教育を支える原動力へ。
ケニアでのチャイルドケア中は、活動拠点に暮らすケニア人ホストファミリー宅に滞在。アフリカ流のライフスタイルを生活レベルで体験しよう!
活動がお休みとなる週末は、現地で出会った多国籍な外国人ボランティアと共にケニアの大地の冒険へ!
チャイルドケアボランティアの参加条件
ケニアでのチャイルドケアの国際ボランティアの応募対象は、世界中の大学生、社会人、シニアのみなさんです。
子供が好き、アフリカの発展途上国の実情を自分の目で見てみたい、ケニアでの国際開発に貢献したい、将来は子供と接する仕事や国際支援に関わる職業に就きたい!という目的意識の強い方におすすめです。
高校生には、高校スペシャルのチャイルドケア&地域奉仕活動がおすすめ!
参加にあたって求められる語学力は、基礎英語力。
現地到着後のコミュニケーションは基本的にすべて英語で行われます。ケニアの子供たちに英語のアルファベットを教え、絵本の読み聞かせを行う意味でも、基礎英語力が必要となってきます。
だからこそ、英語の練習を含む渡航前準備にどれだけ真剣に取り組んできたかが、ケニア渡航後の経験を左右します。
すべては、あなた次第!
余裕があれば、スワヒリ語のあいさつや簡単なフレーズを学んでいくと、現地できっと役に立つことでしょう。
活動内容
- 幼児教育の促進
- 教材づくり
- 衛生管理の指導
- 基礎英語教育
幼児教育の促進
派遣先となるケニアのほとんどの保育園や学校は、教員不足の問題を抱え、子供たちであふれています。
チャイルドケアボランティアとしてのあなたの役割は、アクティビティの考案、準備、実施を通して先生たちをサポートし、しっかりとした1日の流れに沿った幼児教育を行うこと。
小さなグループに分かれ、例えば以下のようなアクティビティを実施していきます:
- 視覚と目の協調を促進するボールを使ったゲーム
- 想像力を培う図画工作や塗り絵
- 歌を通した英語のアルファベットの学習や本の読み聞かせ
- ゲームを通した数字の数え方の練習
学習に役立つ教材づくり
活動先の教育施設は、十分な教材が揃っていないことがほとんどです。
そこで、チャイルドケアボランティアたちは、単語帳やポスターなどの子供たちの学習意欲を引き立てる教材づくりにも取り組みます。文房具や紙などの教材づくりに必要なものは、プロジェクトアブロードのケニアオフィスにて入手可能。
あなたが作った教材は、ケニアから帰国後も活動先で活用されていきます。
現地の先生たちは、先進国出身のみなさんからの新しいアイデアを楽しみにしています。自分が幼稚園に通っていた頃を思い出し、子供たちが熱中しながら学習できるアクティビティを提案していきましょう。
徹底した衛生管理指導
ケニアの子供たちは、衛生管理の重要性を知らないことがほとんど。
丈夫な体をつくり、病気予防を促進するには、きちんとした衛生管理の徹底が不可欠です。
チャイルドケアボランティアのみなさんは、食事前やトイレの後の手洗いや正しい歯磨きの仕方を指導し、子供たちが幼い頃からきちんとした衛生習慣を身に着けるよう習慣づけます。
基礎英語教育
ケニアの子供たちにとって、公用語の一つである英語を問題なく話せることは、将来のより良い就職につながります。
そこで、チャイルドケアボランティアたちは子供たちにボキャブラリーや発音などの英語の基礎を教育。
目指すのは、実践的なスピーキング力の向上と、子供たちの自信を育成することです。
その時の需要によっては、地元の先生たちにも英語を教えることがあります。
活動拠点
ナニュキ
赤道直下のこの小さな田舎町。
人口約5万人が暮らしています。
中心街から少し離れたり、裏道に入ればでこぼこ道もあたり前。
ケニア山の麓に位置するナニュキ周辺には、国立公園や自然保護区が存在!
チャイルドケアボランティアの1日の流れ
ケニアでのチャイルドケアの国際ボランティア活動は、現地カレンダーの平日の月~金曜日、午前9時~3時または4時頃まで行われます。
ケニアでの1日は、ホストファミリー宅での朝食から!朝ごはんが済んだら、さっそく活動先へ。活動先の場所によって、公共交通または徒歩で移動します。プロジェクトアブロードのスタッフが初日にみなさんに付き添い、活動先への移動方法をご案内します。
1日の活動内容は、派遣先、あなたの知識、経験、スキル、語学力によってさまざまです。ぜひ積極的に取り組んでみてください。
1日のボランティア活動が終了したら、自由時間です。ナニュキの町を散策するのも良し、現地で友達になった外国人ボランティアとの異文化交流を楽しむのも良し。
活動がお休みとなる週末は、仲間と共にケニアの大地の冒険を!
活動のねらい
ケニアでの子供のケアを通した海外ボランティアのねらいは、ナニュキに暮らす貧困層の子供たちの幼児教育を促進すること。
チャイルドケアボランティアの存在は学習に刺激を与えるだけでなく、子供たち一人ひとりのレベルに合わせて必要としているケアを提供することを可能にします。子供たちは、ケニアの未来を背負う次世代のリーダー。このチャイルドケア活動は、そんな子供たちを大事に育てる国際協力。
プロジェクトアブロードが目指すのは、孤児院ではなく家族の絆を大事にする地域型のチャイルドケア活動。1年を通して継続的なチャイルドケア活動に取り組んでいます。
あなたもチャイルドケアボランティアとして、支援を必要としている子供たちの幼児教育を促す一員へ。
マネジメントプラン
プロジェクトアブロードは独自のマネジメントプランを設け、活動に対する目標の明確化と目標達成の具体化を行っています。
マネジメントプランは、まさに私たちの活動の道しるべ。
よろしければ、マネジメントプランもあわせてご覧ください。
活動が世界に与える影響
プロジェクトアブロードは、毎年明確に定められた長期的な目標の達成に向けて取り組まれています。
その目標達成の鍵となるのが、参加者一人ひとりのみなさんの存在です。
グローバルインパクトリポートにまとめられた年間の活動の進歩と功績は、参加者全員の努力の結晶。
よろしければ、活動が世界に与える影響もあわせてご覧ください。
滞在先と食事
ケニアで活動中の滞在先は、ナニュキ周辺に暮らす現地人ホストファミリー宅です。
ホストファミリーとの共同生活は、現地文化を生活レベルで体験する貴重な機会!ぜひ積極的に話しかけ、異文化交流を図りましょう。滞在先では1日3食分の食事が提供されますので、ぜひ食からもケニア文化をお楽しみください。
その時の受入れ状況にもよりますが、なるべく他の参加者と同じ滞在先を手配し、より多くの出会いと交流を体験できるよう努めています。
発展途上国の滞在先は、先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。
現地サポート
安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。
だから、海外への渡航が初めての方でも安心して参加できる魅力があります。