はじめに
ジャマイカでチャイルドケアの短期・長期「実践型」海外ボランティア参加者を募集しています。
ジャマイカ政府は「すべての子供が学習できる、すべての子供が学習すべきである」環境の実現をモットーに教育の改善に努めています。
残念ながら、実際は子供たちであふれかえった教室、栄養失調、学習障がいを抱える子供たち、児童虐待、貧困、地域格差をはじめとした問題がまだまだ多く存在。
これらの問題に取り組むため、プロジェクトアブロードは地域に根差したジャマイカの保育園、幼稚園、特別支援施設にチャイルドケアボランティアを派遣。
チャイルドケアボランティアとしてあなたの役割は、忙しい現地の保育士を支えながら、ジャマイカの恵まれない子供たちへの読み書き指導や幼児教育の促進をサポートすること。
識字率の低さも問題となってジャマイカにおいて、これらの幼児教育の促進は、小学校入学準備において非常に重要な役割を果たしてゆくのです。
ジャマイカでボランティア中は、活動拠点のマンデビルに暮らすホストファミリー宅に滞在。リアルなジャマイカの文化や生活習慣を体験しよう!
自由時間となる週末は、現地で出会った多国籍な外国人ボランティアと共にカリブ海の島国ジャマイカで冒険を!
チャイルドケアボランティアの参加条件
ジャマイカにおける子供のケアの国際ボランティアの応募対象は、世界中の大学生、社会人、シニアのみなさんです。
高校生には、高校スペシャルのチャイルドケア&地域奉仕活動がおすすめ!
子供が好き、何事も前向きに取り組める、発展途上国で国際協力に携わりたい、ジャマイカに関心がある、将来は保育や子供と関わる専門職を目指している、英語を上達させたい!という熱意ある方におすすめです。
すでに保育士や関連した職種に就いている方であれば、経験やスキルを支援が求められている海外の現場で活かし、自分の力を試すチャンスとなるでしょう。
参加条件とまではいきませんが、最低限の基礎英語力があることが理想的です。
現地到着後のコミュニケーションは、基本的にすべて英語で行われます。ジャマイカの子供たちに英語で英語を教えることからも、やはり基礎英語力は不可欠。
だからこそ、英語の練習を含む渡航準備にどれだけ真剣に取り組んできたかが、現地入り後の自分の経験と貢献を左右することになります。
すべては、あなた次第です!
活動内容
- 幼児教育の促進
- 教材づくり
- 特別支援を必要とする子供たちのサポート
幼児教育の促進
チャイルドケアボランティアの役割は、幼い子供たちが元気よく遊びながら学べる楽しい学習を実践的にサポートし、幼児教育を促進すること。
例えば、英語のアルファベットや数字の数え方の練習、図画工作、屋外でのスポーツ、丈夫な体づくりと病気予防を促す衛生指導など、さまざまなアクティビティの企画・実施に携わります。
ダンスや歌、ゲームなどをたくさん取り入れ、参加型で楽しい学習となるよう工夫することが求められます。
また、プロジェクトアブロード独自のチェックリストを使って、子供それぞれの発育の状況をモニタリングし、専用のグローバルデータベースに記録します。
学習や発育におくれがみられる子供や問題を抱える子供がいればサポート役に回り、自信を育て精神的な支えとなるよう努めます。
教材づくり
幼児教育を行う上で欠かせない効果的な教材づくりや各活動のための準備も、ボランティアのあなたに任される役割の一つです。
カラフルな色や絵を使ったポスターや分かりやすい単語帳など、ぜひ自分のクリエイティビティを活かしてみてください。
これらの教材は、あなたがジャマイカから帰国した後も現地で継続的に活用されていきます。
特別支援を必要とする子供たちのサポート
人手が足りていない特別支援施設で働く先生方にとって、ボランティアのあなたの存在はとても貴重です。
ジャマイカの派遣先の一つである特別支援施設では、精神障がい、身体障がい、学習障がいなどのさまざまな障がいを抱え、支援を必要とする子供たちが学んでいます。
日常の動作に支援を必要とする子、特殊な学習内容を必要とする子、食事制限がある子など、子供たちの障がいのレベルはそれぞれ異なります。
チャイルドケアボランティアとして、一人ひとりのニーズに対応しながら寄り添い、学習を支援したり交流したりして、彼らの生活の質の向上に貢献していきます。
活動拠点
マンデビル
マンチェスター教区最大の町。
人口約5万人が暮らしています。
緑豊かな自然に囲まれた大学の町として知られています。
チャイルドケアボランティアの1日の流れ
ジャマイカでのチャイルドケアボランティアは、現地の祝祭日を除く平日の月~金曜日、午前8時~午後2時頃まで活動に従事します。
1日のはじまりは、ジャマイカ流の朝食から!朝ごはんを済ませ、準備が整ったら、さっそく派遣先へ。初日はプロジェクトアブロードのスタッフが付き添い、活動先までの通い方を丁寧に説明します。
その日の活動内容は、派遣先、あなたの知識、経験、スキル、語学力によってさまざまです。ぜひ積極的に取り組んでみてください。
1日のボランティア活動が終了したら、自由時間です。ホストファミリー宅に戻って夕食の支度を手伝うのも良し、外国人ボランティアと周辺の散策に繰り出すのも良し。あなた流にお楽しみください。
活動がお休みとなる週末は、仲間と共に島国ジャマイカの新しい発見をする冒険へ!
活動のねらい
ジャマイカにおけるチャイルドケアボランティアのねらいは、小学校入学準備において重要となる幼児教育を強化すること。
同時に、あなたが実践的な国際協力経験を得ながら視野をぐんと広げること。
プロジェクトアブロードは、ジャマイカで主に以下の項目に焦点をあてたチャイルドケア活動に取り組んでいます:
- 幼児教育の促進
- 衛生指導
- 健康的な生活や環境の促進
- 特別支援を必要とする人々の生活の質の向上
- 子供たちへの精神的なサポート
あなたも、チャイルドケアボランティアとして支援を必要としている子供たちの健やかな発育に貢献する一員へ。
マネジメントプラン
プロジェクトアブロードは独自のマネジメントプランを設け、活動に対する目標の明確化と目標達成の具体化を行っています。
マネジメントプランは、まさに私たちの活動の道しるべ。
よろしければ、マネジメントプランもあわせてご覧ください。
活動が世界に与える影響
プロジェクトアブロードは、毎年明確に定められた長期的な目標の達成に向けて取り組まれています。
その目標達成の鍵となるのが、参加者一人ひとりのみなさんの存在です。
グローバルインパクトリポートにまとめられた年間の活動の進歩と功績は、参加者全員の努力の結晶。
よろしければ、活動が世界に与える影響もあわせてご覧ください。
滞在先と食事
ジャマイカで活動中の滞在先は、マンデビル周辺に暮らす現地人ホストファミリー宅です。
ホストファミリーとの共同生活は、現地文化を生活レベルで体験する貴重な機会!ぜひ積極的に話しかけ、異文化交流を図りましょう。滞在先では1日3食分の食事が提供されますので、ぜひ食からもジャマイカ文化をお楽しみください。
その時の受入れ状況にもよりますが、なるべく他の参加者と同じ滞在先を手配し、より多くの出会いと交流を体験できるよう努めています。
発展途上国の滞在先は、先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。
現地サポート
安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。
だから、海外への渡航が初めての方でも安心して参加できる魅力があります。