はじめに
カンボジアでチャイルドケアの短期・長期「実践型」海外ボランティア参加者を募集しています。
派遣先は、貧困層が通う保育園や幼稚園。
チャイルドケアボランティアとしての役割は、子供が子供らしく元気に遊びながら楽しく学べるさまざまなアクティビティを実践すること。そして、教材づくりや子供たち一人ひとりに目を配ることによって学習環境を向上させること。それは、プロジェクトアブロードがカンボジアで継続的に行っている幼児教育を促す原動力。
あなたの貢献は、子供たちの保護者をも助けます。チャイルドケアボランティアの存在は、長時間働きに出なければならない保護者が安心して仕事に出かける環境を築くことを意味します。また、両親の共働きを可能にすることによって、家族を支える収入源を増やすことにつながってゆくのです。
カンボジアでチャイルドケアボランティア中は、多国籍な外国人ボランティアと専用のボランティア寮に滞在。異文化交流の貴重な機会となることでしょう。
自由時間となる週末は、現地で友達になった仲間と共にカンボジアの冒険へ!
チャイルドケアボランティア参加条件
カンボジアでのチャイルドケアの海外ボランティアの応募対象は、世界中の大学生、社会人、シニアのみなさんです。
高校生には、高校生スペシャルのチャイルドケア&地域奉仕活動がおすすめ!
参加にあたって、特に資格や経験は問われません。
子供が好き、東南アジアの発展途上国での実情を見てみたい、カンボジアで国際協力に携わりたい、英語を上達させたい、将来はチャイルドケアや教育に関連した職業に就きたい!という熱意ある方におすすめです。
すでに保育士や特別支援教師などの関連した職業に就いている方は、自分のスキルや経験を発展途上国の支援が求められている現場で活かす貴重な海外経験となることでしょう。
いずれの場合も、活動を通して適応能力、問題解決能力、コミュニケーション能力、リーダーシップなどが磨かれ、帰国後の日常生活はもちろん、将来の進学、就職、転職での強い味方となることでしょう。
参加条件とまではいきませんが、基礎英語力があることが理想的です。
カンボジア到着後のコミュニケーションは、基本的にすべて英語で行われます。カンボジアの子供たちに英語のアルファベットや実践的な基礎英語を教える意味でも、やはり基本的な英語力は不可欠。
だからこそ、英語の練習を含む渡航準備にどれだけ真剣に取り組んできたかが、現地での経験値を左右すると言っても過言ではありません。
すべては、あなた次第!
活動内容
- 幼児教育を促進するアクティビティの企画・実施
- 日々の衛生管理の習慣化の促進と月間の健康診断
- プノンペンの保育園で働く地元の先生やスタッフのサポート
教育活動の実施
幼児教育に力を入れるプロジェクトアブロードが目指しているのは、カンボジアの子供たち一人ひとりが、小学校進学に向けて学習し、必要なスキルを得ること。
チャイルドケアボランティアとしてのあなたの役割は、読み書きや計算、基礎英語を教えることです。
また、捕まえる、バランスを取るなどの視覚と手の協調を養うアクティビティやスポーツを通して一緒に元気よく遊びます。
チャイルドアボランティアのみなさんは、カンボジアの子供たちにとって英語の実践練習の相手となる貴重な存在。
子供たちが最大限に英語力を伸ばせるよう、毎週少なくても5時間以上が英語教育にあてられています。
衛生管理と健康の促進
プロジェクトアブロードは、カンボジアの子供たちの衛生管理の向上にも力を注いでいます。
チャイルドケアボランティアたちは、日常生活における衛生管理の重要性を幼い子供たちに教育し、指導にあたります。
衛生環境の改善は、病気予防はもちろん、より健やかな暮らしにつながっていきます。これらの衛生指導は、キャンペーンや実践的なレクチャー、ロールプレイを通したアクティビティによって行われます。
また、チャイルドケアボランティアたちは、2週間に1度、身長や体重測定などの健康診断を実施し、子供たちの身体の成長を記録します。カンボジアの子供たちは、この健康診断に興味津々!
地元の先生のサポート
カンボジアの保育園では、子供たちがあふれており、先生たちも毎日必死。
そのため、子供たちは幼少期に重要な一対一のチャイルドケアを十分に得られずにいます。チャイルドケアボランティアとしてのあなたの貢献は、先生たちが抱えている仕事量とストレスの軽減に一役買います。
子供たちに直接接するチャイルドケア活動だけでなく、例えば机の整頓、掃除、施設のメンテナンスなど、あなたが行う小さなサポートの一つひとつが、先生の忙しい日々に余裕を生み出し、保育園のスムーズな運営の実現につながっていくのです。
提携機関
現地NGO機関Khemaraが目指すのは、カンボジアの女性たちや子供たちの生活の質の向上。
それは、例え貧しい生い立ちであったとしても、誰もが生活を改善するチャンスを与えられるべきであるという想いから。
プロジェクトアブロードは、そんなKhemaraと共に貧困や虐待を経験したカンボジアの人々の教育に貢献しています。
活動拠点
プノンペン
政治・経済の中心地プノンペンは、急速な発展と近代化を遂げている大都市。
たった数ヶ月の間でもその違いは明確。
街並みには、「東洋のパリ」と呼ばれたフランス植民地時代の面影も見られます。
しかし、華やかなプノンペンの背後には貧困に苦しむ人々が存在します。
チャイルドケアボランティアの1日の流れ
カンボジアのチャイルドケアボランティアは、現地の祝祭日を除く平日の月~金曜日、午前8時~午後4時頃まで活動に従事します。
1日のはじまりは、ボランティアアパートでの朝ご飯から!朝食を済ませ、準備ができたら、プロジェクトアブロードが手配したトゥクトゥクに乗って、いざ派遣先へ。
1日の活動内容は、派遣先、あなたの知識、経験、スキル、語学力によってさまざまです。ぜひ積極的に取り組んでみてください。
派遣先のロケーションによっては、ボランティアアパートに戻って昼食をとるか、派遣先でそのままランチ休憩に入ることになります。
1日の活動が終了後は、友達になった外国人ボランティアと地元のマーケットを散策するのも良し、滞在先に戻ってのんびりするのも良し。あなた流に楽しむことができます。
夕飯は、ボランティア寮に戻っていただきます。
活動がお休みとなる週末は、仲間と共にカンボジアを魅力に迫る冒険へ!
活動のねらい
この子供のケアの海外ボランティア活動のねらいは、カンボジアでの幼児教育の質を向上させることです。
同時に、あなたがチャイルドケア活動を通した実践的な国際協力経験を得ながら視野をぐんと広げること。
カンボジアでのチャイルドケアボランティアでは、主に以下のような項目に焦点をあてた活動に取り組んでいます:
- 幼児教育の促進
- 特別支援を必要とする人々の生活の質の向上
- 英語教育の強化
- 衛生管理の徹底
- 子供たち一人ひとりの発育レベルの向上
あなたも、カンボジアの未来を背負う子供たちの健やかな成長を助けるチャイルドケアボランティアの一員へ。
マネジメントプラン
プロジェクトアブロードは独自のマネジメントプランを設け、活動に対する目標の明確化と目標達成の具体化を行っています。
マネジメントプランは、まさに私たちの活動の道しるべ。
よろしければ、マネジメントプランもあわせてご覧ください。
活動が世界に与える影響
プロジェクトアブロードは、毎年明確に定められた長期的な目標の達成に向けて取り組まれています。
その目標達成の鍵となるのが、参加者一人ひとりのみなさんの存在です。
グローバルインパクトリポートにまとめられた年間の活動の進歩と功績は、参加者全員の努力の結晶。
よろしければ、活動が世界に与える影響もあわせてご覧ください。
滞在先と食事
カンボジアで活動中の滞在先は、プノンペンにある専用のボランティア寮です。
基本的に同性の仲間とのルームシェアとなりますので、貴重な異文化体験の機会として積極的に交流を図りましょう。
現地では1日3食分の食事が提供されますので、ぜひ食からもカンボジア文化をお楽しみください。
滞在先は先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。
現地サポート
安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。
だから、海外への渡航が初めての方でも安心して参加できる魅力があります。