はじめに
タンザニアで看護師の短期・長期「実践型」海外インターンシップ参加者を募集しています。
看護学生や現役看護師におすすめのこの看護留学は、東アフリカのタンザニアで現地生活をしながら、看護という専門分野を実践的に学ぶ海外経験。
病院のさまざまな診療科や町のヘルスクリニックで働く看護師や医師の仕事を視察し、アフリカの医療現場で活きた学習経験を。 アフリカのタンザニアでよくある疾患や症状を実際に見て学べるのも、この看護留学インターンならではです。さまざまな病やケガに対応する医師や、医師を支え患者のケアをサポートする看護師としての役割を間近で学んでいきます。
看護インターンは、定期的に地域各所に出向いて基礎ヘルスケアを提供する医療専門家にも同行。この国際医療支援活動の対象は、経済的理由や地理的な理由から、普段医療サービスを受けることができない地元の人々。健康診断、簡単な傷の処置、衛生指導などのさまざまな活動を通して、人々の健康の促進を助けます。
タンザニアでインターン中は、活動拠点に暮らすホストファミリー宅で地域住民の一員として滞在。ホストファミリーとの共同生活は、タンザニアの国民性に触れ、リアルな異文化体験をする貴重な機会となるでしょう。
自由行動となる週末は、現地で出会った多国籍なインターンの仲間と共にサファリ大国タンザニアを冒険しに出かけよう！
看護インターン参加条件
タンザニアでの看護師の海外インターンシップの参加対象は、世界中の大学生や社会人のみなさんです。
高校生には高校スペシャルの医療プログラムがおすすめ！
熱意がある方ならどなたでも参加が可能ですが、特に看護学生や現役の看護師のみなさんにおすすめです。
これまでも、国際看護師を目指したい、タンザニアの医療事情を自分の目で見てみたい、アフリカの発展途上国で国際医療支援に携わりたい、実践的な英語力をつけたい！などそれぞれの熱い想いを胸に、日本からも大勢タンザニアでの看護留学に参加してきました。
看護学生のみなさんにとって、さまざまな診療科を回るタンザニアでの看護インターン活動は、異なる疾患を持つ患者への看護を実践的に学び、看護師としての役割や責任、苦労に対する理解を深めることができるでしょう。
現役の看護師のみなさんにとっては、タンザニアという海外の看護事情や現地ならではの症例を自分の目で見て学び、看護師のあり方を異なる角度から見つめ直す機会となるかもしれません。
以前より拡大した視野と国際医療支援の経験は、今後のあなたのキャリアアップや海外を舞台にした活躍を後押ししてくれるはず！
参加にあたって求められるのは、最低限の基礎英語力。
現地到着後のコミュニケーションは基本的にすべて英語で行われるため、例えば病院での視察の際に現地の医師や看護師が言っていることがまったく分からないと、大事な情報や有益なアドバイスを理解できず、苦労するのはあなた自身。言葉による意思の疎通を大事にする海外の現場では、やはり基礎英語力は不可欠です。
だからこそ、英語の練習を含む渡航準備にどれだけ真剣に取り組んできたかが、現地での経験の幅を広げます。
すべては、あなた次第です！
活動内容
- 医療現場での視察を通した学習
- 医療ワークショップでの学習
- 地域型の国際医療支援活動
医療現場での視察を通した学習
看護インターンとしての活動は、まずタンザニアの病院で実際に働くプロの看護師や医師の視察から！
さまざまな診療科での医師による診察や治療、そして看護師による患者へのケアを間近で見て学びます。
質問が歓迎される環境ですので、受け身にならず、分からないことがあれば積極的に質問しましょう。
医療設備や医療器具が先進国ほど揃っていない発展途上の医療現場で、現地の看護師たちがどのように工夫しながら日々の仕事に取り組んでいるか注意深く観察しましょう。
医療ワークショップでの学習
定期的に行われている医療ワークショップは、血圧や血糖値の測定、注射の打ち方などの実践的な基礎医療スキルを学習します。
また、マラリアなどの現地ならではの感染症をどのように診断し対応するかなどを学んでいきます。
この医療ワークショップには、医療＆ヘルスケア系の全インターンが参加するので、積極的に参加して情報交換や交流の場にもお役立てください。
地域型の国際医療支援活動
1、2週間に一度のペースで定期的に地元の学校、貧困地域など、普段医療サービスへのアクセスが乏しい地域に直接出向き、基礎ヘルスケアを提供する国際医療支援活動を支えます。
同行する医療専門家を補助しながら、看護インターンたちは血圧や血糖値の測定、身体測定などの健康診断を実施し、高血圧や糖尿病などの非感染性疾患への認識の向上と病気予防を促進します。
また、その時々の状況に応じて、衛生指導や皮膚病、マラリア、インフルエンザなどの検査を行い、さまざまな形で人々の健康を促します。
派遣先の種類
派遣先は、政府運営の病院または小さな町のクリニックです。通常、政府運営の病院は主に看護学生や現役の看護師を受け入れ、町のクリニックは看護に関する学習経験がないみなさんを受け入れています。
現地では、以下のようなさまざまな病棟で看護インターンを受け入れています：
- 外科
- 産科
- 一般外来
- 小児科
- 緩和ケア
基本的に一つの診療科での視察は1週間以上から受け入れているため、長期参加の方がより多くの診療科で学習できることになります。
すでに特定の医療分野に関心がある場合は、いくつかの診療科を回って視察をする代わりに、参加期間中は一つの診療科にしぼって視察することも可能です。
活動拠点
アルーシャ
グレートリフトバレーの高原に囲まれ、メルー山のお膝元に位置する都市。
都市と言っても、実際はアフリカの田舎町。
人口約40万人が暮らしています。
看護インターンの1日の流れ
タンザニアでの看護師の海外インターンシップの活動スケジュールは、現地の祝祭日を除く平日の月～金曜日、通常午前8時～午後4時頃までです。
活動初日は、プロジェクトアブロードのスタッフが付き添い、派遣先までの通い方を丁寧にご案内します。派遣先が徒歩圏内以外の場合は、通常、ダラダラと呼ばれる現地の乗り合いタクシーを利用します。活動先への往復交通費はすべてプロジェクトアブロードによって負担されます。
活動内容は、その日の状況によってさまざまです。臨機応変に対応し、積極的にコミュニケーションを図りましょう。
1日のインターン活動を終えた後は自由時間です。周辺の散策に出かけるのも良し、滞在先に戻って夕飯の支度を手伝うのも良し。自分流に自由時間を満喫することができます。
自由行動となる週末は、現地で友達になった外国人インターンと共にタンザニアの冒険へ。野生動物の宝庫タンザニアならではのアフリカを体験しよう！
活動のねらい
タンザニアにおける看護師の海外インターンシップのねらいは、アフリカの発展途上国の医療現場での視察を通して、実践的な学習経験を得ること。
そして、貧困地域や田舎などの医療サービスが行き届いていない地域に直接出向いてヘルスケアを届ける国際医療支援に携わること。
タンザニアでは、以下の項目に焦点をあてた活動に取り組んでいます：
- 貧困層の人々の基礎ヘルスケアへのアクセスの向上
- 人々の非感染性疾患への認識の向上
- 衛生管理の改善
- 患者へのヘルスケアの質の向上
- 医療知識の共有と理解の促進
あなたも、タンザニアの医療現場で看護を学び、地域型の国際医療支援に貢献するインターンの一員へ。
マネジメントプラン
プロジェクトアブロードは独自のマネジメントプランを設け、活動に対する目標の明確化と目標達成の具体化を行っています。
マネジメントプランは、まさに私たちの活動の道しるべ。
よろしければ、マネジメントプランもあわせてご覧ください。
活動が世界に与える影響
プロジェクトアブロードは、毎年明確に定められた長期的な目標の達成に向けて取り組まれています。
その目標達成の鍵となるのが、参加者一人ひとりのみなさんの存在です。
グローバルインパクトリポートにまとめられた年間の活動の進歩と功績は、参加者全員の努力の結晶。
よろしければ、活動が世界に与える影響もあわせてご覧ください。
滞在先と食事
タンザニアで活動中の滞在先は、活動拠点周辺に暮らす現地人ホストファミリー宅です。
その時の受入れ状況にもよりますが、なるべく他の参加者と同じ滞在先を手配し、より多くの出会いと交流を体験できるよう努めています。
滞在先では1日3食分の食事が提供されますので、ぜひ食からもタンザニア文化をお楽しみください。
発展途上国の滞在先は、先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。
現地サポート
安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。
だから、海外への渡航が初めての方でも安心して参加できる魅力があります。
