モンゴルの大草原で遊牧民生活を体験する日本人ボランティア

モンゴルで遊牧民生活体験の海外ボランティア

モンゴルの大草原で、ゲル生活を体験しながら伝統的な遊牧民の真髄に触れるボランティアをしに出かけよう!

はじめに

モンゴルで遊牧民生活体験の短期・長期「実践型」海外ボランティア参加者を募集しています。

あなたを出迎えてくれるのは、携帯の電波も届かず、インターネットも利用できないモンゴルの大草原。

見渡す限りの大空の下、先祖代々受け継がれてきた遊牧民の知恵と伝統を体験しよう!

モンゴルの遊牧民は、家畜用の牧草を求めて移動する遊牧生活を営んでいます。時間が緩やかに流れる世界。必要となった時が、移動の時。

ボランティアとしてのあなたが取り組むのは、家畜の放牧、ゲルや家畜用の囲いの手入れ、牛の乳絞り、牛の肥料集め、水汲み、薪拾い、伝統料理や乳製品作りなど、遊牧民としての日々の生活の営みをサポートしていくこと。また、遊牧民や遊牧民の子供たちへの基礎英語教育にも取り組んでいます。

残念ながら、時代の流れと共に減少の一途をたどるモンゴルの遊牧民たち。家族、親戚、近所の人々との直接的な人間関係を大切にしながら大自然の中でのびのびと暮らす遊牧民。そんな生活を体験するこの海外ボランティアは、普段の忙しい生活の中で忘れかけていた大切な何かを思い出させてくれる貴重な海外経験となることでしょう。

モンゴルで遊牧民生活を体験する国際ボランティアの活動拠点は、トゥブ県の大草原。首都ウランバートルから南西に100kmほど離れたところに位置します。大草原では、大空にかかる虹や満天の星空があなたを魅了してくれることでしょう。

モンゴルでボランティア中は、伝統的なテント型移動式住居ゲルに暮らす遊牧民のホストファミリー宅で寝泊まりをします。これまで知らなかったモンゴルと自分を発見しに出かけよう!

日にち: 

自由

選ぶ

参加期間: 

1週間以上

対象: 

16歳以上


遊牧民生活体験ボランティア参加条件

モンゴルで遊牧民生活体験の海外ボランティア応募対象は、世界中の大学生社会人シニアのみなさんです。

特に、異文化体験に関心がある、海外で異なる人生観を得たい、自分を変えるきっかけがほしい、都会とは異なる環境での暮らしを体験してみたい!という熱意あるみなさんにおすすめです。

参加条件とまではいきませんが、しいて言えば最低限の基礎英語力。モンゴル語が堪能でない限り、活動中のコミュニケーションは、基本的にすべて英語で行われます。したがって、自分の意見をはっきり伝え、分からないことをきちんと質問できる英語力がないと、現地で苦労するのはあなた自身。

だからこそ、英語の練習を含む渡航準備にどれだけ真剣に取り組んできたかが、現地入り後の経験値を左右すると言っても過言ではありません。

すべては、あなた次第です!

参加時期のおすすめは、家畜が繁殖期を迎える3月~4月。この時期は特に人手を必要としています!

モンゴルの冬は氷点下を大きく下回る極寒となり、真夏は40度近くまで気温が上がることがありますので、参加時期の選択にご参考ください。もちろん、遊牧民は厳しい冬の寒さや猛暑を生き抜く術を身につけていますが、ボランティアとして参加する場合はそれなりの対策をきちんと行ってから臨むようにしましょう。

モンゴル遊牧民のテント式移動住居ゲルの建設を手伝うボランティアたち

活動内容

  1. 放牧や家事のサポート
  2. 遊牧民や子供たちへの基礎英語教育
  3. 遊牧民生活を通した人生の学習

放牧や家事のサポート

モンゴルの大草原での伝統生活は、便利な機械や道具など存在せず、ほとんどが手作業に支えられています。そんな遊牧民生活を営む上で重宝されるのは、ボランティアのあなたによるサポート。

家畜の放牧、牛の乳しぼり、牛の糞や薪の回収、家畜の解体、水汲み、ゲルや囲いのメンテナンス、掃除、伝統料理、乳製品作りなど、生活を営む上で必要となる作業はさまざまでさす。遊牧民のホストファミリーのガイドに沿って、臨機応変に対応してましょう。かなりの肉体労働となることもありますが、休息の時間も十分あります。

遊牧民や子供たちへの基礎英語教育

海外からやって来るボランティアとしてのあなたの存在は、モンゴルに暮らす遊牧民にとっても貴重な学習の場。特に英語教育において非常に重要です。そこで、ここでのボランティアとしてのあなたの役割は、英語を学ぶ機会を提供すること。特に遊牧民の子供たちへの基礎英語教育に力を入れています。

英語のアルファベット、数字の数え方、本の読み聞かせ、歌やダンス、ゲームなどを取り入れた楽しいフレーズや発音の学習に取り組みます。あなたならではのアイデアが歓迎される環境ですので、積極的に提案してみてください。同時に、子供たちからモンゴル語のフレーズを教えてもらうとよいかもしれません!

遊牧民生活を通した人生の学習

モンゴルで遊牧民生活を体験する海外ボランティアの一番の魅力は、普段何気なく生活していた日々に新しい風を吹き込んでくれること。

例えば、先進国の日本ではあたり前の電気・水道・ガス、シャワー、トイレ、温水。モンゴルの遊牧民生活では通用しません。部屋の明かりも薄暗く、日没と同時に就寝。最初は不便に感じ、サバイバルの毎日となるかもしれません。

しかし、だからこそ生で見る満点の星空は胸に込み上げる「感動」があります。育てた家畜をいただく際は、「命」の大切さを身に染みて感じることになります。それは、自然と人間が調和したシンプル生活から学ぶ「感謝」の気持ち。

一つひとつの普段とは異なる経験があなたの血となり肉となり、あなたの価値観に大きな刺激を与え、人間としての成長を後押ししてくれることでしょう。


活動拠点

ウランバートル

まずは、人口の約半数近くが暮らす首都ウランバートルへ。

活動先は、ウランバートルから南西に約100km、車で3時間半ほどに位置するモンゴル大草原です。

空港送迎・航空券手配・ビザ

到着指定空港では、担当スタッフがあなたのご到着をお待ちしています!

空港送迎、航空券手配、ビザなどの詳細はモンゴル到着案内をご覧ください


遊牧民生活体験ボランティアの1日の流れ

モンゴルで遊牧民の生活を体験する海外ボランティア活動は、午前8時~午後6時頃まで従事します。

遊牧民生活は、特に朝と晩が忙しいのが基本。日中は、昼寝、読書、ハイキング、遊牧民の子供たちと一緒に遊ぶなどの自由時間がたっぷりあります。

通常、起床は午前6時頃。朝食を済ませたら、さっそく活動開始!活動内容は、参加時期や遊牧民がその時に一番支援を必要としている作業によって異なりますので、臨機応変に対応しましょう。

一通りの家事や放牧の作業を終え、午後を迎えたらリラックスする時間です。遊牧民の子供たちへの基礎英語教育は、基本的に午後の時間を利用して行っています。

夜は、夕飯の準備に取り組みます。ここでは、必要に応じて再び牛乳を搾ることもしばしば。夕飯の準備が整ったら、一家団欒の時。食卓を囲いながら遊牧民の食文化をお楽しみください。

2週間に一度は、首都ウランバートルへ!プロジェクトアブロードの現地スタッフが移動をサポート。ボランティアの多くは、シャワーを浴びる、洗濯する、家族と連絡をとるなどの機会としています。

ホストファミリーの遊牧民は、大草原でも電波が入る特別な非常電話を携帯しており、プロジェクトアブロードの現地スタッフと連絡を取れる体制をとっています。

モンゴルの遊牧民の家庭で食事の支度を手伝う日本人ボランティア

活動のねらい

モンゴルで遊牧民生活を体験する海外ボランティアのねらいは、伝統的な遊牧民の世界で異文化体験をすること。

世界中の遊牧民の中でも歴史が古くモンゴルの遊牧民は、今日でも伝統的なライフスタイルを貫いていますが、残念ながら国全体で見ると少数派となっています。

その背景にはさまざまな理由が存在しますが、その一番の要因は気候変動。じりじりと照りつける太陽と極寒の冬は家畜や草木の命を奪い、放牧に頼る遊牧民生活の維持を困難にしてきました。家族を養うために仕事の機会が多い都会に移り住む遊牧民もいます。

この海外ボランティアプログラムは、モンゴルの大草原で代々受け継がれた伝統や知恵、ユニークな生活スタイルを体験し、支援するユニークな活動。

あなたも、モンゴルで遊牧民生活を体験する海外ボランティアに参加して、異なる人生観を得る旅に出かけよう。


滞在先と食事

モンゴルで活動中の滞在先は、モンゴルの大草原のゲル(テント型移動式住居)です。

ゲルに暮らすホストファミリーとの共同生活は、遊牧民の文化を生活レベルで体験する貴重な機会!ぜひ積極的に話しかけ、異文化交流を図りましょう。

現地では1日3食分の食事が提供されますので、ぜひ食からもモンゴル文化をお楽しみください。

発展途上国の滞在先は、先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。


現地サポート

安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。

だから、海外への渡航が初めての方でも安心して参加できる魅力があります。

お申込み時のお支払いは、お申込み金 29,500円のみです(参加費用の一部の扱い)。

複数のプログラムへの参加は割引が適用されます。0120-001-978までお気軽にご相談ください。

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