はじめに
毎年6月~9月に行われているカンボジアでのマイクロファイナンスの短期・長期「実践型」海外インターンシップ参加者を募集しています。
このマイクロファイナンスインターンシップが支援するのは、カンボジアの貧困層の起業家や小さな商売を営む地元の人々。
インターンとしてのあなたの役割は、無利子の小口融資の管理とビジネス開発支援を通して、彼らの経済的自立を支援すること。ローン受給者のカンボジアの人々にとって、あなたの存在はまさに夢をつなぐビジネスアドバイザー!
このマイクロファイナンスの国際インターン活動は、東南アジアの発展途上国における草の根レベルの開発に携わってみたい、カンボジアの貧困層の出身の人々が抱える社会的・経済的問題の実情を自分の目で見て学びたい!という熱意がある方であれば、資格や経験を問わず参加が歓迎されます。もちろん、経済、ビジネス、経営、国際開発、商学部を専攻中の大学生や、ビジネスに精通する社会人のみなさんは、自分の知識やスキルを海外の支援が求められている現場で活かす貴重な実践の舞台となることでしょう。
活動中は、世界中から参加している多国籍な外国人インターンと共に、活動拠点プノンペンにある専用のボランティア寮に滞在。インターナショナルな外国人インターンとの出会いや異文化交流は、あなたの価値観に刺激を与える貴重な国際経験となるはず!
活動がお休みとなる週末は、現地で友達になった仲間と共にカンボジアの深い歴史、文化、伝統をさまざまな角度から体験する冒険へ。単なる観光旅行にはないあなただけの新しい発見をして帰国しよう!
※このプログラムに参加できるのは、毎年6月~9月の最大4ヶ月限定です。開始日・参加期間は、その期間中から自由に決めることが可能です。
マイクロファイナンスインターン参加条件
毎年6月~9月に行われているカンボジアでのマイクロファイナンスの海外インターンシップの応募対象は、世界中の大学生や社会人のみなさんです。
特に経済、ビジネス、経営、国際開発、商学部を専攻中の大学生や、ビジネスに精通する社会人のみなさんにおすすめです。もちろん、東南アジアの発展途上国における地域型の開発に携わってみたい、カンボジアの貧困層の出身の人々が抱える社会的・経済的問題の実情を自分の目で見て学びたい!という熱意がある方におすすめです。
求められる語学力は、活動に支障のない基礎英語力。
活動中のコミュニケーションは、基本的にすべて英語で行われます。したがって、英語に不安を抱えたままで現地入りすると、苦労するのはあなた自身。
だからこそ、英語の練習を含む渡航準備にどれだけ真剣に取り組んできたかが現地入り後の経験を左右すると言っても過言ではありません。
すべては、あなた次第です!
活動内容
- 小口融資対象者の選定
- 小口融資の管理
- ビジネストレーニングの企画、準備、運営
小口融資対象者の選定
マイクロファイナンスインターンの任務は、無利子の小口融資の存在とその仕組みへの理解を得ることから!支援を求めている希望者や小規模ビジネス経営者を対象に、無利子の小口融資のシステムを分かりやすく解説します。
その後、候補となるローン受給者の面接を行い、彼らのビジョンを確認しながらビジネスプランの審査を実施。必要に応じてアドバイスを提供します。
ローン受給者の選定が固まったら、データベースへのプロフィールの記録・更新に取り組みます。
小口融資の管理
マイクロファイナンスインターンが果たす重要な役割の一つは、ローン受給者へのビジネス経営のアドバイザーを務めること。主に以下のような活動に従事していきます:
- ローン受給者の自宅や店舗を一軒一軒訪問しながら事業の進歩を記録し、モニタリング
- ビジネスプラン作成のサポート
- それぞれのビジネスの改善点の洗い出しと対策の提案
ローン受給者は、主に飲料販売経営、仕立て屋、美容サロン経営などの地元に根差したビジネス経営を展開しています。インターンは、各ビジネスに応じたアドバイスを提供していきます。
ビジネストレーニングの企画、準備、運営
マイクロファイナンスインターンは、ローン受益者を対象にビジネススキルの強化に向けてトレーニングを提供。以下のようなワークショップを通して、ビジネスが最大限に成長するよう支援していきます:
- 経理の基礎
- カスタマーサービス
- マーケティング
- プロジェクトマネジメント
これらすべての活動は担当スーパーバイザーの監督下で行われ、常にアドバイスやサポートを受けられる環境が整っています。
活動拠点
プノンペン
カンボジアの政治・経済の中心地であると同時に、近年は観光地としても急速に発展。
しかし、華やかな一面の背後には貧困にあえぐ人々が大勢存在。
インターン活動は、主に地域各所に出向いて行われます。
マイクロファイナンスインターンの1日の流れ
カンボジアでのマイクロファイナンスインターンは、現地の祝祭日を除く平日の月~金曜日、午前8時半~午後4時半頃まで活動に従事します。
その日の活動内容によっては活動時間が前後することもありますので、臨機応変に対応しましょう。
インターンとしての1日は、ボランティア寮での朝食から!
朝ごはんを済ませ、準備が整ったら、いざ派遣先へ!活動初日はプロジェクトアブロードの現地スタッフが同行し、公共交通機関の利用の仕方や派遣先への通い方を丁寧にご案内します。
1日の活動内容は、派遣先、あなたの知識、経験、スキル、語学力、積極性などによってさまざまです。派遣先のスタッフとしっかりとコミュニケーションをとりながら自主的に取り組んでみてください。
1日のインターン活動が終了したら、自由時間です。プノンペン市街を散策したり、現地で友達になった外国人インターンとの交流を深めたりしてみてはいかがでしょうか。
自由行動となる週末は、カンボジアの伝統、文化、歴史に触れる冒険へ。国際色豊かな外国人インターンと一緒に、あなただけの発見をしに出かけよう!
活動のねらい
カンボジアにおけるマイクロファイナンスの海外インターンシップのねらいは、現地に暮らす貧困層の人々が継続的に安定した収入を得られるよう支援すること。
同時に、あなたが異文化体験を通して視野をぐんと広げること。
カンボジアでのマイクロファイナンスインターン活動は、カンボジアの文化への深い洞察を得ながら、現地に暮らす人々の社会的・経済的実情を自分の目で見て学び、草の根レベルでビジネス開発を支える国際支援。
カンボジアで行われているマイクロファイナンスの海外インターンシップは、100人以上のビジネス経営者を支援してきました。ローン受給者は、主に飲料販売経営、仕立て屋、美容サロン経営などの地元に根差したビジネスを経営しています。無利子の小口融資は、これまで不可能だった仕入れの拡大や設備投資に利用され、ビジネスの発展を可能にする促進剤となっていきます。
あなたも、夢あるカンボジアの起業家の小規模ビジネス経営を草の根レベルで支援するマイクロファイナンスインターンの一員へ。
活動が世界に与える影響
プロジェクトアブロードは、毎年明確に定められた長期的な目標の達成に向けて取り組まれています。
その目標達成の鍵となるのが、参加者一人ひとりのみなさんの存在です。
グローバルインパクトリポートにまとめられた年間の活動の進歩と功績は、参加者全員の努力の結晶。
よろしければ、活動が世界に与える影響もあわせてご覧ください。
滞在先と食事
カンボジアで活動中の滞在先は、プノンペンにある専用のボランティア寮です。
基本的に同性の仲間とのルームシェアとなりますので、貴重な異文化体験の機会として積極的に交流を図りましょう。
現地では1日3食分の食事が提供されますので、ぜひ食からもカンボジア文化をお楽しみください。
滞在先は先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。
現地サポート
安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。
だから、海外への渡航が初めての方でも安心して参加できる魅力があります。