はじめに
スリランカで医療の海外インターンシップ参加者を募集しています。
忙しい病院で働く医師の仕事を視察する毎日は、机上では得られない貴重な学習経験となるでしょう。そして、深まった発展途上国スリランカの医療システムへの理解は、医療の道を進む自分の視野を大きく広げてくれるはず！伝統医療アーユルヴェーダを学べるのも、スリランカでの医療インターンシップならではです。
病院での視察は、さまざまな病棟で行われます。すでに特定の医療に関心がある場合は、集中して一つの病棟に特化できるフレキシブルぶり。さまざまな疾患を抱える患者への診察や治療を間近で学び、医療専門家としての役割や課題、そして責任など、貴重なインサイトを得ることができるでしょう。
スリランカでの医療インターン活動は、単なる学習だけで終わりません。現地の医療専門家と共に定期的に医療サービスへのアクセスが乏しい貧困地域や田舎の各所に出向き、ヘルスケアを提供する国際医療支援に貢献します。あなたの貢献は、スリランカの人々の健康への関心を高め、病気予防につなげる重要な役割を果たします。
医療インターン中は、ホストファミリー宅で現地生活を体験。これは、現地文化に生活レベルで触れる貴重な異文化体験！
自由時間となる週末は、世界中から参加している外国人インターンと出会い、交流する機会にお役立てください。ぜひ一緒に周辺の散策や観光に出かけ、スリランカで新しい発見をしよう！
医療インターン参加条件
スリランカでの医療の海外インターンシップの応募対象は、世界中の大学生や社会人のみなさんです。
医療に強い関心がある方ならどなたでも参加が可能ですが、特に医学生や現役の医師をはじめとした医療専門家のみなさんにおすすめです。
高校生には、高校スペシャルの医療プログラムがおすすめ！
これまでも、アジアの発展途上国の医療事情を自分の目で見てみたい、国際医療支援に携わりたい、スリランカに関心がある、将来は国境なき医師団の一員になりたい、実践的な英語力をつけたい！などのそれぞれの想いを胸に、日本からも大勢の学生や社会人のみなさんがスリランカに渡りました。
特に医療の道を目指す学生のみなさんにとって、さまざまな病棟を回るスリランカでの医療インターン活動は、将来進むべき専門医療を定める貴重な参考材料となるでしょう。
一方、現役の医療関係者のみなさんにとっては、スリランカという海外の医療事情や現地ならではの症例を自分の目で見て学び、医療のあり方を異なる角度から見つめ直す機会。広がった自分の視野と国際医療支援の経験は、今後のキャリアアップを後押ししてくれるはず！
求められる語学スキルとしては、基礎英語力。
現地到着後のコミュニケーションは、基本的にすべて英語で行われるため、例えば現地の医師や看護師が言っていることがまったく分からないと、大事な情報や有益なアドバイスを理解できず、苦労するのはあなた自身。現場では、言葉によるコミュニケーションや意見交換を大事にされます。
だからこそ、英語の練習を含む渡航前準備にどれだけ真剣に取り組んできたかが、現地での確固たる自信と余裕に結びつきます。
すべては、あなた次第です！
伝統統医療アーユルヴェーダ病院での活動を希望する場合は短期の2週間以上から、その他の病院での活動は4週間以上からの受け入れが可能です。
活動内容
- 医療施設での視察を通した学習
- 地域各所での国際医療支援活動
- 伝統医療アーユルヴェーダの学習
- 医療ワークショップでの学習
医療現場での視察を通した学習
まずは、病院で働く医師や医療スタッフの付き添いから！
スリランカでよくある疾患、診察、診断、治療を間近で学びます。
医師への付き添いを通した観察は、医療と直接関係することだけでなく、医療従事者としての日々の役割や責任、やりがいおよび大変さなどの実情も学べることでしょう。
分からないことがあれば積極的に質問し、現役の医師や看護師から直接アドバイスをもらいましょう。
地域各所での国際医療支援活動
医療現場で学習させてもらったら、今度はあなたが貢献する番です！
定期的に行われている地域型の医療活動では、貧困地域や田舎などの医療サービスが行き届いていない現場に直接出向き、基礎ヘルスケアや栄養バランスが整った食事の提供などを行っています。
地域内での国際医療支援では、健康診断も実施しています。
これは、人々の健康への認識を促進し、病気予防や病気の早期発見を促す活動。インターンとして、担当の医療責任者の監督のもと、血圧や血糖値の測定や医薬品の準備などに実践的に貢献していきます。
他にも、医療インターンたちは、一丸となって地元の学校や地域各所に出向き、保健衛生教育に貢献します。
例えば、特定の健康問題についてのプレゼンテーションを行い、問題への認識の向上、予防や治療について解説。時には子供たちへの手洗いや歯磨き教育などの衛生指導なども行い、丈夫な体づくりと病気予防を通した健やかな発育の促進に努めています。
伝統医療アーユルヴェーダの学習
スリランカの伝統医療アーユルヴェーダを学べるのも、この医療インターンシップならではです！
現地のアーユルヴェーダ治療を専門とする病院で、世界三大伝統医学の一つとされる奥深いアーユルヴェーダの世界へ。
医療インターンとして、植物をベースにしたアーユルヴェーダ特有の薬の準備や患者のケアに携わり、その効能や治療法を学習します。
西欧医学とは異なる視点を得られることでしょう。
医療ワークショップでの学習
プロジェクトアブロードの現地オフィスは、定期的に医療ワークショップを実施しています。
現地の医師から現場で見た治療についてさらにアドバイスをもらったり、スリランカの医療システムについて学んだりする機会にお役立てください。
みなさんからの質問が歓迎される環境ですので、ぜひ積極的に質問を投げかけましょう。
また、この医療ワークショップでは地域内でヘルスケアを提供する際に役立つ基礎スキルのトレーニングなども行っています。
派遣先の種類
医療インターンの派遣先は、大学病院、女性の健康を扱う病院、市立病院などさまざまです。
以下のような診療科でインターンを受け入れています：
- 一般外来
- 産科
- 婦人科
- 小児科
- 耳鼻咽喉科
- 救急救命
一つの病棟での視察は少なくても1週間通して行われます。そのため、長期参加した方がより多くの病棟で学習できることになります。
すでに特定の専門医療に関心がある場合は、異なる病棟で視察する代わりに、一つの病棟での活動したり、伝統医療アーユルヴェーダを扱う病院でアーユルヴェーダ医学に特化したりすることも可能です。
希望や要望がある場合は、ぜひお申込みの際に詳細をご記入ください。
活動拠点
コロンボ
スリランカ国内の最大都市であり、経済の中心地。
人口約75万人が暮らしています。
ゴール
コロンボから南に約120kmにあるゴール県の県都。
スリランカ最南端の主要都市でもあります。
南アジアの伝統とヨーロッパの建築が混ざり合ったゴールの旧市街と要塞は、世界文化遺産にも指定されています。
バラピティヤ
コロンボから南に約80km。
2つの湖に恵まれ、マドゥガンガと呼ばれる水路が走る美しい町。
恵まれた湿地帯には、マングローブをはじめ300種類以上もの植物が生態系を築き、湿地帯内に国内最古の寺も存在します。
ニゴンボ
ニゴンボは、コロンボから車で40km弱北に向かった西海岸沿い位置する大都市。
ニゴンボは漁業が盛んな上、国内の重要な商業のハブの一つとしても機能しています。
ヨーロッパによる植民地時代の影響から、スリランカにいながらあちこちに西欧の影響が見られるのもここニゴンボならでは！
クリヤピティヤ
クルネーガラ県で二番目に大きいクリヤピティヤは、ニゴンボからさらに北東に約40kmほど走った内陸にある町です。
首都コロンボからは約80km、車で2時間ほどの道のりです。
稲作やココナッツ栽培が主要な産業である一方、ワヤンバ大学がある町としても知られています。
医療インターンの1日の流れ
スリランカでの医療の海外インターンシップは、現地の祝祭日を除く平日の月～金曜日に行われています。
通常、午前8時半～午後4時頃まで活動にあたり、途中で1時間～1時間半ほどのランチ休憩が入ります。派遣先によってスケジュールが異なってきますので臨機応変に対応しましょう。
活動初日は、プロジェクトアブロードのスタッフが付き添い、活動先までの通い方を丁寧にご案内します。活動先までの往復交通費は、すべてプロジェクトアブロードによって負担されます。
活動内容は、その日の状況、あなたの知識、経験、スキル、語学力などによってさまざまです。積極性に参加してみてください。
1日のインターン活動が終了したら、自由時間です。滞在先に戻ってのんびりすごしたり、周辺を散策したりと、あなた流にお楽しみください。
自由行動となる週末は、現地で出会った外国人インターンと共に、スリランカが誇る歴史、文化、自然に触れに出かけよう！
活動のねらい
スリランカにおける医療の海外インターンシップのねらいは、医療現場で実践的な学習経験を得ること。
そして、求められている国際医療支援活動のサポートすること。の学習の経験を得ることと、支援を必要としている地域社会での医療支援に携わることです。
プロジェクトアブロードは、スリランカで以下の項目に焦点をあてた医療の海外インターンシップに取り組んでいます：
- 衛生管理基準の向上
- 貧困層の人々への基礎ヘルスケアの提供
- 糖尿病や心臓病などの非感染性疾患への認知向上と予防
- デング熱感染者数の減少
あなたも、スリランカで医療現場で学習し、支援を必要としている人々にヘルスケアを届けるインターンの一員へ。
マネジメントプラン
プロジェクトアブロードは独自のマネジメントプランを設け、活動に対する目標の明確化と目標達成の具体化を行っています。
マネジメントプランは、まさに私たちの活動の道しるべ。
よろしければ、マネジメントプランもあわせてご覧ください。
活動が世界に与える影響
プロジェクトアブロードは、毎年明確に定められた長期的な目標の達成に向けて取り組まれています。
その目標達成の鍵となるのが、参加者一人ひとりのみなさんの存在です。
グローバルインパクトリポートにまとめられた年間の活動の進歩と功績は、参加者全員の努力の結晶。
よろしければ、活動が世界に与える影響もあわせてご覧ください。
滞在先と食事
スリランカで活動中の滞在先は、活動拠点周辺に暮らす現地人ホストファミリー宅に滞在します。
ホストファミリーとの共同生活は、現地文化を生活レベルで体験する貴重な機会！ぜひ積極的に話しかけ、異文化交流を図りましょう。滞在先では1日3食分の食事が提供されますので、ぜひ食からもスリランカ文化をお楽しみください。
その時の受入れ状況にもよりますが、なるべく他の参加者と同じ滞在先を手配し、より多くの出会いと交流を体験できるよう努めています。
発展途上国の滞在先は、先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。
現地サポート
安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。
だから、海外への渡航が初めての方でも安心して参加できる魅力があります。
