はじめに
メキシコでウミガメ保護に取り組む高校生ボランティアを募集しています。
支援が求められているのは、絶滅危惧種のウミガメの保護。世界各国から参加するインターナショナルな外国人高校生ボランティアと共に密猟防止パトロールに繰り出し、現地で継続的に行われているウミガメの保護活動に協力します。これは、絶滅の危機に瀕しているウミガメの命を次の世代につなげる貴重な国際協力!
高校生ボランティアは、ウミガメの密猟防止パトロール、回収した卵および傷ついたカメの保護、ビーチでのゴミ拾いなど、さまざまな役割を果たしていきます。これは、海外で行われている実践的な環境保護活動に協力しながら、メキシコが直面している環境問題や環境保護活動への取り組みを直に見て学ぶ貴重な国際経験となることでしょう。
活動中は、活動拠点にあるボランティアバンガローに滞在。
日々の活動終了後の時間には、さまざまな交流イベントや異文化体験アクティビティがラインナップ!
活動がお休みとなる週末は、みんなでメキシコを冒険するレジャー旅行へ。
これらすべての活動にプロジェクトアブロードの現地オフィスのスタッフが付き添うので、安心して参加できるのが魅力。
今年の夏休みは、メキシコを舞台に実践的な環境保護の海外ボランティアにチャレンジしよう!
高校生ボランティア参加条件
メキシコでのウミガメ保護の海外ボランティアの応募対象は、世界中の高校生。
環境保護に関心がある、海外で実践的な環境保護活動に携わりたい、メキシコが直面している環境破壊や環境問題の実情を自分の目で見てみたい、絶滅危惧種のウミガメの赤ちゃんを救いたい、多国籍な外国人高校生ボランティアと異文化交流をしたい、生のスペイン語に触れたい!という熱意ある高校生におすすめです。
プログラム参加にあたって事前知識や経験は問われません。活動はすべて経験豊富な環境保護専門家と共に行われ、プロジェクトアブロードの現地スタッフが付き添うので大丈夫。
しいて言えば、基礎英語力。現地スタッフや仲間の外国人高校生ボランティアとのコミュニケーションは基本的にすべて英語で行われるため、英語にアレルギーがあると意思の疎通が難しく、現地に行ってから苦労するのは自分自身。
だからこそ、英語の練習を含む渡航準備にどれだけ真剣に取り組んできたかが現地での経験値を変えると言っても過言ではありません。すべては、あなた次第です!
メキシコはスペイン語圏なので、あいさつや自己紹介など、日本にいる間に少しでもスペイン語を学習してから参加すると、現地できっと役に立つことでしょう。
この海外ボランティアを通して、実践的な環境保護活動の経験はもちろん、適応能力、自主性、チームワーク、コミュニケーション能力、英語力、スペイン語力、行動力など、高校生活や今後の進路でも役立つスキルの習得が期待されます。
そして、現地での出会い、親元を離れ海外でやり遂げた自信、拡大した視野は、あなたの人生を豊かにしてくれるかけがえのない財産となるはず!
活動内容
- ウミガメの密猟防止パトロール
- 保護されたウミガメの日々のケア
- ビーチでのゴミ拾い
- 外国人高校生ボランティアと繰り出すメキシコの冒険
ウミガメの密猟防止パトロール
海岸線の土壌侵食は、ビーチに産卵するウミガメにとって大きな脅威。
しかし、それ以上の脅威となっているのが私たち人間による密猟。密猟者たちは、地元の市場で売買を目的にビーチに産卵された卵を密猟しています。
この状況を踏まえ、高校生ボランティアは密猟防止パトロールに繰り出します。パトロールで発見したウミガメの卵を活動拠点の安全な孵化場へ移動。
卵は、通常毎年5月~9月あたりに孵化を迎えます。無事孵化を迎えたら、ウミガメの赤ちゃんを母なる海へ還します。
保護されたウミガメの日々のケア
活動先の環境保護&リサーチセンターでは、メキシコ政府の許可のもと、傷ついたりケガをしたりして自然界で自力で生活することができなくなったウミガメの保護を行っています。
高校生ボランティアとしてのあなたの役割は、ウミガメへの実践的な日常のケア。
ウミガメの汚れ落とし、エサやり、プールの清掃、そして毎月の測定をはじめとしたさまざまな活動に貢献していきます。
ビーチでのゴミ拾い
海に行き着くゴミの削減への努力は、海洋生態系の保護において必要不可欠です。
特に、一度生産されたら半永久的に存在し続ける耐久性の高いプラスチック製品のゴミは、海洋生物にとって大きな脅威。
ビーチで孵化したウミガメの赤ちゃんは、ビーチに捨てられたゴミが原因で海にたどり着くことなく命を落とすことも少なくありません。また、プラスチック製のゴミを食べ物と誤って体内に取り入れてしまった海洋生物は、病気になったり、最悪死に至ったりすることもあります。
そこで、高校生ボランティアは一致団結して海岸線のゴミ拾いに取り組みます。
一つでも多くのゴミを回収することは、より多くの命を救うことにつながる大事な環境保護活動です。
外国人高校生ボランティアと繰り出すメキシコの冒険
日々の活動終了後の時間は、さまざまな交流イベントや異文化体験アクティビティがラインナップ。
活動がお休みとなる週末は、メキシコを異なる角度から冒険するレジャー旅行へ。同じプログラムに参加している国際色豊かな外国人高校生ボランティアの仲間と共に地元のビーチリゾートまで足を延ばし、交流を深める予定ですのでお楽しみに!
※活動およびレジャーアクティビティは、当日の天候によってスケジュールが変更されることもあります。
スケジュール例
活動拠点
クユトラン
一面に広がるのは、黒い砂浜、穏やかな海、そしてのんびりとした時間。
都会での忙しい日常生活からかけ離れた別世界があなたを出迎えてくれることでしょう。
活動先は、環境保護&リサーチセンター。
ビーチやクロコダイルセンター、ラグーンは徒歩圏内に位置します。
活動のねらい
高校生スペシャルウミガメ保護の海外ボランティアのねらいは、絶滅危惧種のウミガメの保護への継続した努力をサポートすること、そして周辺地域の生態系を守ること。
同時に、あなたが高校生のうちに実践的な国際経験を得ながら視野をぐんと広げること。
絶滅の危機に瀕するウミガメの多くの卵は、孵化することなくビーチから姿を消す運命をたどります。その主な理由は、気候変動と私たち人間による密猟。このプログラムは、減少の一歩をたどるウミガメの命を次の世代につなぐ貴重な環境保護活動。人手を要するこの活動では、多くの高校生ボランティアのみなさんからの支援を必要としています。
あなたも、この夏休みはメキシコで絶滅危惧種のウミガメを守る環境保護ボランティアの一員へ。
マネジメントプラン
プロジェクトアブロードは独自のマネジメントプランを設け、活動に対する目標の明確化と目標達成の具体化を行っています。
マネジメントプランは、まさに私たちの活動の道しるべ。
よろしければ、マネジメントプランもあわせてご覧ください。
活動が世界に与える影響
毎年、何千人もの高校生ボランティアが国境を越えて価値ある「違い」を生み出しています。
それは、長期的な目標の達成に向けて多国籍な仲間と共に取り組む国際協力。
高校生ボランティアのグローバルインパクトリポートにまとめられた年間の活動の進歩と功績は、積み重なった高校生ボランティアの努力の結晶。
よろしければ、活動が世界に与える影響もあわせてご覧ください。
滞在先と食事
メキシコで活動中の滞在先は、クユトランにある専用のボランティア寮です。
基本的に同性の高校生ボランティアとのルームシェアとなります。仲間との共同生活を通して、異文化交流を深めよう!
現地では1日3食分の食事が提供されますので、ぜひ食からもメキシコ文化をお楽しみください。
発展途上国の滞在先は、先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。
現地サポート
安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。
高校生スペシャルでは、プロジェクトアブロードの現地スタッフがプログラムのすべてのスケジュールに付き添うので、未成年の高校生でも安心して参加できる魅力があります。