はじめに
タンザニアで建築の短期・長期「実践型」海外ボランティア参加者を募集しています。
このボランティアプログラムは、東アフリカを舞台にマサイ族村の学校建設に取り組む建築を通した国際協力。
マサイ族の幼い子供たちが安全な環境で学習できる教育施設建設の国際ボランティアの一員になろう!
プロジェクトアブロードは、タンザニアのマサイ族村に初となる保育園を建設しました。現地の要望に応え、この教育施設の拡大に貢献するのが建築ボランティアに託された使命。
土地ならし、穴掘り、セメントの混合、壁の設置、塗装など、重機も電気もない現場で、すべて手作業の建築活動。あなたが汗水たらして積み上げたレンガ一つひとつは、現地で目に見える形となって子供たちの学校教育に利用されていきます。
活動中は、活動拠点アルーシャに暮らすホストファミリー宅で地域住民の一員として滞在。きっと、タンザニアのライフスタイルを体験する貴重な機会となるでしょう。
活動がお休みとなる週末は、現地で出会った多国籍な外国人ボランティアと一緒にサファリ大国タンザニアの冒険へ!
普段とは異なる環境に身を置き、建築を通した国際協力に貢献しながら国際人としての一歩を踏み出そう!
建築ボランティア参加条件
タンザニアでの建築の国際ボランティアの応募対象は、世界中の大学生、社会人、シニアのみなさんです。
特に、アフリカの発展途上国の国際開発に関心がある、実際に手を動かした国際支援に携わりたい、アフリカで人生観を変えたい、体力に自信がある!という積極的な学生や社会人のみなさんにおすすめです。
高校生には、高校スペシャルの建築プログラムがおすすめ!
屋外での地道な建築作業は、想像以上に体力勝負。でも、自分の貢献が形となり、支援を必要としているマサイ族の子供たちがうれしそうに勉強する姿を目の前にしたら、明日への活力も湧いてくるはず!
すべての建設作業は、地元の建設専門家の監督のもと、安全第一で行われます。
参加条件とまではいきませんが、最低限の基礎英語力があることが理想的です。
タンザニアの公用語であるスワヒリ語が堪能でない限り、活動中のコミュニケーションは基本的にすべて英語で行われます。したがって、しっかりとした英語での意思表示や分からないことをきちんと英語で質問できる英語力がないと、苦労するのはあなた自身。
だからこそ、英語の練習を含む渡航準備にどれだけ真剣に取り組んできたかが、現地入り後の経験値を左右すると言っても過言ではありません。
すべては、あなた次第です!
活動内容
- 建築家や職人から建築技術の学習
- ゼロからのさまざまな建築作業
建築家や職人から建築技術の学習
発展途上国タンザニアでの建築活動は、先進国のような重機を使ったり、輸入品や高価な資材が揃っているような環境とはかけ離れた世界です。
地元で調達した資材をうまく工夫して一から築いていく地道な手作業。
そんな現場で、まずは地元の専門家から建築作業のいろはを学ぶことから始まります。そして、習得したスキルは即実践へ。
分からないことがあれば積極的に質問し、プロから直接学ぼう!
ゼロからのさまざまな建築作業
建築ボランティアたちが携わる作業は、土地ならし、基礎を築くための穴掘り、セメントの混合、レンガの積み上げ、壁や屋根の設置など、実にさまざま。
教室や職員室など、建物そのものが建ったら、明るく色鮮やかに塗装作業を行います。ここでは、例えば英語のアルファベットや数字など、子供たちが視覚からも学習できるよう工夫することが求められます。こうして、子供たちの学習意欲を引き立てるような環境を整えていきます。
現地では常に継続的に建築活動が行われているため、その進行状況や参加のタイミング、あるいは参加期間によって、携わる建築工程は異なります。
いずれの場合でも、担当スタッフがみなさんを丁寧にリードするので安心です。
活動拠点
アルーシャ
タンザニアの北東部の都市。
都市と言っても、中心街はさびれたビルが立ち並び、人々や車が道端を行き交うアフリカの素朴な田舎町。
一歩街を出れば、美しいアフリカの大自然が広がっています。
実際の活動先は、アルーシャから車で約1時間離れた田舎にあるマサイ族村です。
建築ボランティアの1日の流れ
タンザニアの建築ボランティアは、現地カレンダーの平日にあたる月~金曜日、通常午前9時~午後2時半頃まで活動に従事します。
1日のはじまりは、朝食から!朝ご飯を済ませ準備が整ったら、いざ活動先へ。
活動先の建築現場はアルーシャから約30km、車で合計1時間ほどの道のりです。
まずはダラダラと呼ばれる乗り合いワゴンで約40分ほど走り、街の外れにある待ち合わせ場所まで向かいます。待ち合わせ場所で担当スタッフと合流したら、一緒にワゴンに乗って15~30分の所にある活動先を目指します。
午前中の活動が終了したら、お待ちかねのランチタイム。持ってきた昼食を仲間やスタッフと共にいただきます。
一息入れたあとは、午後の活動を再開!
1日の活動終了後は自由時間です。アルーシャ周辺の散策に出かけるのも良し、夕食の支度を手伝いながらホストファミリーとの交流を深めるのも良し。あなた流にお楽しみください。
夕食は、滞在先でいただきます。
活動がお休みとなる週末は、現地で友達になった外国人ボランティアと共にタンザニアの大地を冒険しに出かけよう!
活動のねらい
タンザニアでの建築の海外ボランティアのねらいは、人里離れたマサイ族村の子供たちに安全な学習の場を届けること。
同時に、あなたが実践的な国際協力経験を得ながら視野をぐんと広げること。
プロジェクトアブロードは、教育へのアクセスがなかったマサイ族の幼い子供たちのために、アルーシャ近郊に保育園を設立。これにより、マサイ族の子供たちが初めてきちんとした幼児教育を受けられるようになりました。この幼児教育は、小学校入学準備のためにとても重要な学習の機会なのです。
建築ボランティアが築いた教室で、今度は教育ボランティアのみなさんがマサイ族の子供たちに教育の機会を届けます。
あなたも、タンザニアのマサイ族の子供たちの学習を支える建築ボランティアの一員へ。
活動が世界に与える影響
プロジェクトアブロードは、毎年明確に定められた長期的な目標の達成に向けて取り組まれています。
その目標達成の鍵となるのが、参加者一人ひとりのみなさんの存在です。
グローバルインパクトリポートにまとめられた年間の活動の進歩と功績は、参加者全員の努力の結晶。
よろしければ、活動が世界に与える影響もあわせてご覧ください。
滞在先と食事
タンザニアで活動中の滞在先は、活動拠点周辺に暮らす現地人ホストファミリー宅です。
その時の受入れ状況にもよりますが、なるべく他の参加者と同じ滞在先を手配し、より多くの出会いと交流を体験できるよう努めています。
滞在先では1日3食分の食事が提供されますので、ぜひ食からもタンザニア文化をお楽しみください。
発展途上国の滞在先は、先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。
現地サポート
安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。
だから、海外への渡航が初めての方でも安心して参加できる魅力があります。