はじめに
ペルーで考古学調査や遺跡発掘現場のマッピングに貢献する高校生ボランティアを募集しています。
時代を旅して、古代の南米の世界へ!ペルーでの高校生の考古学の海外ボランティアは、2つの国立公園内にある遺跡発掘現場で行われます。経験豊富な考古学者から直に学び、古代インカ&ワリ文明の埋蔵品の分析や仕分けなどをサポート。今年の夏休みは、海外でボランティア活動をしながら、大学進学や将来社会に出た際にアピールポイントとなるようなユニークな国際経験を得よう。
プロジェクトアブロードは、ペルーのクスコ周辺を舞台に、古代インカやワリの建築や埋蔵物の解明と保護に取り組んでいます。高校生ボランティアとしてのプロジェクトへの取り組みは、ペルーの貴重な文化遺産を次の世代に残すかけがえのない活動です。
ペルーでの高校生の考古学の海外ボランティアプログラムは、多国籍な外国人高校生ボランティアと共に古都クスコで行われます。活動中は、ペルー人ホストファミリー宅で地域住民の一員として現地生活を送りながら異文化交流。
週末には、一生に一度は訪れたい世界文化遺産マチュピチュへの旅行が待っています!
高校生ボランティア参加条件
このペルーでの考古学の海外ボランティアプログラムの応募対象は、世界中の高校生。
歴史や遺跡が好き、古代インカ文明に関心がある、南米の生活を体験してみたい、インターナショナルな同世代の学生と友達になりたい!という好奇心旺盛な高校生におすすめです。
参加にあたって、特に知識や経験は問われません。プログラム中はプロジェクトアブロードの現地スタッフが常に付き添うので、南米への渡航やボランティア活動がはじめての高校生でも安心して参加できる魅力があります。
参加条件とまではいきませんが、最低限の基礎英語力があることが理想的です。現地到着後のコミュニケーションは基本的にすべて英語で行われるため、しっかりとした英語での意思表示や分からないことをきちんと英語で質問できる英語力がないと、苦労するのはあなた自身。
したがって、渡航前にどれだけ真剣に英語の練習をしてきたかどうかが現地での経験値を左右すると言っても過言ではありません。すべては、あなた次第です!
ペルーはスペイン語圏のため、スペイン語のあいさつや簡単なフレーズを覚えていくと、ホストファミリーをはじめとした現地の人々の交流において役立つことでしょう。
このボランティアプログラムは、自分が持っている考古学、歴史、人類学などへの興味を探求する貴重な機会。現地での国際ボランティア経験は、高校卒業後の進学や将来の就職の際のアピールポイントとなるだけでなく、プロの考古学者に直接質問してその職業や活動への理解を深めるチャンスとなることでしょう。
※週末の旅行先であるマチュピチュ訪問において、プログラム開始日の2ヶ月前までにパスポート情報の提出が必要となります。パスポートのスキャン提出が間に合わない場合は、あらかじめご相談ください。
活動内容
- 遺跡発掘現場でのマッピングの支援
- 古代インカ帝国についてのプレゼンテーションを通した学習
- ペルー遺産の保護とメンテナンス
- 周辺地域での地域奉仕活動
- 外国人高校生ボランティアと繰り出すペルーの冒険
遺跡発掘現場でのマッピングの支援
活動は主に、遺跡発掘現場で行われます。高校生ボランティアたちは現地の考古学チームの一員として学びながら作業にあたり、以下のような活動に貢献していきます:
- マッピング
- 現場の清掃およびメンテナンス
- 新しい遺跡発掘現場の洗い出し
- 出土品の分析・登録
古代インカ帝国についてのプレゼンテーションを通した学習
高校生ボランティアたちは、遺跡発掘現場で作業中以外にもさまざまな形で考古学に関する知識を習得していきます。
プロジェクトアブロードのその道の専門スタッフによるプレゼンテーションでは、ペルーの歴史や文化について一歩踏み込んだ理解を得られるだけでなく、インカ帝国の滅亡の要因とも言われているミイラ信仰など、未だ謎多き古代インカ帝国を知る貴重なきっかけとなるでしょう。
ペルー遺産の保護とメンテナンス
考古学ボランティアたちは、国の遺産として、ペルーの遺跡現場の保護とメンテナンスに携わります。
高校生ボランティアは、ペルーにあるインカ遺跡の中で2番目に重要とされているSacsayhuaman遺跡公園で活動します。
残念ながら、観光客の増加などにより、遺跡の劣化が進んでしまっています。そこで、高校生ボランティアたちは、ペルーの国の歴史的重要文化財を保護し、後世につなぐ支援活動に携わります。
地元に根差した地域奉仕活動
考古学に直結する活動以外に、高校生ボランティアたちは地域奉仕活動に携わります。
例えば、地元の貧困地域に出向き、支援を必要としている現地の学校の修繕作業や塗装を実施。現地の子供たちの教育環境の整備に貢献しながら社会奉仕を学びます。
外国人高校生ボランティアと繰り出すペルーの冒険
ペルー滞在中に現地文化はもちろん、世界中から集まる多国籍な外国人高校生との交流を通して、異文化体験を味割れるのも、この海外ボランティアプログラムの醍醐味。
活動が行われない週末には、プロジェクトアブロードの現地スタッフが高校生ボランティアのみなさんを古代文明の小旅行へご案内。
世界遺産の空中都市マチュピチュはもちろん、インカ帝国を滅亡に陥れたコンキスタドール(スペインのアメリカ大陸征服者たち)との最後の戦いの地オリャンタイタンボを含むさまざまな名所を訪れる予定ですので、お楽しみに。ペルー滞在中に視野と世界観を広げに出かけよう!
※週末のレジャー旅行は、当日の天候によってスケジュールが変更されることもあります。
スケジュール例
活動拠点
クスコ
ユネスコ世界遺産にも登録されている古都。
アンデス山脈にあるウルバンバ渓谷ほど近くに位置します。
国内第2の都市としての機能を果たし、何世紀にもおよぶ文明によって栄えた美しい街並みを誇ります。
活動のねらい
ペルーでの高校生スペシャル考古学ボランティアプログラムのねらいは、南米ペルーのインカ文明の研究を支援すること。
活動の一環として行われる研究は非常に重要です。その国の歴史を解明することは、現在がどのように形成されているかの理解を促し、歴史と文化遺産の保護を助けます。
現地では、ペルー政府との連携により古代インカ&ワリの建築や埋蔵物の発掘と保護が進められていますが、現在も多くの人員支援を必要としています。
あなたも、南米ペルーで自分の考古学や歴史に対する情熱を活かし、考古学ボランティアとして過去を紐解く一員へ。
活動が世界に与える影響
毎年、何千人もの高校生ボランティアが国境を越えて価値ある「違い」を生み出しています。
それは、長期的な目標の達成に向けて多国籍な仲間と共に取り組む国際協力。
高校生ボランティアのグローバルインパクトリポートにまとめられた年間の活動の進歩と功績は、積み重なった高校生ボランティアの努力の結晶。
よろしければ、活動が世界に与える影響もあわせてご覧ください。
滞在先と食事
ペルーで活動中の滞在先は、クスコ周辺に暮らす現地人ホストファミリー宅です。
ホストファミリーとの共同生活は、現地文化を生活レベルで体験する貴重な機会!ぜひ積極的に話しかけ、異文化交流を図りましょう。現地では1日3食分の食事が提供されますので、ぜひ食からもペルー文化をお楽しみください。
高校生スペシャルでは、基本的に1人以上の同性の高校生ボランティアとのルームシェアとなります。仲間と絆を深める機会に活用しよう!
発展途上国の滞在先は、先進国のモダンで便利な生活と比べると質素に感じるかもしれませんが、安全面や清潔面の基準は満たされています。
現地サポート
安全を第一優先とするプロジェクトアブロードは、すべての活動国で24時間体制の現地サポートを提供。
高校生スペシャルでは、プロジェクトアブロードの現地スタッフがプログラムのすべてのスケジュールに付き添うので、未成年の高校生でも安心して参加できる魅力があります。