海外ボランティアに参加する日本人のみなさんの特徴をご存じですか?
実は、日本人ボランティアには日本人ならではの共通点があるんです。
自分の特性を事前に知れば、いろいろと対策ができそうですよね。
そこで今回は、あるあるな日本人ボランティアの特徴10選をご紹介します!
②日本人ボランティアは短期参加が多数派
日本人ボランティアは、短期の海外ボランティア参加者が圧倒的に多いです。
ここでの「短期」とは、基本的に4週間未満を意味します。
参加期間に良し悪しはありませんが、欧米出身の学生のように数ヶ月~1年ほど休みをとり、中・長期でじっくり活動に参加する日本人ボランティアは稀。
日本の高校生・大学生は、ストレートで進学・就職を好むため、長期間休学して海外へ渡航する概念はあまり定着していない様子。
社会人の方はとにかく仕事が忙しく、2週間前後の休暇ですら取得が難しいようです。
あなたは、短期派?それとも長期派?
③日本人ボランティアはアフリカ=危険のイメージがある
日本人ボランティアの多くは、アフリカを一つの国と捉え、「アフリカ=どこも危険」と認識している方が多い印象です。
特に、参加者のご両親世代に非常に多く見られます。
日本人高校生や大学生は、アフリカの活動国をあえて選ぶほどチャレンジ精神旺盛。
一方、保護者の方々は、アフリカはできれば避けてほしいと願うケースがほとんど。
逆にヨーロッパ出身のボランティアは、地理的にアフリカに近く、歴史的なつながりもあったことなどから、いわゆるアフリカへのネガティブなイメージは総じて少ない印象です。
アフリカへの正しい理解が、あなたの正しい選択を促してくれる鍵となりそうです。
⑦日本人ボランティアは自己主張がちょっと苦手
日本人ボランティアは、自分の意思をはっきりと言葉で伝えるのが苦手な印象を受けます。
日本に帰国してから、こんなことがあって辛かった、嫌な思いをしたと相談しても、できることは限られてしまいます。
もしかしたら、相手を傷つけたくない、間違えたら恥ずかしい、変なことを言って引かれたくないなどの思いから、発言をためらってしまうのかもしれません。
でも、それは海外では逆効果。
ずっと黙っていて「何を考えているのか分からない」「とっつきにくい」「つまらない人」と、本当のあなたと違う印象を与えたらもったいないです。
文化も違うなら、なおさら言葉で伝える努力が大切なんですね。
⑨日本人ボランティアは事前に細かい情報を把握したい
日本人ボランティアは、活動国、活動先、活動スケジュール、滞在先、持ち物、お土産など、渡航前にすべてにおいて実に詳細な情報を知っておきたい特徴があります。
過去には、ホームステイ先の間取り図を尋ねられた方も…!
一方、欧米出身のボランティアは、ざっくりの情報で満足。
現地に行ってから、臨機応変に対応するのが得意です。
どちらが良い悪いの話ではありませんが、あまりに事前情報に頼りすぎると、事前情報と現実がほんの少しでも違っただけで、取り乱してしまうことに。
現地でのハプニングは、むしろ当たり前。
入念な準備は、もちろん大切です。
でも、柔軟性も失わないでいた方が、現地での生活が楽しくなりますよ!
⑩日本人ボランティアはお土産文化を大事にする
日本人ボランティアは、現地にお土産を持参しようとする方が過半数です(特にホームステイ先)。
他の人はお土産を持参しているのか、お土産は何を持っていけばよいか、という相談を頻繁に受けます。
体感ですが、お土産を渡している外国人ボランティアを見かけたことがないので、これもある意味日本人ならではの配慮なのかもしれません。
お土産は必須ではありませんが、もし気になる方は海外ボランティアにどんなお土産持って行く?おすすめベスト5をぜひご参考ください。
おわりに
今回は、あるあるな日本人ボランティアの特徴10選をご紹介しました。
あなたにも思い当たる特徴はありましたか?
日本人としての自分の特徴を事前に知ることは、万全な準備につながります。
海外ボランティアや渡航準備について何か分からないことがあれば、まずは質問することから始めましょう。
経験豊富なスタッフが、できるだけ分かりやすくあなたのご質問にお答えします!