海外ボランティア中、きっと誰もが外国人ボランティアと友達になりたいと思いますよね?
そこで今回は、現地で外国人ボランティアと仲良くなる8つのコツをご紹介します。
海外経験が豊富なスタッフや、過去のボランティア体験者から話を聞いてまとめたものです。
これから海外ボランティアに参加することを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください!
コツ①「How are you?」からの雑談を大切にする
外国人ボランティアと仲良くなるための最初のコツは、「How are you?」+αの返しで、ここから生まれる雑談を大切にすることです。
海外では、やたら「How are you?」「How are you doing?」「How's it going?」などと、とりあえず「元気?」と聞かれることが多いです。
回答としては、「I’m fine thank you, and you?」と相手に聞き返して終わるイメージが強いですよね。
この教科書通りの定型文で終わると、実際の会話では若干物足りない印象を受けるかもしれません。
挨拶程度で終わりたい場合はこれくらいでOKですが、そうでない場合は何だか一歩踏み込んだ関係にはつながらないと言うか、、、
そこで、この+αが登場します。
「+α=近況報告」を加えることで、グッと距離が近づきます。
例えば「How are you?」と聞かれたら、「元気元気!今朝さー、こんなことがあってめちゃくちゃハッピー。しかも今日は〇〇の予定だから楽しみなんだよねー。ところでHow about you?」といったように、ちょっとした自分のニュースを交えます。
自分の時事ニュースを加えると、関心を示してくれたり、それに対して質問してくれたりして、会話が格段に弾むようになります。
雑談は、相手との信頼関係を深める上で欠かせないコミュニケーションの一つです。
あなたも、意識的に「How are you?」から始まる雑談を大切にしてみては?
コツ②他の言語を簡単に学んでおく
外国人ボランティアと仲良くなるための2つ目のコツは、他の国の言語をあらかじめ簡単に学んでおくことです。
仲良くなるきっかけを掴むには、一番手っ取り早い方法かもしれません。
挨拶や自己紹介、ちょっとした単語など、相手の国の言葉を知っていたり、覚えようとしたりすると、好感度がグッと上がります。
おすすめは、「私の名前は○○です。日本から来ました」をいろんな言語で言えるようにしておくこと!
実体験からも、ウケが良くおすすめです。
他には、「大丈夫(No Problem)」というフレーズをその国ではどのように言うのか尋ねてみるのもおすすめ。
その他気になる単語があれば、ぜひ聞いてみてください。
コツ③日本についてできる範囲で説明できるようにしておく
外国人ボランティアと仲良くなるための3つ目のコツは、日本の文化や歴史、時事ニュースをできるだけ事前に説明できるように準備しておくことです。
現地では、必ずと言っていいほど日本について聞かれます。
日本といえば、日本食、Jポップ、ファッション、歴史、アニメ、日本車などがよく話題に上がりますが、神社とお寺の違い、日本語の助詞である「が」と「は」はどう使い分けるのか、なぜ食前食後に「いただきます」と「ごちそうさま」と言うのかなど、普段あまり深く考えない習慣について聞かれることも。
その都度調べていくと、客観的に日本の文化や歴史を見つめ直すきっかけになります。
国外に出たからこそ見えてくる日本、あるいは海外の方と一緒に新鮮な目線で日本について学ぶことで、いつもとは違う景色が見えてくるのかもしれませんね。
コツ⑤雑談のネタを用意する
外国人ボランティアと仲良くなるための5つ目のコツは、あらかじめ雑談のネタをいくつか用意しておくことです。
「雑談」というとちょっと漠然としてしまうかもしれませんが、自分の意見を言える準備というイメージです。
出身地や家族、恋人、学校、職業、夢、趣味・関心など、何でも構いません。
もっと具体的に言えば、「自分の出身地の良いところTOP3」「行ったことがある国・感想」「将来の夢」「最近はまっていること」「最近一番面白かったこと」「好きな食べ物」「好きなスポーツ」「海外ボランティア先に〇〇の国を選んだ理由」「〇〇の海外ボランティア活動に参加した理由」「帰国後の予定」などが当てはまるかもしれません。
ぜひ、これらを相手にも聞いてみてください。
ちなみに、自己紹介は鉄板です。
自分の特徴を伝える定型文的な挨拶の定型文を作っておくと、現地で重宝すること間違いなしです。
コツ⑥日本人ボランティア同士で固まらない
外国人ボランティアと仲良くなるための6つ目コツは、日本人ボランティア同士で固まり過ぎないことです。
英語が苦手な場合は、日本人ボランティアと一緒にいる方が安心なのは痛いほど分かります。
もちろん、日本人ボランティア同士で仲良くなり、助け合い、楽しく過ごすことも大切です。
ただ、それだけでは遥々海外までやって来たのに、何だかもったいないと思いませんか?
少しくらい英語が間違っていても、きっと心は通じ合えます。
あとは、トライのみ!
実のところ、英語がそこまで上手に話せなくても、帰国後にどちらかの出身国で会うレベルの友達を作った方もたくさんいます。
現地では、「帰国後も連絡を取り合うくらい仲の良い外国人ボランティアの友達を作るんだ!」という意気込みで、ぜひ積極的にさまざまな国籍のボランティアと交流してみてください。
コツ⑦英語ができないキャラを確立する
外国人ボランティアと仲良くなるための7つ目のコツは、「英語がまだあんまりうまくないから、困った時はよろしくね。頼りにしてるね!」といった具合で、英語ができないから助けてほしいキャラを確立することです。
頼られる方も、案外嬉しいものです。
義務教育で英語の勉強をしてきたとはいえ、「日本出身だから英語は話せなくて当たり前!」と、良い意味で開き直った方が実は楽。
変に分かったフリなどをしないで、最初から英語ができないキャラを築いておけば、ゆっくり話してくれたり、分からないことを親身に教えてくれたりします。
ボランティアの間で、「〇〇ちゃんは英語ができないから、みんなでフォローしようね」という周知になったら、もうこっちのもの。
英語に不安を感じる方は、ぜひ参考にしてみてください。