海外ボランティアには、多かれ少なかれ何かしらの失敗はつきもの。
失敗は、単に成功への成長過程なだけなので、「失敗談」と言ったらちょっと大げさかもしれません。
いずれにせよ、過去の体験者の経験から学べば、より入念な準備ができるはず。
意外にも、活動面より生活面での反省点が多い結果となりました。
早速、海外ボランティア体験者によくある失敗談6選をご紹介します!
失敗談①:英語力不足の痛感
海外ボランティア失敗談として最も多く寄せられるのが、英語の準備をもっとしておけばよかったという後悔の念です。
海外ボランティア参加者の年齢や活動内容などを問わず、毎年間違いなく反省点として挙がります。
プロジェクトアブロードでは、お申込み前の事前相談の際や渡航前準備の際にも、英語のコミュニケーション力は活動内容などを問わず重要と伝えています。
そのせいもあってか、オンライン英会話レッスンの受講や医療英語の事前学習など、自分なりに英語学習に励む方も一定数います。
それでも現地に行くと、「ネイティブスピーカーとのコミュニケーションに苦労しました」といった声が多数。
最終的には、もともと英語に自信がない方は、いかに英語を流暢に話せるかではなく、積極的に英語でコミュニケーションをとろうとする姿勢の大切さに気付くようです。
よかったら、海外ボランティアで求められる英語力や英語に関する以下のお役立ちブログもあわせてご参考ください。
失敗談②:服装選びのミス
海外ボランティア失敗談として次に多く寄せられるのが、持ち物、特に服装に関しの準備不足です。
予想に反して、「活動先や移動中の機内などが寒かった」などとコメントする方が多いんです。
これが顕著になるのが、タンザニアやケニアなどの東アフリカ。
「アフリカは暑い」という固定観念があるかもしれませんが、アフリカの活動国全域でいつも暑いというわけではないんです。
一部の地域が暑かったとしても、移動中の機内や現地のレストランなどの屋内では冷房の効きすぎにより寒いこと、昼間は暑くても朝晩との寒暖の差が大きいことなどがあり得えます。
だから、アフリカの夏に行くとしても、場所によっては長袖長ズボンを持参してよかったケースも。
滞在先となる地域の季節や天候をよくリサーチし、荷造りをするようにしましょう。
あわせて、これでもう悩まない!海外ボランティアの服装選びのポイントの一読をおすすめします。
失敗談③:食事面の苦労
海外ボランティアの失敗談として頻繁に挙がるのが、食事面での苦労です。
食事に関するストレスは、滞在先での現地の食事が口に合わない、いつもと違う食生活でお腹を壊したなど、さまざまです。
味付けはもちろん、食材、調理法、使う水、量、そして食べる時間さえも、日本の普段の食事とは異なることでしょう。
むしろ、海外の食事が自分の口や体にぴったり合う方が難しいのかも?!
そんな場合に備えて、日本からレトルト食品やカップ麺などの食べ慣れている食品を持参すればよかったという声をよく聞きます。
日本食は、海外ボランティア渡航前必読!みんながすすめる持ち物リスト39にも入っているほど。
海外ボランンティア中の滞在先では、レンジや鍋などを利用できることが多いんです。
現地の食事に慣れるまでや、体調を崩した時の緊急避難食として、普段から食べ慣れているものを持参すると安心かもしれませんね。
失敗談④:洗濯に関する柔軟性
海外ボランティア失敗談としてよくある話が、洗濯に関すること。
衛生管理への意識が高く、こまめに洗濯する習慣がある日本人ボランティアのみなさんにとって、異なる洗濯事情は多少なりともストレスになる様子。
手洗いがしんどかった、服が足りなかった、ハンガーや洗濯バサミなどを持参すれば良かったなど、反省点はさまざま。
いずれの場合も、あまり神経質にならず、「日本ではできない新しい経験をしているんだ」くらいの余裕をもてると良いですね。
確かに、滞在先によって洗濯設備や備品が異なるため、どこまで準備していけば良いのか分かりにくい部分があります。
幸い、多くの洗濯グッズは現地で調達可能です。
プロジェクトアブロードの現地スタッフは、洗濯グッズ調達のための最寄りのスーパーの案内など、適宜アドバイスが可能です。
分からいことがあったら、遠慮せずに聞いてみましょう。
海外ボランティア中の洗濯はどうするの?!一問一答も、ぜひあわせてご参考ください。
失敗談⑤:ネット接続のリサーチ不足
海外ボランティアの失敗談としてよくあるのが、インターネット接続にまつわること。
多くボランティアのみなさんは、現地でSIMカードを購入し、ネットに接続しています。
しかし、持参したスマホがSIMロックされていたり、設定の関係で購入したSIMを使ってうまくインターネットに接続できなかったなどという話もちらほら。
海外ボランティア中のネット接続とえば、Wi-Fi対策はこれ!海外ボランティア中の通信手段3オプションが参考になります。
失敗談⑥:予算不足
最後に、よくある海外ボランティアの失敗談は、想像以上に出費がかさみ、持参したお金が足りないというケースです。
フレキシブルな通年プログラム参加者の中には、活動がお休みとなる週末を利用して、個人的に観光旅行に出かける方もいます。
その旅費が予想以上にかかり、行きたかった観光地すべてを回れなかったというもの。
例えば、大自然で有名なアフリカ諸国でサファリツアーに参加しようとしたら、日帰りでも30,000円前後かかることもめずらしくありません。
現地滞在中にレジャー旅行をするなら、事前の費用面のリサーチが大事と言えそうです。
「どのくらいお金を持って行けば良いの?」という方には、海外ボランティア全員に捧ぐ!保存版・知っておくべきお金ガイドの一読を。
おわりに
海外ボランティアにまつわる、あるあるな失敗談6選をご紹介しました。
これであなたは、似たようなミスをすることなく、海外ボランティアに没頭することができるはず!
よかったら、海外ボランティアよくあるトラブル実例 !解決のヒント教えますもあわせてご参考ください。