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直行便で行ける海外ボランティア先ベスト5

スタッフ | 2024年 8月 28日

海外ボランティアの活動国を選ぶにあたって、直行便で行けるか否かは大事な判断要素になります。

そこで今回は、直行便で行ける海外ボランティア先ベスト5をご紹介。

直行便で行ける活動国を選ぶメリット・デメリットや、直行便がおすすめな方についても解説していきます。

5位:フィリピン

直行便で行ける海外ボランティア先第5位は、フィリピンです。

フィリピンは日本から直行便で約4時間半。

海外ボランティアの活動国の中でも最短時間での渡航が可能です。

フライト数が多い上、他の活動国と比較して航空券も安価。

英語が公用語の一つのため、英語が広く話されていることもフィリピンで海外ボランティアが選ばれる理由です。

直行便で行ける活動国としてフィリピンがおすすめな理由をまとめました:

  • 飛行時間が活動国の中で最短
  • 日本との時差が-1時間と活動国の中で最小
  • フライト数が多い
  • 航空券代が比較的安い
  • 英語圏である
  • 活動拠点のセブ島は日本人旅行者が多い島のため、渡航に関する情報量が多い
  • 人気の日本語教育の活動に携われる
  • 亜熱帯医療が学べる国としては日本から最も近い活動国で、医療プログラムへの参加者が多い
  • フィリピンで英語留学もできる
  • セブ島は日本人渡航者が多いものの、北部にある田舎町が活動拠点のため、セブシティと比べて日本人が少ない
  • 家族の絆を大切にするフィリピンの家庭でのホームステイを体験できる
フィリピンの郷土料理

4位:スリランカ

直行便で行ける海外ボランティア先第4位は、スリランカです。

スリランカは、約9時間半の直行便で行ける人気の海外ボランティア先です。

時差が日本から-3時間半と、スリランカで海外ボランティアなら比較的過ごしやすいのも特徴。

「インド洋の真珠」と呼ばれる島国スリランカでは、活動・滞在を含め全体的に日本人ボランティアの満足度が高い活動国の一つです。

直行便で行ける活動国として、スリランカがおすすめな理由をまとめました:

  • 日本との時差が-3時間半と比較的過ごしやすい
  • 日本語教育プログラムを通して、日本での就労を目指す学生の日本語運用能力の向上に貢献できる
  • ウミガメ保護プログラムが立ち上がり、注目度が増している
  • 美しいビーチに、シギリヤやキャンディをはじめとした世界遺産など、観光も満喫できる
  • 仏教国のため、日本人ボランティアも過ごしやすい
  • スリランカカレーなど、日本人の口に合う食事が人気
  • 親日家が多い
スリランカのフルーツベンダー

3位:モンゴル

直行便で行ける海外ボランティア先第3位は、モンゴルです。

モンゴルは、約5時間半の直行便で行けるアジア圏の海外ボランティア先です。

日本からの時差が-1時間と、忙しい社会人の方にとって体力的に負担が少ないのも魅力です。

首都ウランバートルでの活動となるため、都市部での活動を希望する人におすすめの活動国です。

モンゴルでの海外ボランティアの一番の魅力は、遊牧民生活体験や日本語教育、日本語ジャーナリズムなど、モンゴルでしか行われていないプログラムが多いこと。

直行便で行ける活動国として、モンゴルがおすすめな理由をまとめました:

  • 日本からの飛行時間が約5時間半とアクセスが良い
  • 週あたりの直行便の本数も多い
  • 日本との時差が-1時間と活動国の中で最小
  • モンゴルならではの遊牧民生活体験プログラムに参加できる
  • 唯一のジャーナリズムプログラムに参加できる(日本語・英語可)
  • 日本語教育プログラムに携われる
  • 近年ドラマのロケ地になったこともあり、注目度が上がっている
  • 首都が活動拠点のため、都市部の活動ができる
  • 虫も少なく、ストレスは少なめ
  • 日本人と似た雰囲気の人々で、町を歩いたりする際のストレスも少なめ
モンゴルの遊牧民が暮らすゲル

2位:フィジー

直行便で行ける海外ボランティア先第2位は、フィジーです。

フィジーは、9時間弱の直行便で行ける南太平洋の海外ボランティア先です。

日本との時差は+3時間と、比較的過ごしやすい活動国。

何よりも、地理的な条件から他の各活動国と文化的に大きく異なり、南太平洋の島国ならではの緩やかな環境下で活動できるのがフィジーで海外ボランティアの一番の魅力と言えるでしょう。

また、サメ保護や村落生活体験など、フィジーならではの活動も人気の理由です。

フィジーは、一見「貧しい」という印象をあまり受けないかもしれませんが、大きな貧しさを感じさせない分、初めて海外でボランティア活動に参加する方にとって、とっつきやすい活動国とも言えます。

また、英語留学先としても人気であるほど、 国全体で英語が通じやすいのも人気の理由です。

直行便で行ける活動国として、フィジーがおすすめな理由をまとめました:

  • 日本との時差が+3時間で比較的過ごしやすい
  • 貴重なサメ保護プログラムに携われる
  • ここでしか味わえない村落生活体験プログラムに参加できる
  • 常夏でのんびりとした空気感を味わえる
  • 田舎が拠点のため、地元に根差した活動・生活体験ができる
  • フィジー特有のポリネシア文化を体験できる
  • 海外ボランティアを超えた「人生における幸せ」について考えさせられる
  • 英語留学で訪れる人が多く、英語の上達も期待できる
フィジーの美しい海

1位:ネパール

直行便で行ける海外ボランティア先第1位は、ネパールです。

ネパールは、カンボジアで海外ボランティアと1位・2位を争う人気の活動国です。

ネパールへの直行便での飛行時間は、約8時間半。

日本との時差は-3時間15分です。

ネパールで海外ボランティアの最大の魅力は、チャイルドケア、教育をはじめ医療、環境保護、建築など、さまざまな分野で活動が行われているため、選択肢が多いことです。

そのため、日本人を含め毎年人気の活動国であるため、多国籍なボランティアと出会う宝庫。

加えて、全活動国の中で最安の参加費用で参加できる魅力があります。

「アジアの最貧国」と呼ばれるネパールは、特にインフラの脆弱性や産業の発展の遅れなどにより、現地に行くと貧困を目の当たりにすることになります。

いわゆる「発展途上国」という雰囲気を肌で感じられるのも、ネパールならではかもしれません。

直行便で行ける活動国として、ネパールがおすすめな理由をまとめました:

  • 航空券代が比較的安い
  • 日本との時差が-3時間15分と比較的過ごしやすい
  • 現地到着時にビザ申請ができ、準備にそれほど時間を要さない
  • 参加費用が活動国の中で最安
  • 最短1週間から参加できるプログラムが多い
  • 需要が高い日本語教育プログラムに貢献できる
  • プログラムが多彩で、日本国内外の参加者が多い
  • カトマンズの街の喧騒の中での活動・生活は、貧富の差やカーストの差を目の当たりにし、「途上国にやって来た」という実感を得られる
  • チトワン国立公園やポカラ、首都カトマンズなど観光地が多い
  • 親日家が多い
  • ネパール料理は日本人にも好評
ネパールのカトマンズにあるお寺

直行便で海外ボランティアに参加するメリット

直行便で海外ボランティアに参加する主なメリットは、以下の通りです:

  • 乗り継ぎという心理的な不安がない
  • 乗り継ぎがない分、渡航時間を抑えられる
  • トランジットビザを用意する手間がない

とはいえ、これまで乗り継ぎ便や経由便を利用した方で、目的地に辿り着けなかった方、もしくは日本へ帰国できなかった方は一人もいません。

乗り継ぎのやり方も解説していますので、よろしければあわせてご参考ください。

直行便で海外ボランティアに参加するデメリット

直行便で海外ボランティアに参加する主なデメリットは、以下の通りです:

  • 乗り継ぎ便より航空券代が高くなる
  • 就航空港が成田空港に限られていることがある
  • 毎日の就航ではなく、週に数日程度の就航に限られていることがある

直行便を選ぶ一番のデメリットは、乗り継ぎ便より航空券代が高くなることでしょう。

直行便は、多くの方にとってそれだけの費用を払っても得たい価値がありますが、少なからず制約もあることを覚えておきましょう。

直行便で行ける海外ボランティアがおすすめな人

海外ボランティアに参加するにあたって、直行便がおすすめな人は以下の通りです:

  1. 短期で参加する人
  2. 予算が限られている人
  3. 海外渡航が初めての人
  4. 英語が得意でない人
  5. 高校生

1. 短期で参加する人

短期で参加する人に直行便で行ける海外ボランティアがおすすめな理由は、いろんな意味で時間短縮につながるからです。

短期1週間からの海外ボランティアに参加する方のほとんどが、忙しいスケジュールの合間を縫って参加しています。

直行便で行ける活動国は、物理的に日本から近い、乗り継ぎの時間が必要ないことから、渡航時間を短縮できます。

また、トランジットビザの手配が必要ないことから、渡航準備にかかる時間も抑えられることになります。

2. 海外渡航が初めての人

海外渡航が初めての人に直行便で行ける海外ボランティアがおすすめな理由は、海外渡航に関する精神的なストレスの軽減を期待できるからです。

海外渡航が初めての場合は、不安を感じることも多いことでしょう。

直行便で行ける=日本から比較的近い・乗り継ぎの不安がないことは、ストレスの軽減につながります。

海外ボランティアに初挑戦する方は、初心者におすすめの海外ボランティア渡航先ベスト3もぜひご参考ください。

3. 予算が限られている人

予算が限られている人に直行便で行ける海外ボランティアがおすすめな理由は、直行便で行ける活動国は物理的に日本から近いことから、遠方の活動国より航空券代を抑えられるからです。

もちろん、近隣諸国でも乗り継ぎ便で行った方が安く済みますが、直行便で行ける国は日本から近いため、アフリカで海外ボランティア中南米&カリブ海で海外ボランティアよりも遥かに安く済むのは言うまでもありません。

また、観光地としても人気の近隣諸国には直行便が多く就航していることから、より便利というメリットもあります。

4. 英語が得意でない人

英語が得意でない人に直行便で行ける海外ボランティアがおすすめな理由は、乗り継ぎに生じる不安が一切ないからです。

乗り継ぎがあると、乗り継ぎ先の空港内の移動やセキュリティの通過など、通らざるを得ない関門があります。

英語ができないと、これらが大きいな不安要素となり得えます。

一方、直行便で行ける海外ボランティア先なら、日本で一度搭乗すればそのまま目的地に着けるため、安心感が高いです。

英語が苦手な方には、以下のブログがおすすめです:

5. 高校生

高校生に直行便で行ける海外ボランティアがおすすめな理由は、単独での海外への渡航が初めて・または慣れていない、英語が堪能でないことが多いからです。

高校生の海外ボランティアに参加するのは、15歳~18歳の高校生。

未成年の我が子を海外に単独で送り出す保護者の立場からしても、日本から比較的近い直行便圏内の方が安心であることは間違いないでしょう。

海外への渡航に不安を感じる高校生には、プロジェクトアブロードが長年信頼を置く日本の提携旅行代理店による航空券の手配をおすすめしています。

上記代理店に航空券の手配をお任せすれば、最適なルートや時間帯、そして信頼性の高い航空会社での渡航が可能になります。

おわりに

直行便で行ける海外ボランティア先ベスト5をご紹介しました。

直行便で参加できる活動国は、たくさんの魅力があります。

今回ご紹介したメリット・デメリットや、直行便がおすすめな方を参考に、ぜひあなたに一番合った活動国を見つけてくださいね。

活動国選びに迷ったら、プロジェクトアブロードの経験豊富なスタッフまでお気軽にご相談ください。

よろしければ、海外ボランティアはどこの国がいい?選び方10選もぜひご参考ください。

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