最近、「どんな短期 海外インターンシップがおすすめですか?」という質問をよくいただきます。
近い将来の効果的なキャリアアップを検討している方が多いようです。
そこで今回は、短期のお休みしかとれない忙しい日本人大学生や社会人のみなさんのために、海外インターンシップ 短期おすすめ5選をご紹介していきます!
海外インターンシップ 短期おすすめ①:カンボジアで公衆衛生
海外インターンシップ 短期おすすめの1つ目は、カンボジアで公衆衛生の海外インターンシップです。
- カンボジアの理由:途上国でよく見られる都市部と郊外の経済的落差をリアルに学べるから
- 公衆衛生の理由:医療の分野で、直接人と関わるフィールド経験を得られるから
- 参加期間:短期1週間~
活動拠点であるプノンペン郊外のスラム街に暮らすのは、開発目的で強制的に立ち退きを迫られた経済的弱者たち。
水道や電気は一応利用できますが、多くの住民が雨ざらしの造りの家に住み、衛生的とは思えないような水道水を利用している状態です。
ここに暮らす地域住民は、私たち日本人が当たり前と思うような基礎医療を受けられるだけの経済力がなく、擦り傷などを負って無処置のままの子供も多く見らます。
カンボジアでの公衆衛生の短期海外インターンシップは、そんなカンボジアの貧困地域に自ら出向いて基礎的な医療サービスを提供する使命を背負っています。
プロジェクトアブロードの現地スタッフが手配する車(トゥクトゥク)によって、公衆衛生の短期海外インターンシップ参加者がまとまって移動するため、個人での移動に抵抗がある方にもおすすめできる短期海外インターンシップです。
移動時間も含めて他の参加者と共に行動するので、仲間とのより関係を深められる意味でもおすすめです。
海外インターンシップ 短期おすすめ②:南アフリカ共和国で国際開発
海外インターンシップ 短期おすすめの2つ目は、南アフリカ共和国で国際開発の海外インターンシップです。
- 南アフリカ共和国の理由:他の発展途上国にはないこの国が抱える貧困問題の背景と、スラム街の実態を深く学べるから
- 国際開発の理由:自分の想いを形にする力試しができるから
- 参加期間:短期1週間~
南アフリカ共和国での国際開発の短期海外インターンシップの活動拠点はスラム街にある現地NGOです。
スラム街といっても、比較的頑丈な造りの家に住み、車を所有している方もいれば、トタンでできた畳数畳分の「Shack」に家族数人で住み、周辺住民と水道やトイレを共有しながら暮らしている方々もたくさんいます。
アパルトヘイト撤廃後も、国のミスマネジメントによって貧困と富が隣り合わせに共存する南アフリカ共和国では、複雑な貧困問題が未だに解決されていません。
そんな南アフリカ共和国での国際開発の短期海外インターンシップでは、インターン一人ひとりが、そこで何をしたいのか/できるのか自ら思い描き、かつ行動に移す必要があります。
良くも悪くも、結構な放置プレー的な側面も。
逆に言えば、これほどまでにインターンが主導権をもっていろいろ試せる場所はなかなかないので、目の前に広がる貧困という問題に対して、周囲を巻き込みながら取り組み、形にしていくチャンスなのです。
海外インターンシップ 短期おすすめ③&④:タンザニア/カンボジアでマイクロファイナンス
海外インターンシップ 短期 おすすめの3つ目は、タンザニアまたはカンボジアでマイクロファイナンスの海外インターンシップです。
- タンザニア/カンボジアの理由:東アフリカおよび東南アジアのそれぞれ異なるニーズや経済的背景を学べるから
- マイクロファイナンスの理由:発展途上国に暮らす一個人の貧困脱却のはじまりを、目の前で支えるやりがいがあるから
- 参加期間:短期1週間~
融資を通したローカルビジネスの開発支援に取り組むマイクロファイナンスは、金融業にお勤めの方や、経営、国際開発、その他関連した分野で将来活躍したい方におすすめの短期海外インターンシップです。
この短期海外インターンシップでは、貧困脱却を目指す地域住民を対象に、経済の基本となるお金の流れを教え、融資を元手にどのようなビジネスを組み立てていけばよいのかを実践的に支援していきます。
活動を通して、融資対象者の家を実際に訪問し、暮らしぶりや仕事について聞けるのは貴重な体験!
例えば、カンボジアなら、プノンペンの活動場所近くに大きな川が流れており、川からとれる魚や食用のカエルなどを販売して現金収入を得る、ということが一般的。
タンザニアの場合、融資対象の多くは女性となりますが、日本では一般的に男性の収入が家計の多くを占めるということもいまだに多く、なぜ男性ではなく女性への融資を手厚くするのかなど、その地域に暮らす人々がどういった商売を生計の糧としているか学ぶことができます。
海外インターンシップ 短期おすすめ⑤:ネパールで医療
海外インターンシップ 短期おすすめの5つ目は、ネパールで医療の海外インターンシップです。
- ネパールの理由:日本からのアクセスが良く、かつアジアの最貧国の医療事情を自分の目で見て学べるから
- 医療の理由:発展途上国の中でも、小中規模の医療機関/最低限の医療設備の中での医療現場を垣間見れるから
- 参加期間:短期1週間~
多くの開発途上国では、経済的に豊かな一部の国民や外国人しか受診できないようないわゆる「整った」医療施設も存在します。
しかし、プロジェクトアブロードの活動拠点にあるネパールの医療施設は、比較的質素な設備で、かつ医療機関としての規模も大きくないことがほとんどです。
日本とは異なるそういった現場で活動できるのも、この短期海外インターンシップの特長の一つ。
プロジェクトアブロードの医療や公衆衛生の短期海外インターンシップに参加し、その経験をもとに青年海外協力隊や国境なき医師団といった国際支援活動に参加した方々もいらっしゃいます。
週間単位の短期で、途上国におけるリアルな医療現場を体験し、そこからステップアップしたい方におすすめの短期海外インターンシップです。
おわりに
今回は、短期の海外インターンシップおすすめ5選をご紹介しました!
海外インターンシップ 短期参加を考えている方は、ぜひ参考にしてみてくてくださいね。
プロジェクトアブロードでは、短期1週間から参加できる海外ボランティアもたくさんご紹介しています。