「海外ボランティア中、ボランティアのみなさんはどのように休日を過ごしているんですか?」
最近そんな質問をもらいました。
確かに、平日はボランティア活動で忙しくても、週末はすべて自分次第。
できれば、現地でしかできないことや平日にはできないことをして、充実した休日を過ごしたいものですよね。
そこで今回は、海外ボランティア中の気になる休日の過ごし方9選をご紹介します!
この9つのアイデアを知っていれば、休日に暇を持て余したり、何となく過ごしてしまった…!なんてことを避けるお手伝いになればと思います。
それでは、さっそく見ていきましょう!
その① ホストファミリーと過ごす
やっぱりこれですね!
海外に来たからには、その土地に実際に暮らす人々とたくさん話す、一緒に出かけるなどして、交流を深めるのが醍醐味。
その一番身近な存在が、あなたを家族の一員として迎え入れてくれるホストファミリー。
休日の空いた時間を見つけては、食料品の買い出しに付き合ったり、親戚の家や教会に行くのに一緒に連いて行ったり、行きたい場所をリクエストして案内してもらってみてはいかがでしょうか。
同時に、ぜひ日本についても紹介して、異文化交流を深めましょう。
カレーやお好み焼きなどの定番の日本食を振る舞う、日本の文化や習慣、音楽などを紹介すると、喜ばれるかも。
過去には、得意のハーモニカを披露して交流を深めたボランティアもいます。
ぜひ、あなたらしい工夫を凝らしてみてください。
その② ボランティア仲間と過ごす
プロジェクトアブロードの参加者は、世界中から集まります。
多国籍な仲間とのちょっとした世間話、真剣な議論、相談、散歩、ゲーム、スポーツ、買い物、観光、夜にはバーに繰り出す(未成年の飲酒はご遠慮ください)などして共に過ごす休日は、どれもあなたの価値観や世界観を刺激する要素。
だから、ぜひ積極的に話しかけて友情を深めてください。
目指すは、帰国後にお互いの国を訪問し合うほどの仲!
外国人ボランティアとおしゃべりするだけで、あなたの英語力も鍛えられます。
その③ 観光する
週末という2連休は、普段なかなかできない遠出の観光を楽しむチャンス!
博物館、寺院、城、遺跡、世界遺産、国立公園、サファリなど、観光名所は実にさまざま。
タンザニアのマサイ族やチャガ族、モンゴルの遊牧民など、人里離れた場所で伝統的な生活を貫く部族や民族を訪問するのもよいでしょう。
おすすめは、みんなが知っている世界遺産やガイドブックで良く紹介される人気の観光地で終わらず、知る人ぞ知る穴場に出かけること。
例えば、南アフリカ共和国だったら、ロープウェイで新・世界自然七不思議テーブルマウンテンの頂上を目指すのではなく、お隣ライオンズヘッド(669m)に自分の足で登って、テーブルマウンテンと都市のパノラマの絶景を眺めてみてはいかがでしょうか。
スリランカなら、世界遺産シギリヤロック、、、はもちろん見逃せないのですが、ここはあえてシギリヤロックとその自然一帯の絶景を見渡せる穴場ピドゥランガラロックへ。けっこうな山道、むしろ岩道なので、悪しからず。スリランカが誇るすばらしい景色と登山の達成感が待っていると思えば、山頂への足取りも軽くなるはず。
観光の珍スポットを知りたい、アドバイスがほしい方は、ぜひプロジェクトアブロードの現地オフィススタッフにご相談ください!
現地人ならではの知恵をフル活用しましょう。
その⑥ 地元のイベント・フェスティバル
現地滞在中、地元のイベントやフェスティバルがタイミングよく開催されてたら、仲間のボランティアを誘って、ぜひ足を運んでみてください。
例えば、ペルーの世界遺産の都市クスコで毎年行われる太陽の祭り「インティ・ラミ」、フィジーのヒンドゥー教の新年を祝福する光のフェスティバル「ディワリ」など、どれもその土地に深い意味を持つものばかり。
運動が得意なら、地元のマラソン大会やウォーキングなどのスポーツ系のイベントに参加する、地元チームの試合観戦に出かけるなどもよいでしょう。
ラグビー強国南アフリカ共和国なら、時期が合えばナショナルチームやケープタウンの地元チーム・ストーマーズの試合を観戦できるかも!
クリスマスやラマダンなど、宗教に関するイベントもたくさんあります。
その⑦ 散歩
意外と見落とされがちなのが、散歩。
散歩をテーマにした人気テレビ番組があるくらいなので、散歩にはさまざまな魅力があることを納得いただけることでしょう。
お金をかけなくても楽しめる気軽さも、散歩のよいところではないでしょうか。
普段バスで通っているいつもの道を、あえて歩いてみる。
普段通っている近道ではなく、あえて遠回りしてみる。
何気ない街並みや道行く人を観察してみる。
目的地を決めて歩くのも良し。
ブラっと気ままに歩くのも良し。
徒歩で見る景色は、バスや電車から見る世界とはまた一味違います。
散歩をしながらあなたが気づいたこと、感じたことをかみしめてみてください。
もしかしたら、意外な小道やお気に入りの場所の発見、ひょんな出会いもあるかもしれません!
あなたが見つけた小さな発見を、ぜひボランティア仲間やホストファミリーに話してみましょう。
ウォーキングという適度な運動は、健康にもよいと言われています。
新鮮な空気を吸うと、自然と元気も出てくるものです。
休日には、ぶらり散歩に出かけてみてはいかがでしょうか。
その⑧ 現地グルメを食す
現地の「食」を思い切り堪能するのも、海外に行く醍醐味!
散歩のついでと言ってはなんですが、散歩がてらに地元のマーケット、道端の露店、近所のカフェ、レストランなどをのぞいてみてはいかがでしょうか。
カンボジアではタランチュラ、ペルーではモルモットの丸焼きなど、ゲテモノ珍味!?に出くわすかもしれません。
これらを実際に食したボランティアのみなさんからは、「普通においしかった」という声も。
日本で言えば、納豆、くさや、活き造り、馬刺し、生卵など、西欧ではよく驚かれる食べ物と同じ感覚でしょうか。
地元のマーケットでの食べ歩きでは、値段交渉の機会もあるかもしれません!
これも、現地ならではの経験。
その⑨ 読書・課題・英語学習に励む
たまには、のんびり読書もよいかもしれません。
読書にも、一工夫。
いつも通り滞在先の自分の部屋ではなく、近くの公園の芝生の上や、町の図書館、そして近所に大学があればその大学の図書館などに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
そうすれば、いつもの読書もちょっぴり新鮮に感じられるかもしれません。
ボランティアの中には、週末のまとまった自由時間に、日本から持って来た宿題、ボランティア活動で取り組んでいる課題、英語の予習・復習に取り組む方もいます。
あとは、休日だけに関わらず、日々の自由時間を利用して日記を書いてみることをおすすめします。書くという作業は、気持ちの整理がついたり、忘れたくない経験やその瞬間の想いを綴る有効な手段。
よかったら、ぜひトライしてみてください。
おわりに
このブログでは、海外ボランティア中の気になる休日の過ごし方9選をご紹介しました。
これらを参考に、ぜひ休日にたくさんの経験をして、大きく成長して帰国してください。
もっと詳しく知りたい!という方には、ボランティア体験談がおすすめです。
あなたの関心がある活動国で活動したボランティアの体験談から、より個人目線の休日の過ごし方をご参考いただけます。