危険行為

絶対ダメ!海外ボランティア中にNGな行動8選

スタッフ | 2024年 1月 26日

海外ボランティアをするなら、誰もが安全で充実した現地生活を送りたいと思いますよね。

そこで今回は、海外ボランティア中にNGな行動8選をご紹介します。

これらの行動に気をつけて、ぜひ最高の海外ボランティア経験を得てください。

ボランティアとして海外に滞在中、やってはいけないことは何だと思いますか?

そこで今回は、海外ボランティア中にNGな行動8選をご紹介します!

ぜひこれらを守って、安全で充実した現地生活を送ることにお役立てください。

①受け身でいる

海外ボランティア中のNGな行動の1つ目は、受け身でいることです。

現地に行けばすべて必要なものが揃っており、現地スタッフが手取り足取り活動のサポートをしてくれる、、、ということは基本的にありません。

海外ボランティアの活動内容を問わず、主体的に行動することは極めて重要です。

指示待ちの受け身でいると、どうしてもモチベーションが上がらない、達成感が少ない、活動への理解があまり深まらない、現地で挑戦したかったこともできずに終わってしまう、ということになりかねません。

もちろん、活動参加にあたって必要なサポートは提供されます。

しかし、充実感を高めるには、自分からいかに積極的に活動に関われるかが勝負。

分からないことや疑問に思う点をそのままにしておかない姿勢が求められます。

②ルールを守らない

海外ボランティア中のNGな行動の2つ目は、決められたルールを守らないことです。

海外ボランティアの活動国の法律を破る、ボランティアとしてのルールを守らないという行為は、すべて禁物。

法律に触れることはもっての外ですが、未成年のボランティアによる喫煙*や飲酒もご法度。

高校生スペシャルに参加して、夜中に勝手に滞在先を抜け出すのも、規則違反に当たる行為です。

*出身国によっては、未成年でも喫煙が認められている場合もあるため、中には喫煙者の外国人高校生ボランティアもいます。

③その国の風習を無視する

海外ボランティア中のNGな行動の3つ目は、その国の習慣や風習に反するようなタブーとされている行為を行うことです。

国や地域によっては、肌を露出しすぎない、他人の頭に手を置かない、左手で握手しないなど、さまざまな作法やルールがあります。

事前の情報収集で分かることもあれば、現地に行って初めて分かることもあるかと思います。

最初は、戸惑ったり、間違えたりすることもあるかもしれません。

どんな時も「郷に入れば郷に従え」の精神で、現地の人々へのリスペクトを忘れず過ごすことを心がけましょう。

あわせて、海外ボランティアで体験!発展途上国あるある7選もぜひご参考ください。

カンボジアのアンコールワットの日の出を楽しむボランティアたち

④先進国のやり方を押し付ける

海外ボランティア中のNGな行動の4つ目は、先進国出身の自分のやり方がすべて正しいという価値観を押し付けることです。

現地の人々には、彼らならではのスピード、考え方、捉え方、やり易い方法などがあります。

先進国出身の価値観で、効率などをあまりにも優先しすぎると、現地の人々が困ってしまうことも。

決して「自分たちの国のやり方・考え方が正しく、効率がいい」というような発想には囚われず、生産性と現地文化のバランスをうまくとりながら取り組む姿勢が大切です。

⑤日本と比較して批判する

海外ボランティア中のNGな行動の5つ目は、日本と活動国を比較し、批判することです。

「日本では〇〇があるけど、ここには〇〇がないからできない」
「日本では〇〇なのに、なぜここでは上手く進められないの?」

このようなどうにもできない批判は、現地の人々が嫌な思いをするだけでなく、自分自身の自己肯定感が下がる要因にもなります。

現地では現地の流儀で進めなければならないこともありますし、限られた資源や時間、マンパワーの中でやりくりしなくてはならないことも多々あります。

日本との違いで大きなストレスを感じる場合は、現地スタッフや滞在先のホストファミリーに相談してみてはいかがでしょうか。

現地の人々のとの信頼関係の構築について、何か良いヒントを得られるかもしれません。

⑥長期的視点が欠けている

海外ボランティア中のNGな行動の6つ目は、長期的な視点が欠け、その場しのぎの考えに陥ってしまうことです。

チャイルドケアの海外ボランティア教育の海外ボランティアの活動は、みなさんが帰国した後も続いていきます。

現地の人々の生活も続いていきます。

挨拶程度の軽い気持ちで発した「また帰ってくるからね」という言葉は、果たして現地の子供たちに本当に良い影響を与えられるでしょうか。

持ってきた文房具などを「これ置いていくから、適当に使って」と放置して帰国した結果、活動先のスタッフが持て余してしまうことも起こり得ます。

国際支援に依存させてしまう、守れない約束をして希望をもたせてしまうなど、長期的に考えたら相反する言動をしてはいませんか。

特に幼い子供たちにとって、その時々に交流をもつボランティアの存在は想像以上に大きいものです。

それをきちんと認識の上、限りある時間に最大限のサポートを行い、将来参加するボランティアにバトンを渡してほしいと思います。

カンボジアの子供たち

⑦安全対策を怠る

海外ボランティア中のNGな行動の7つ目は、現地で安全対策が不十分なことです。

プロジェクトアブロードの海外ボランティア活動は、安全に活動・滞在できると判断された地域でのみ行われていますが、場所によっては注意が必要なエリアもあります。

過去には、事前に情報収集せずに行動し、スラム街に迷い込んで不安な思いをしたという方もいました。

週末などの時間の使い方は自由ですが、「いつ・どのような交通機関で・誰と・どこに行くのか」は、なるべく現地スタッフやホストファミリーと共有することをおすすめします。

世間話程度でも伝えると、「そこに行くなら、こうした方が良いよ」「そこでは、これに気をつけてね」というような現地ならではのアドバイスがもらえるかもしれません。

また、事前に現地スタッフに移動手段・移動時間・ルートなどを相談した上で、夜間に一人で歩かないなど、基本的な安全対策をしっかり行うことが大切です。

関連ブログの誰でもできる!海外ボランティア中の9つの安全対策もぜひご参考ください。

⑧貴重品の管理を怠る

海外ボランティア中のNGな行動の8つ目は、貴重品の管理が甘いことです。

海外滞在中は、金銭と同じくらいなくしたくないのがパスポート。

海外ボランティア中にパスポートをなくすと、日本への帰国も非常に煩雑な作業が必要になります。

過去には、中南米&カリブ海でボランティアに参加するために渡航中、乗り継ぎ先のアメリカで短期滞在した際にパスポートを紛失し、泣く泣く活動への参加を取りやめた方もいました。

乗り継ぎ先でパスポートをなくすと、活動国への到着に遅延がでる/そもそも参加できなくなる可能性が高いです。

パスポートをはじめとした貴重品の管理は、くれぐれも細心の注意を払いましょう。

乗り継ぎがある方は、海外ボランティアの乗り継ぎはどうやるの?一問一答をぜひご参考ください。

おわりに

今回は、海外ボランティア中にNGな一選をご紹介しました。

どれも基本的なことに感じる一方、実は意外とできていないことも多いかもしれません。

ぜひこれらのNG行動を知って、最高の海外ボランティア経験を得てくださいね。

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